秋の花25選~季節の花散歩・秋編

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金子三保子

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秋の花25選!秋は初夏から咲き続けている草花が返り咲いたり、日ごとに美しく変化する紅葉など、植物の見ごろがいっぱいの季節です。散歩にもうってつけの秋、季節ならではの表情を見せてくれる秋の花を探しにお出かけしてみませんか?

秋の花25選目次

秋桜(コスモス

秋桜(コスモス)  漢字で書くと秋の桜と記されるキク科の一年草のコスモス。最近はピンク系濃淡の他、黄色、サーモンピンク、白、など色合いがとても豊富な草花になりました。色の他、咲き方も一般的な咲き方の他、八重咲き、ストロー咲きなど、続々と新品種の秋桜(コスモス)が登場しています。

秋桜(コスモス)

漢字で書くと秋の桜と記されるキク科の一年草のコスモス。最近はピンク系濃淡の他、黄色、サーモンピンク、白、など色合いがとても豊富な草花になりました。色の他、咲き方も一般的な咲き方の他、八重咲き、ストロー咲きなど、続々と新品種の秋桜(コスモス)が登場しています。

▼秋桜(コスモス)は種からも簡単に育てることができます。

キバナコスモス

キバナコスモス  キバナコスモスは、キク科の一年草、メキシコ原産で暑さに強い花。秋のガーデンにはとてもよく植栽されている花です。  キバナコスモスは、コスモス属でコスモスの仲間ですが、葉の形状や花色など、コスモスとは違う植物です。コスモスより草丈が低めで、花の開花時期もコスモスよりは少し早い6月頃から秋までの開花です。もともとのオリジナルの花の色は、花の名前に使われている黄色でしたが、今では赤やオレンジなど種類が豊富になりました。一株でたくさん花がつく多花性で、セミダブルの花で華やかな雰囲気。コスモスより標高の低い地域に自生する草花のため、暑さに強いのが特徴です。性質が強くこぼれ種でも増えるので、環境に合えば毎年開花します。

キバナコスモス

キバナコスモスは、キク科の一年草、メキシコ原産で暑さに強い花。秋のガーデンにはとてもよく植栽されている花です。

キバナコスモスは、コスモス属でコスモスの仲間ですが、葉の形状や花色など、コスモスとは違う植物です。コスモスより草丈が低めで、花の開花時期もコスモスよりは少し早い6月頃から秋までの開花です。もともとのオリジナルの花の色は、花の名前に使われている黄色でしたが、今では赤やオレンジなど種類が豊富になりました。一株でたくさん花がつく多花性で、セミダブルの花で華やかな雰囲気。コスモスより標高の低い地域に自生する草花のため、暑さに強いのが特徴です。性質が強くこぼれ種でも増えるので、環境に合えば毎年開花します。

チョコレートコスモス

チョコレートコスモス  チョコレート色の花がシックで人気のキク科の多年草。花を触ると、ほんのりとチョコレートの香りがします。開花期間は5月~11月くらいと秋遅くまで咲く花です。鉢ものの他、切り花としても流通しています。

チョコレートコスモス

チョコレート色の花がシックで人気のキク科の多年草。花を触ると、ほんのりとチョコレートの香りがします。開花期間は5月~11月くらいと秋遅くまで咲く花です。鉢ものの他、切り花としても流通しています。

 

チョコレートコスモス・ノエルルージュ  チョコレートコスモスの欠点の夏の暑さに弱いこと、うどん粉病に弱いことを改善した新品種、「ノエルルージュ」(フランス語でクリスマスの赤)。チョコレートコスモスとキバナコスモスの交配によってできたルージュ色のチョコレートコスモスです。

チョコレートコスモス・ノエルルージュ

チョコレートコスモスの欠点の夏の暑さに弱いこと、うどん粉病に弱いことを改善した新品種、「ノエルルージュ」(フランス語でクリスマスの赤)。チョコレートコスモスとキバナコスモスの交配によってできたルージュ色のチョコレートコスモスです。

秋明菊(シュウメイギク

秋明菊(シュウメイギク)  秋明菊(シュウメイギク)は漢字で書くと「秋明菊」となり、菊に似た白やピンクの花を咲かせる宿根草です。キンポウゲ科の宿根草で、花の形はアネモネに似ています。英名ではJapanese anemoneと呼ばれています。  秋明菊(シュウメイギク)は「貴船菊」、「秋牡丹」などの別名でも呼ばれ、背丈もあるので見栄えがすることから、秋のボーダーガーデンには欠かせない植物となっています。ちなみに秋明菊(シュウメイギク)の花はがくが花びら化したもので実際には花びらはありません。

秋明菊(シュウメイギク)

秋明菊(シュウメイギク)は漢字で書くと「秋明菊」となり、菊に似た白やピンクの花を咲かせる秋の宿根草です。キンポウゲ科の宿根草で、花の形はアネモネに似ています。英名ではJapanese anemoneと呼ばれています。

