パプリカの育て方 〜苗の植え付け編〜
LOVEGREEN編集部
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赤や黄色、オレンジとカラフルなパプリカは、料理の彩りがとても華やかになりますね。
肉厚で美味しいパプリカは、買うだけではありません。みなさんにも育てられるんです!お洒落な野菜「パプリカ」をベランダで育ててみませんか?
今回はパプリカの「植え付け方」をご紹介します。上手に植え付けてパプリカを元気に育てましょう♪
目次
パプリカの苗の選び方
パプリカの植えつけは、関東地方では5月の連休前後が最適です。
カラフルな色合いが食卓を明るくさせるパプリカの収穫は、完熟果だけではなく未熟果も美味しく食べられるのが魅力です。
品種によって違いはありますが、例えば最終的に完熟果が赤くなるパプリカは、赤くなるまでに「グリーン→オレンジ→赤」と色付きが完熟の段階で異なります。そのため、好みの色のパプリカを収穫することができるんです。
また、大きなパプリカは小さいパプリカに比べて完熟するまでに時間がかかります。
育てるパプリカの種類を選ぶ時は、色味だけでなく、大きさや収穫までの日数を確認すると良いでしょう。
葉の緑が濃く、厚みがある。
ピーマンの仲間のパプリカの苗。ピーマンに本当によく似ていますね。
節間がしまっている。
節と節の間が狭く、しっかりしています。
蕾か花が付いている。
パプリカやピーマンは、この一番果の下のわき芽を2本残しますので、仕立てる目安としてください。
病害虫が付いていない。
暖かくなってきたのでアブラムシが増えています。どんなに元気そうな苗でも、葉の裏や新芽に1匹や2匹いてもおかしくありません。見つけ次第早急に対処しましょう。
苗の先端に勢いがある。
勢いのある新芽の見分け方、なんとなく分かってきましたか?このパプリカの苗も元気よく上を向いてますね。
苗の植え付けの手順
さて、いよいよ苗の植え付けです!
関東地方の植え付けはゴールデンウィーク前後が適期です。ぜひ連休を利用して、パプリカの苗を植え付けていきましょう。
1 苗に十分な水分を与える。
バケツに水を用意して苗にしっかり水を吸収させましょう。
2 プランターに苗と同じくらいの穴を開け、苗を軽く手で押さえ根鉢を崩さないように植え付けます。
パプリカの白くて新しい根が見えますね。
3 苗の周りを少し凹まして、苗にしっかり水が浸透するように植え付けてあげましょう。
今回はsana gardenで先に植えておいたベビーリーフの真ん中に植え付けています。
4 小さめの支柱を立てて、麻ひもで誘引します(苗が小さいうちは箸でもOK!)。
強風でパプリカの茎が折れたりしないように苗から少し離れたところに支柱を立て、麻ひもで固定します。麻ひもはパプリカの苗を痛めないように、ゆるめに八の字にして支柱側で結びましょう。
5 最後はお水をしっかりあげます。
植えたばかりの苗は、土に活着するまでに少し時間がかかります。その際、根が乾燥してしまわないためにも、植え付けから1週間位は、しっかりと水を与えます。
6 まだ苗が小さいので、寒冷紗に入るうちは出来るだけ中に入れて育てましょう。
植え付けたばかりの時期は、夜はまだ肌寒いですね。
弱っているパプリカの苗の対処方法
葉の緑が薄く、厚みがない。
原因
日ざしが足りなかったかもしれません。
対策
しっかり苗に日を当てましょう。
節がしまっていなくて、茎が細く、ヒョロヒョロと間延びしている。
原因
日ざしが足りなかったかもしれません。
対策
しっかり苗に日を当てましょう。
病害虫が付いている。
原因
風通しの悪いところ、密植状態で育てられた、もともと弱い苗だったことが考えられます。
対策
早速捕殺しましょう。まだ、初期の段階なので集中して取り除けば間に合います。
苗の先端に勢いがない。
原因
水が足りない状態だったのかもしれません。
対策
水をしっかり吸わせてあげましょう。これでもち直さない場合は、苗自体が弱っていると考えられます。
完熟したパプリカはとっても甘くて美味しいですよ!
未熟果のパプリカもとってもおいしいので完熟するまで待ちきれず未熟果ばかり収穫、なんてことも多々あります♪
みなさんもカラフルで色鮮やかなパプリカをぜひ育ててみてくださいね。
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