ローズマリー|ハーブに咲く可愛いブルーの花♪
戸松敦子
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ローズマリーの花
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「ローズマリーの花」。小さなブルーの花を咲かせる、地中海沿岸地方が原産の常緑低木(ハーブ)です。
ローズマリーは、シャープで清々しい香りが特徴のハーブ。ローズマリーの香りをかぐと、落ち込んだ気分が明るくなり、集中力が高まると言われています。化粧品やアロマテラピー、ハーブティーや料理などに広く活用されています。抗酸化作用もあり「若返りのハーブ」とも呼ばれているそうです。
私も、なんとなく気分がすぐれない時、水やりしながらローズマリーの葉を触って香りをかいで深呼吸することがよくあります。少し手がべたつく感じがありますが、精油になる成分なので特に気にせず、手と手をこすって香りと油分をすりこませています(笑)。しばらく手にローズマリーの香りが残って、気付かないうちに気分がすっきりしていることが多いので不思議です。
ローズマリーの花期は不定期で、春に咲くものが多く、品種によっては四季咲きのタイプもあります。花色は青、薄紫、ピンク、白など。茎がほぼ垂直に伸びるタイプ(立ち性)と、横に広がって這うように伸びるタイプ(這い性・ほふく性)で草姿(樹形)が異なります。
我が家には立ち性のローズマリーがあり、春にブルーの花を咲かせます。いつも、針葉樹のような細い小さな葉っぱしかないシンプルな濃いグリーンの姿なので、春にブルーの花が咲き始めたところを発見すると、この上なくワクワクします。
ブルーの花が咲き進むと、ローズマリーの鉢が可憐で可愛らしいブルーの光景に変わるので、春が来たなぁと嬉しくなります。
ローズマリーは日当たりと風通し、水はけの良い用土を好みます。水を与えすぎたり、茂りすぎて風通しが悪いと下葉が落ちることがあります。梅雨時期には収穫をかねて切り戻しましょう。乾燥したやせ地でも育ち、強風にもよく耐えます。這い性・ほふく性タイプのローズマリーはグランドカバーにも使えます。常緑なのでいつも深い緑色の葉が観賞できるところも魅力的ですね。丈夫で育てやすく、挿し木、株分けで比較的簡単に増やすこともできますし、ガーデニング初心者の方にもおすすめのハーブです!
私は手で触って香りを楽しんだり、剪定した枝を部屋に飾ったり、リースやスワッグ作りの材料にしたり、チキンを焼く時の香り付けによく使っています。
庭やベランダでローズマリーを育てると、気軽に香りを楽しんだり、クラフトや料理に使うこともできます。既に育てている方は、きっと同じようにローズマリーを活用して日々楽しまれていますよね。これからの方は、ぜひお気に入りのローズマリーをみつけて、ローズマリーのある暮らしを楽しんでみてくださいね。
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