【春のガーデニング】植えっぱなしで咲く球根の花、原種系アネモネ

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金子三保子

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原種系アネモネ

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「原種系アネモネ」

耐寒性球根で、一般的なアネモネより小輪。原種ならではの楚々とした雰囲気があります。

アネモネフルゲンス

白、ピンク、ラベンダー、パープル、赤……と花色が豊富。花弁(ガク)の色としべのネイビーの色合いに個体差があり、好みの色あいの苗を選ぶ楽しみもあります。

 

アネモネフルゲンス

球根植物ですが、どちらかと言うと苗での流通が多く、花苗は年が明けた頃から春まで流通しています。

 

一般的なアネモネの球根は花後に堀り上げが必要ですが、アネモネ・フルゲンスは、環境が合えば植えっぱなしにできます。我が家でも3月後半になって、昨年植えた球根の開花が始まりました。

 

アネモネフルゲンス

まずは葉が出てから花茎が上がってきます。この時期の花壇は、ハナニラが優勢。ハナニラの葉の中から、アネモネの葉を見つけた瞬間の嬉しいことと言ったら…… 無事、高温多湿の東京の夏を乗り越えてくれたようです。

 

アネモネフルゲンス

原種系アネモネは、ここ数年で苗の流通が増えているようで、冬から春の園芸店でよく見かけます。花苗としては冬でも花がついた苗が出回りますが、翌年以降は3月の後半くらいからが開花時期です。

今回ご紹介したのは「アネモネ・フルゲンス」ですが、その他の原種系アネモネでは「アネモネ・パブニナ」もよく見かけます。気になった方はお庭に植えてみませんか。

球根から育ててみたい方は、秋が植え付け時期。アネモネやラナンキュラスは、チューリップの球根のようにすぐ植え付けるのではなく、吸水処理をしてから植え付けてみてください。

▼こちらで球根の吸水の仕方をご紹介しています。

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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