ペンタスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ペンタス
  • 白い花、ペンタス
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植物名
ペンタス
学名

Pentas lanceolata

英名
Star cluster
和名
クササンタンカ
科名
アカネ科
属名
ペンタス属
原産地
熱帯アフリカ東部、アラビア半島

ペンタスの特徴

ペンタスは、熱帯アフリカ、アラビア半島原産のアカネ科の非耐寒性多年草。星形の直径1cmに満たないような小花が傘状に30~40輪付き華やかな雰囲気があります。サンタンカに似ていることからクササンタンカの別名があります。本来は低木に分類されますが、日本では矮性に改良された園芸品種が流通しています。

花色は赤、ピンク、白、紫など多彩です。葉は先端のとがった楕円形で濃い緑色、葉脈がくっきりと目立ち、斑入の園芸品種もあります。

春から秋まで長期間開花し、暑さにも強く途切れることなく花を咲かせ、花壇などにもよく利用されています。本来は多年草ですが、耐寒性がないため日本では一年草として扱われています。

ペンタスの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 30~150cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク、白、紫、赤
開花時期 5月~10月

ペンタスの種類

スタークラスター

栄養系のペンタス。通常のペンタスより花房が大きく目立ち華やかな雰囲気。

グラフティ

種から育てるF1品種。矮性で分枝性にも優れ、ボリューム感もある。カラーバリエーションが豊富。

ライカシリーズ

八重咲き品種。

ペンタスの花言葉

 

 

ペンタスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
肥料
開花

ペンタスの栽培環境

日当たり・置き場所

ペンタスは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけの良い土が適しています。鉢植えは、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

ペンタスの育て方のポイント

日常の管理

ペンタスは、長期間休みなく開花します。花がらつみをこまめにすることが、長くきれいな株を保つポイントです。

水やり

地植えのペンタスは、根付いてからの水やりは雨にまかせて問題ありません。極端な乾燥が続くような時は与えましょう。

鉢植えのペンタスは、鉢の表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。加湿を好まないため、水の与えすぎには注意します。

肥料

ペンタスは長期間開花し続ける花なので、肥料が切れると花が咲かなくなります。緩効性肥料または液体肥料をそれぞれの商品の頻度に合わせて施しましょう。ただし、真夏は肥料をやや控えめにします。

地植えは、自然の循環ができていて、周囲の草花が問題なく開花している土なら与えなくても栽培可能な場合があります。花付きや葉の色を見ながら判断しましょう。

病害虫

風通しが悪い場所で過湿になると灰色かび病立ち枯れ病になります。

害虫は茎が混み合い、風通しが悪くなるとカイガラムシが発生する事があります。

ペンタスの詳しい育て方

選び方

葉色が美しく、つぼみが多くついたぐらついていない苗が良い苗です。ペンタスは、品種によって草丈やボリューム感に違いがあります。植え付ける場所に合った品種を選びましょう。

種まき

気温が20℃以上になったら種まきをします。ポット苗にまき、良い芽を残して育苗すると移植の手間が省け、手軽です。

植え付け

苗を購入したらすぐに植え付け、植え替えをしましょう。光が足りないと徒長し、花付きも悪くなります。日当たりの良い場所に植え付けます。

剪定・切り戻し

開花期間の前半に徒長した場合は、株を全体的に切り戻すと仕立て直すことができます。

また、多年草として管理する場合は、冬に室内に取り込む前に全体的に切り戻すとよいでしょう。

植え替え・鉢替え

多年草として育てているペンタスは、1~2年に一度、5月~6月に植え替えを行いましょう。

白い花、ペンタス

ペンタスは、5月~10月まで夏も休むことなく長期間開花します。花が終わったら、こまめに花がらを摘み取ります。

冬越し

暖地では晩秋まで開花が続きます。寒さには弱いので一年草扱いされることが多い草花です。越冬させる場合は、冬は日当たりの良い室内で管理しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ペンタスは、挿し芽で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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