リンドウ(竜胆・りんどう)の育て方|植物図鑑

植物名
リンドウ(竜胆・りんどう)
学名

Gentiana scabra

英名
Gentian
和名
竜胆
科名
リンドウ科
属名
リンドウ属
原産地
日本、中国

リンドウ(竜胆・りんどう)の特徴

リンドウは「枕草子」でも記述がある程、日本では古くから親しまれている日本原産の植物です。本州、四国、九州の山野を中心とし自生しています。春に細い葉が新芽を出し秋の始まりと共に花芽をつけて野山に咲きます。花色は品種によって、白や赤紫もありますが、青、水色、紫などの寒色が印象的な花を咲かせます。花の直径は3~5cm程で、釣鐘形で先が5つに分かれ、尖った裂片がある花の形をしています。草丈は品種・種類によって差がありますが10~100㎝と幅があります。日当たりを好みますが気温が高すぎる直射日光が苦手の為、寒冷紗などで日よけをする必要があります。曇りの日には花を閉じる習性があります。

リンドウ(竜胆・りんどう)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10~100cm
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
耐陰性 やや強い
花色 青、青紫、水色、白、赤紫、複色
開花時期 9月~11月

リンドウ(竜胆・りんどう)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
剪定
肥料
開花

リンドウ(竜胆・りんどう)の栽培環境

日当たり・置き場所

水はけ、日当たりの良い場所を好みますが暑さは苦手の為、直射日光が当たりすぎる場合は、日陰に移動しましょう。

用土

リンドウは山野草用培養土を使用することが出来ます。園芸店に市販されているものです。鉢植え、地植えでも使用できます。自ら配合するのであれば赤玉土に鹿沼土小粒を半分ずつ配合すると良いでしょう。リンドウは水はけの良い酸性土を好みます。

リンドウ(竜胆・りんどう)の育て方のポイント

日常の管理

葉が黄色くなったり、花が終わり萎んだら花がら等は摘み取ります。

水やり

根の乾燥を嫌う植物です。春から秋の終わりにかけて生長期は特に水を吸う為、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。特に真夏は乾燥しやすいので注意し極端に乾かないように水を与えます。水が切れると根の方から枯れて来ますが、だからと言って与えすぎて、いつも土が湿った多湿状態になると腐って枯れてしまいます。水やりはメリハリをつけ土の表面が乾いたらすぐに行い、水はたっぷり与えます。花が咲き始めたら花びらに水がかかったり、花の中水が入ってしまうと腐ってしまう為、花に水がかからないように与えましょう。

肥料

追肥を行う時期は芽が出る前。液体肥料を月に二回行います。肥料が足りない場合、葉が黄色く変化するのですぐわかります。変色しないよう追肥を行うのです。

病害虫

リンドウにとって一番厄介な害虫はアブラムシです。小さくて多くのアブラムシが付着するので一度つくと急速にリンドウが劣化します。太陽の光が苦手なのでシルバーシートを敷くと避けることが出来ます。

リンドウ(竜胆・りんどう)の詳しい育て方

選び方

リンドウの苗はポットでも鉢でも販売されています。葉のみを茂らせているリンドウであれば茎、葉ともに黄色や茶色に変色している株ではなく、濃い緑色をした丈夫なものを選びましょう。

種まき

種から育てる場合は育苗ポットに蒔きます。適している季節は3~4月。ポットには赤玉土やピートモスを混ぜ用土を作ります。一度に数粒蒔きましょう。水をやり様子を見て約一か月後に芽が出たら成功です。

植え付け

植え付けは春に行います。ポットから鉢に植え付ける場合は一回り程大きい鉢を用意しましょう。移し替えるとき、土は落とさなくて大丈夫です。地植えの場合は、水はけ、日当たりの条件が良い場所を選んでください。苗より大きく、余裕を持って穴を掘り植えつけます。

剪定・切り戻し

種を付けたくない場合は花が咲き終わったらすぐに剪定しましょう。花茎からそっと抜き取れば簡単に茎を取り除く事が出来ます。花が枯れて萎んだら、茶色に変色する前に花がらを摘みとりましょう。また、枯れた葉は取り除き茎は切り落とします。

また、背丈を大きくしたくない場合は5~6月に、花先から下の枝を葉4~5枚程残して剪定します。剪定する事によって株がコンパクトになり芽が横に広がり、花を咲かせます。剪定の時期が遅くなると花が咲かなくなる事があるので注意が必要です。

9月~11月頃開花します。

収穫

リンドウの種は花が咲き終わった後、実ります。リンドウは小ぶりな為、種も小さく手のひらに乗せると重みをあまり感じません。収穫する場合はどの花から種を取るか決めてから、ビニールなどで覆うと確実に採取することが出来ます。

夏越し

夏の暑さと直射日光は苦手の為、暑い日は鉢植えの場合は日陰に移動するか、地植えの場合は寒冷紗等で日陰を作りましょう。

冬越し

寒さには強く、霜や冷たすぎる風に気をつければ、屋外でも冬を越す事が出来ます。
冬の間は、土の中に株と根だけが残り春を待ちます。

リンドウ(竜胆)の株分けのしかた

種から育てることも出来ますが、発芽から花を咲かせるためには1~2年かかります。種から育てるよりも効率の良い増やし方は株分けです。株分けをする際、余分な葉や枯れた茎などはまず切って整えましょう。そうすることで新しく新鮮な茎と芽が育ちます。剪定した後のリンドウを土から掘り起します。生育の悪い根があれば取り除いてしまいましょう。根の剪定も終えたら株分けです。株が傷つかない様に手で丁寧に割きます。2~3つに分けた株をそれぞれ植えつければ完成です。

 

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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