ヤマユリの花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来
更新
公開

ヤマユリの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来をご紹介。ヤマユリは夏に香りの良い大輪の花を咲かせる原種のユリのひとつ。
目次
ヤマユリの花言葉
ヤマユリの花言葉は「荘厳」「威厳」「人生の楽しみ」「純潔」「無垢」「甘美」
ヤマユリについて|基本情報
科・属 | ユリ科・ユリ属 |
和名 | 山百合、吉野百合、箱根百合、叡山百合、鳳来寺百合、料理百合 |
英名 | Golden-rayed lily, Japanese Mountain lily |
学名 | Lilium auratum |
原産地 | 日本 |
開花期 | 7月~8月 |
ヤマユリとは|花の特徴、名前や花言葉の由来
ヤマユリは、直径20cm以上の大輪の花を夏に咲かせる日本原産のユリのひとつで、本州に自生しています。和名のヤマユリ(山百合)は、山野に自生いることが由来となっています。芳香があり、大輪で美しい花は、数あるユリの中でも「ユリの王者」と表現されることもあります。
ヤマユリは、草丈が高く大輪で、白地の花びらに黄色い帯状の筋が入り、花びら全体にえんじ色のような斑点が多数入っているという特徴があります。また、強い芳香があるので、開花時は周囲に良い香りが漂います。
学名の種小名である auratum は黄金色を意味し、花びらの黄色い帯状の筋にちなみ名付けられました。英名の Golden-rayed lily も、金色に輝くユリという意味で、同じく花びらの筋にちなんでいます。
ヤマユリの鱗茎(球根)は「百合根」と呼ばれ、薬用や食用にもされており「ビャクゴウ(百合)」という生薬名や、「料理百合」という別名もあります。百合根として食用にされるのは、オニユリ、コオニユリ、ヤマユリなどの品種ですが、最近流通しているのはコオニユリが主流です。
園芸や切り花の世界で「ユリの女王」と呼ばれる純白で大輪の「カサブランカ」は、ヤマユリから作出された園芸品種です。ヤマユリは神奈川県の県花でもあります。
ヤマユリの花言葉「荘厳」「威厳」は美しく堂々とした花姿に、「純潔」「無垢」は山間でひっそりと咲いている様子に由来しているそうです。
▼ヤマユリの育て方
▼その他のユリの花言葉
▼前向きな花言葉一覧
▼366日誕生花一覧