秋明菊(シュウメイギク)は「貴船菊」、「秋牡丹」などの別名でも呼ばれ、背丈もあるので見栄えがすることから、秋のボーダーガーデンには欠かせない植物となっています。ちなみに秋明菊(シュウメイギク)の花はがくが花びら化したもので実際には花びらはありません。

 

秋明菊(シュウメイギク)は最近は苗ものの他、切り花としても流通しています。品種は白、ピンクの他、濃いピンクもあります。咲き方も八重咲き種など、新品種も次々と登場しています。

秋明菊(シュウメイギク)は最近は苗ものの他、切り花としても流通しています。品種は白、ピンクの他、濃いピンクもあります。咲き方も八重咲き種など、新品種も次々と登場しています。

キク

ガーデンマム(洋菊)  日本の秋の花の代表と言えば菊。現在では和菊から洋菊まで品種がとてもたくさんある花です。菊は生花としては通年出回る花ですが、本来は秋の花。「ポットマム」、「ガーデンマム」は菊の園芸品種。最近は寄せ植えに使いやすい菊も多数あり、秋の寄せ植え、花壇にとてもよく使われています。

ガーデンマム(洋菊)

日本の秋の花の代表と言えば菊。現在では和菊から洋菊まで品種がとてもたくさんある花です。菊は生花としては通年出回る花ですが、本来は秋の花。「ポットマム」、「ガーデンマム」は菊の園芸品種。最近は寄せ植えに使いやすい菊も多数あり、秋の寄せ植え、花壇にとてもよく使われています。

菊の節句、重陽の節句についてはこちらをご覧ください。

ホトトギス

ホトトギス  ホトトギスは晩夏から秋に咲くユリ科の多年草。花の斑点がホトトギスの羽毛の模様に似ているため、ホトトギスという鳥の名前が付いたそうですが、種類によっては模様のないものもあります。楚々とした風情のある咲き方が人気の秋の山野草です。

ホトトギス

ホトトギスは晩夏から秋に咲くユリ科の多年草。花の斑点がホトトギスの羽毛の模様に似ているため、ホトトギスという鳥の名前が付いたそうですが、種類によっては模様のないものもあります。楚々とした風情のある咲き方が人気の秋の山野草です。

孔雀草(クジャクソウ)

孔雀草(クジャクソウ)  孔雀草(クジャクソウ)は、別名クジャクアスター、宿根アスターとも呼ばれ、種類(品種)がとても多いキク科の多年草です。開花期は夏から11月頃くらいまで。花丈も種類によって様々ですが、小さい花ながら一株からたくさんの花が咲くので、秋の庭でとても目を引きます。

孔雀草(クジャクソウ)

孔雀草(クジャクソウ)は、別名クジャクアスター、宿根アスターとも呼ばれ、種類(品種)がとても多いキク科の多年草です。開花期は夏から11月頃くらいまで。花丈も種類によって様々ですが、小さい花ながら一株からたくさんの花が咲くので、秋の庭でとても目を引きます。

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バラ

バラ  秋は四季咲きのバラの開花期。10月~11月は全国のバラ園で様々な種類のバラを見ることが出来ます。朝晩の気温が下がる秋は、花が長持ちするのが魅力のひとつ。初夏は初夏の良さもありますが、秋バラは秋バラならではの美しさがあり、同じ品種でも違った表情を見せてくれます。

バラ

秋は四季咲きのバラの開花期。10月~11月は全国のバラ園で様々な種類のバラを見ることが出来ます。朝晩の気温が下がる秋は、花が長持ちするのが魅力のひとつ。初夏は初夏の良さもありますが、秋バラは秋バラならではの美しさがあり、同じ品種でも違った表情を見せてくれます。

 

秋のバラの楽しみと言えば、バラの実が実りの時を迎えること。主に野生種のバラが、様々なバラの実をつけ、樹全体がとても華やかで美しい秋ならではの光景を見ることができます。

秋のバラの楽しみと言えば、バラの実が実りの時を迎えること。主に野生種のバラが、様々なバラの実をつけ、樹全体がとても華やかで美しい秋ならではの光景を見ることができます。

▼秋バラを見に行ってみませんか?

秋色アジサイ

秋色アジサイ  初夏に咲いたアジサイが気温などの気象変化によって色が変化して、秋色になっていく秋色アジサイ。もともとの色からどうしてこんな色になっていくのだろう?と思ってしまう、素敵な色の変化を見ることができます。ここ最近は、きれいな秋色に変化するように作られた秋色アジサイ系の品種もあります。(西安など)

秋色アジサイ

初夏に咲いたアジサイが気温などの気象変化によって色が変化して、秋色になっていく秋色アジサイ。もともとの色からどうしてこんな色になっていくのだろう?と思ってしまう、素敵な色の変化を見ることができます。ここ最近は、きれいな秋色に変化するように作られた秋色アジサイ系の品種もあります。(西安など)

 

ただし、西洋アジサイを来年も確実に花を楽しみたいのなら、7月くらいまでに花を剪定する必要がありますが、大きなガーデンに行くと、切らずに残している株を見かけることがあり、美しく秋色に変化した花姿に出会えることがあります。

