2月6日の誕生花と花言葉|芍薬
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2月6日の誕生花は芍薬です。芍薬について、花言葉、花の特徴と花言葉の由来、種類、見分け方など気になる情報をご紹介!
2月6日の誕生花と花言葉
2月6日の誕生花は芍薬
芍薬の花言葉は「はじらい」「慎ましさ」
芍薬の色別の花言葉
ピンクの芍薬の花言葉は「はにかみ」
白の芍薬の花言葉は「幸せな結婚」
赤の芍薬の花言葉は「誠実」
芍薬の花の特徴と花言葉の由来
芍薬は、アジア原産の多年草で古典園芸植物のひとつです。中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されていました。日本には薬用植物として伝わり、江戸時代からは「茶花」として観賞用になりました。
芍薬の開花時期は4月後半~6月で、花屋さんに並ぶのも初夏が中心です。品種、形、色が豊富で、鉢花、切り花ともに人気が高い花です。英名のPeony(ピオニー)の名で流通していることもあります。
花言葉の「はじらい」の由来は、芍薬の花は夕方になると閉じてしまう習性からつけられたようです。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
このことわざは美しい女性の立ち居振る舞いを例えたもので、芍薬はすらりとした茎の先に花を咲かせることから立ち姿の女性、牡丹(ボタン)は枝分かれした横向きの枝に花を咲かせることから座った女性、百合は風に揺れる姿が美しいことから女性が歩く姿を表していると言われています。
芍薬の種類|色や咲き方
芍薬は、つぼみのときはゴルフボールくらいのサイズですが、開花すると10~15cmくらいになります。花の色は、ピンク系濃淡の他、赤、白、複色などがあり、一重咲き、八重咲き、翁咲きなど、いろいろな咲き方の品種があります。
芍薬の花言葉は、芍薬全体の花言葉と色別の花言葉があり、どれもネガティブな要素のない素敵な花言葉です。
大輪なので、一輪で贈っても豪華な雰囲気になります。ほかの花と組み合わせた花束やアレンジメントにするなら、芍薬に合わせて、初夏に咲く花と合わせると季節感のある贈り物になります。
左:ハイブリッドシャクヤク 右:芍薬
最近では、芍薬と牡丹を掛け合わせたハイブリッドシャクヤクも登場し、以前はなかった黄色やベージュ系のニュアンスカラーの芍薬も流通しています。
▼ハイブリッドシャクヤクについて詳しくご紹介しています。
芍薬と牡丹の違いと見分け方
牡丹
華やかな大輪の花を咲かせる芍薬と牡丹は一見かなり似ています。さらに、英語名はふたつとも「peony」で、英語圏の国では区別されていません。ここでは見分け方のポイントを紹介します。
葉
違いが一番わかりやすいのが葉の形です。芍薬の葉はツヤがあり、葉の先にギザギザはなく、全体的に丸みがあります。一方、牡丹は葉にツヤがなく、ギザギザになっているのが特徴です。
つぼみ
芍薬の蕾は丸いですが、牡丹の蕾は先が尖っています。
植物分類|木と草
芍薬は草、牡丹は樹木に分類されます。芍薬は、冬になると地上部の茎葉が枯れて根の状態で休眠するため「草」に分類されます。牡丹は樹木なので、冬も枝が確認できます。
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