ローズマリーの花言葉|花や葉の特徴、使い方、種類
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ローズマリーの花言葉、花や葉の特徴、使い方、種類をご紹介!ローズマリーは、爽やかな香りがする地中海沿岸原産の常緑低木のハーブ。
目次
ローズマリーの花言葉
ローズマリーの花言葉は「思い出」「追憶」「あなたは私を蘇らせる」「記憶」「忠誠」「静かな力強さ」「誠実」「変わらぬ愛」「私を忘れないで」「貞節」「献身」
ローズマリーの特徴
ローズマリーは、地中海沿岸地方原産の常緑低木のハーブです。学名の officinalis は薬用植物であることを表しています。全草に爽やかな芳香があり、料理やお茶、薬用、化粧品、香料として幅広く利用されています。性質は非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。常緑で、刈り込みにも耐えるため、生垣などにも利用されます。
ローズマリーには肌のターンオーバーを促す効果や疲労回復、血行促進などに効果があるといわれています。体調を崩した中世ハンガリーのエリザベート王妃がローズマリーのハーブチンキを使用したところ元気と若さを取り戻し、ポーランド王に求婚されたことから「若返りの妙薬」「若返りのハーブ」などの別名があります。
近年は、ローズマリーの香りが脳を活性化し認知症予防に効果的であることがメディアで紹介され、介護の現場などでも使われています。
ローズマリーの花の特徴
ローズマリーは、晩秋から初夏にかけて小さなかわいらしい花を咲かせます。品種や栽培地域によって開花時期は多少違いますが、ハーブの中では開花期間が長い部類です。花の色は青紫のほか、ピンクや白があります。
通常、花を直接食用にすることはありませんが、はちみつが採れる蜜源植物として知られています。ローズマリーから採れるはちみつは、香りが良いことで人気があります。ただし、はちみつはローズマリーそのものの香りはしません。
ローズマリーの葉の特徴や使い方
ローズマリーの葉は、常緑で濃いグリーン、細く少し固いのが特徴です。枝から放射状に展開されていて、針葉樹のような見た目をしています。芳香があるのは花ではなく葉で、この葉をハーブとして料理や化粧品などに利用します。ローズマリーの精油も葉から抽出したものです。
ローズマリーの葉は、フレッシュでもドライでも使うことができます。フレッシュの葉を他のハーブと合わせてブーケガルニして煮込み料理に入れたり、ドライのものを焼き菓子の生地に練りこんだりして楽しみます。ローズマリーの葉は固さがあって、食べるには不向きなので、細かく刻んで料理に入れるか、食べる直前に取り除くなどするとよいでしょう。調理で使用したローズマリーの葉を、料理の飾り付けに使用すれば、ちょっと絵になる一皿になります。
他にも、生のローズマリーでハーブチンキを作ったり、ポプリにしたりという使い方があります。
ローズマリーの種類
左・ローズマリー木立性
右・ローズマリーほふく性
ローズマリーには木立性、ほふく性、その中間的な半ほふく性の3種があります。上の写真のように木立性とほふく性では、見た目がかなり違います。この3種のそれぞれにたくさんの品種が流通していて、品種によって花色や耐寒性などの特徴があります。香りの強さなどにも違いがあるので、植え付ける場所や目的に応じた品種を選びましょう。
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