ただし、西洋アジサイを来年も確実に花を楽しみたいのなら、7月くらいまでに花を剪定する必要がありますが、大きなガーデンに行くと、切らずに残している株を見かけることがあり、美しく秋色に変化した花姿に出会えることがあります。

▼秋色アジサイについてご紹介しています

ダリア

ダリア  夏から秋の花と言えばダリア。庭でも生花としても人気の花です。最近は続々と新品種が登場して、色、咲き方など、本当にたくさんのダリアを見ることができるようになりました。  華やかで豪華な雰囲気のダリア。夏は切り戻すのと、暑さで花は休みがちになりますが、秋はダリアが素敵に返り咲く季節です。

ダリア

夏から秋の花と言えばダリア。庭でも生花としても人気の花です。最近は続々と新品種が登場して、色、咲き方など、本当にたくさんのダリアを見ることができるようになりました。

華やかで豪華な雰囲気のダリア。夏は切り戻すのと、暑さで花は休みがちになりますが、秋はダリアが素敵に返り咲く季節です。

▼秋のダリア園も素敵です。

十月桜

十月桜  狂い咲き?いえいえ、こちらは春と秋、年に2回咲く桜、十月桜です。小さくて可憐なうすピンク色の桜を秋に見ることができます。

十月桜

狂い咲き?いえいえ、こちらは春と秋、年に2回咲く桜、十月桜です。小さくて可憐なうすピンク色の桜の花を秋に見ることができます。

サルビア・セージ

アメジストセージ  セージの中でも大きく育つアメジストセージは、晩夏から秋にかけて咲くシソ科の多年草です。もし、実物に出会ったら、花穂をそっと触ってみてください。ビロードのような肌触りは、モフモフの植物が好きな方はきっと気に入るはず。人の身長くらいの花丈、華やかなアメジスト色の花は、ガーデンでとても目を引く秋の花です。

アメジストセージ

セージの中でも大きく育つアメジストセージは、晩夏から秋にかけて咲くシソ科の多年草です。もし、実物に出会ったら、花穂をそっと触ってみてください。ビロードのような肌触りは、モフモフの植物が好きな方はきっと気に入るはず。人の身長くらいの花丈、華やかなアメジスト色の花は、ガーデンでとても目を引く秋の花です。

 

サルビア・アズレア  こちらも晩夏から秋にかけて咲くサルビア・アズレア。シソ科の多年草です。このサルビアもとても大きくなるタイプのサルビアです。澄んだ空色は、秋の花ではなかなかないので貴重かもしれません。

サルビア・アズレア

こちらも晩夏から秋にかけて咲くサルビア・アズレア。シソ科の多年草です。このサルビアもとても大きくなるタイプのサルビアです。澄んだ空色は、秋の花ではなかなかないので貴重かもしれません。

サルビア・アズレアについて詳しくご紹介しています。

鶏頭(ケイトウ

鶏頭(ケイトウ)  鶏頭(ケイトウ)は、ヒユ科の多年草で夏から秋にかけて長く咲く花です。炎のような鮮やかな花色が秋の花壇の彩りとして親しまれています。花の色は、赤・ピンク、オレンジの他、最近は中間色やニュアンスカラーなど色幅も豊富です。鶏頭(ケイトウ)は原産地では多年草ですが、日本の気候では一年草として扱われています。

鶏頭(ケイトウ)

鶏頭(ケイトウ)は、ヒユ科の多年草で夏から秋にかけて長く咲く花です。炎のような鮮やかな花色が秋の花壇の彩りとして親しまれています。花の色は、赤・ピンク、オレンジの他、最近は中間色やニュアンスカラーなど色幅も豊富です。鶏頭(ケイトウ)は原産地では多年草ですが、日本の気候では一年草として扱われています。

 

鶏頭(ケイトウ)は品種(種類)がとても豊富。苗もの、生花ともたくさんの種類の鶏頭(ケイトウ)が流通しています。

鶏頭(ケイトウ)は品種(種類)がとても豊富。苗もの、生花ともたくさんの種類の鶏頭(ケイトウ)が流通しています。

▼鶏頭(ケイトウ)の育て方

 

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葉鶏頭(ハゲイトウ)

葉鶏頭(ハゲイトウ)  葉鶏頭(ハゲイトウ)は、夏から秋の一年草。強烈な色合いが目を引くカラーリーフプランツです。ケイトウと名前はついていますが、ケイトウはケイトウ属、ハゲイトウはヒユ属で植物分類的には違う植物です。とにかく葉の色がインパクトのある彩りなので、広い空間に植栽すると効果的な植物です。

葉鶏頭(ハゲイトウ)

葉鶏頭(ハゲイトウ)は、夏から秋の一年草。強烈な色合いが目を引くカラーリーフプランツです。ケイトウと名前はついていますが、ケイトウケイトウ属、ハゲイトウはヒユ属で植物分類的には違う植物です。とにかく葉の色がインパクトのある彩りなので、広い空間に植栽すると効果的な植物です。

 

ハゲイトウ

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\まだまだ続きます!/

 

 

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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