フェンネルの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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フェンネルの花言葉や種類、特徴をご紹介。フェンネルは、甘くスパイシーな香りがする人気のハーブ。葉、花、茎、種すべてを使うことができるので、とても重宝されて古くから人々に親しまれてきました。
フェンネルの花言葉
フェンネルの花言葉は、「賞賛に値する」「背伸びした恋」「強い意志」。
フェンネルについて
科・属 | セリ科・ウイキョウ属 |
和名 | 茴香(ウイキョウ) |
英名 | Fennel |
学名 | Foeniculum vulgare |
原産地 | 地中海沿岸 |
開花期 | 5月~7月頃 |
フェンネルの特徴
フェンネルは、草丈が2mにもなる大型の多年草です。葉、花、茎、種を使えるハーブとして世界各地で栽培されてきました。初夏に、茎の先に傘を開いたような小さな黄色い花をたくさん咲かせます。葉はアスパラガスに似ていて、糸状で細かく分かれてフワフワしています。葉色は明るい黄緑色です。折ると甘くてスパイシーな香りが立ち、食べるとほんのり苦みを感じる風味があります。
葉は、そのままサラダに入れたり、生臭さを消すために魚料理に使ったり、煮込み料理の香り付けにも使います。ハーブティー、ドレッシングなども作れます。花もサラダやハーブティーに使えます。種はスパイスとして使われ、「フェンネルシード」という名前で、粒状のものとパウダー状のものが流通しています。フェンネルシードを砂糖でコーティングした「ソーンフ」という、インド料理などの口直しに使う食べ物もあります。
株元が肥大化するフローレンスフェンネルは、イタリアでは「フィノッキオ」と呼ばれています。野菜として、生でも加熱しても食べられます。生で食すとセロリに似ていますが、加熱すると玉ねぎに似た甘味があります。
フェンネルとディルはとてもよく似ているハーブです。同じセリ科ですが、フェンネルは多年草で、ディルはイノンド属の一年草です。草丈はフェンネルは2mにもなりますが、ディルは大きくなっても50cmほどです。同じような香りがあり、魚料理やサラダ、マリネなどに使うことができます。フェンネルとディルを近くで育てると交雑しやすいので、近くで育てない方が無難と言われています。
花言葉「賞賛に値する」は、消化を助けたり、消臭効果も期待できることが由来とされています。「背伸びした恋」は、葉の間から花茎を伸ばして、少しでも高い位置に傘のような花を精一杯咲かせている様子からイメージして付けられました。「強い意志」は、スパイシーな強い香りが株全体から香ることが由来と言われています。
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