アネモネの育て方|植物図鑑

植物名
アネモネ
学名

Anemone coronaria

英名
Anemone
科名
キンポウゲ科
属名
アネモネ属
原産地
地中海沿岸からヨーロッパ南部

アネモネの特徴

アネモネは分枝性の塊茎をもち、草丈25~40cmになるキンポウゲ科の多年草で、直立して直径10cm前後の花を咲かせます。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)やハナイチゲ(花一華)といいます。まだ花の少ない2月下旬ごろから5月頃までと開花期が長く、赤、白、ピンク、紫や青など豊富な花色や一重だけでなく半八重や八重など花形の異なる多くの品種があり切り花や花壇で広く栽培されています。アネモネは花びらに見える部分はがく片です。性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみが出来ない性質があるのでの冬も屋外で育てましょう。

アネモネの品種は、100品種以上あり、毎年のように新しい品種ができています。以前は、発色のよい色が中心でしたが、最近はパステル系の複色系の品種もあり、花のサイズも大輪のものから小輪のものまで豊富に揃います。園芸用以外に、切り花としても春を代表する球根花です。

アネモネの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 25cm~40cm程度
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色 赤、白、ピンク、紫などの他、パステルカラーなど多数あります。
開花時期 2月~5月頃

アネモネの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
肥料
開花

アネモネの栽培環境

日当たり・置き場所

アネモネは日当たり、水はけ、風通しのよい場所を好みます。

温度

アネモネは寒さには強いですが霜には弱いので、冬の間、霜が降りないように気を付けましょう。

用土

水はけのよい土を好みます。庭植えの場合は堆肥や腐葉土を混ぜておきます。アネモネは酸性土壌を嫌うので、酸性土壌の可能性がある場合は、有機石灰などで中和してから植え付けます。

アネモネの育て方のポイント

日常の管理

植え付けて芽が出てからは、水やりさえきちんとすれば、育て方は簡単です。開花後は、終わった花茎をカットするのが長く開花させるポイントです。

水やり

地植えのアネモネは、植え付け後はたっぷりと水やりをします。その後芽が出るまでは土の乾燥が続くようなら水やりをします。鉢植えのアネモネは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。

肥料

生育期、芽が出始めたら液肥を規定量に薄めたものを2週間に1回ほどやります。株元に化成肥料をばらまきにしてもかまいません。葉が枯れる休眠期には肥料は不要です。

病害虫

病気はうどんこ病灰色かび病立ち枯れ病が発生します。風通しをよくし過湿に注意しましょう。害虫はアブラムシが新芽につきます。発見したら早めに薬剤散布で対処しましょう。

アネモネの詳しい育て方

選び方

アネモネの球根は夏ごろから園芸店で販売されます。アネモネは球根から芽が出た状態のポット苗としても12月~2月頃に流通します。葉に傷みがなく虫や病気のないものを選んでください。
球根の花は花の開花期間が短いものが多いですが、アネモネは数か月間開花する花です。冬場に苗を購入すると、花が連続で開花するので、初心者は苗で出回るアネモネから始めるのもよいでしょう。

植え付け

気温が高い10月までは、球根は植え付け前に吸水処理をしておくと失敗が減ります。11月以降は、吸水処理をしないで植え付けても大丈夫です。なお、掘りあげて間もない球根は吸水処理の必要はありません。
事前によく耕しておいた土に、15cm間隔で深さは3~5cmを目安に植え付けましょう。降雪地帯では、それよりも深く埋めたほうが安全です。

アネモネの球根の形は、上下がわかりにくい、ユニークな形をしています。デカンやモナークなどの品種は、尖ったほうを下にします。他の形をした品種もあるので、説明書きがある場合は、必ず読んでから上下を確認しましょう。もしわからない場合は、横向きに植えるのも手です。

アネモネの球根は、乾燥したまま植え付けると、急な吸水により球根がひび割れて腐ってしまったり、発芽しないことがあります。それを防ぐために、湿らせたバーミキュライトに球根を浅く埋めて、1~2週間かけて、少しずつ吸水させてから植え付けるという方法もあります。

剪定・切り戻し

アネモネは球根の花の中では、比較的、長期間開花します。終わった花は株元から茎ごと剪定をします。

植え替え・鉢替え

開花期が終わるまでは基本的に植え替えは行いません。

アネモネは2月~5月頃に花を咲かせます。チューリップは開花してから1~2週間の花の寿命ですが、アネモネは球根の花の中では比較的長期間花が咲くので、花壇の他、寄せ植えなど、利用範囲が高い球根植物です。花の後は花茎のみ剪定して、6月以降葉っぱが枯れてきたら球根を掘りあげ、土を落として通気性のよいネットなどに入れて、風通しのよい日陰で保存します。

夏越し

夏の間は、球根を掘り上げて涼しいところで保管しておきましょう。

冬越し

冬の間は、球根は土の中で育ちます。霜にやられないように気を付けましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

球根を掘りあげた時に、切り分けて分球することができますが、品種によっては分球をあまりしないアネモネもあります。

アネモネの育て方のコツ1・花のあとの管理

花が終わったら、種をつけやすいので、地際から切って結実を防ぎます。花が終わった後の球根は、葉っぱが黄色くなってきたら、乾かし気味に管理して、葉っぱが全体的に黄色くなったら、掘りあげます。掘りあげた球根は、風通しのよくするために、かごやネットなどで乾燥させて、完全に乾いたら、根と葉を取り除き、風通しのよい乾燥した場所で秋まで保存します。

アネモネの育て方のコツ2・球根を吸水処理しよう

アネモネの球根は、乾燥したまま植え付けると、急な吸水により球根がひび割れて腐ってしまったり、発芽しないことがあります。それを防ぐために、湿らせたバーミキュライトに球根を浅く埋めて、1~2週間かけて、少しずつ吸水させてから植え付けるという方法もあります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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