百両(カラタチバナ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
百両(カラタチバナ)
学名

Ardisia crispa

英名
Japanese-holly
和名
唐橘(カラタチバナ)
科名
サクラソウ科
属名
ヤブコウジ属
原産地
日本

百両(カラタチバナ)の特徴

百両(カラタチバナ)は、冬に赤い実をつける常緑低木です。同じヤブコウジ属の万両(マンリョウ)、センリョウ属の千両(センリョウ)と並んで、冬でも常緑で赤い実をつける縁起物の植物として人気があります。

樹高は70cm前後と低めなので下草として使われます。日陰にもよく耐えるので和風のシェードガーデンなどで活躍します。

夏に白い花が俯くように開花しますが、非常に小さく、よく探さないと見逃してしまうほどです。その後結実し、冬に向かって少しずつ実が赤く色づきます。光沢のある深いグリーンの葉の下の方に、秋から初春にかけて長い期間真赤な実がついているので、花が少ない冬の庭に彩りを与えてくれます。

百両(カラタチバナ)の詳細情報

園芸分類 庭木、常緑
草丈・樹高 30~70cm
耐寒性 強い
耐暑性 普通
耐陰性 強い
花色
開花時期 7月

百両(カラタチバナ)の花言葉

 

百両(カラタチバナ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
観賞期(結実)

百両(カラタチバナ)の栽培環境

日当たり・置き場所

百両(カラタチバナ)は半日陰から日陰を好みます。特に真夏の直射日光は苦手なので避けるようにしましょう。

用土

水はけが良く保水性もある土を好みます。

百両(カラタチバナ)の育て方のポイント

水やり

百両(カラタチバナ)は乾燥が苦手です。地植え、鉢植え共に適度に湿度を保てるように管理します。

地植えは、植え付け直後以外は降雨にまかせます。ただし、晴天が続き表土が極端に乾いているような時は、たっぷりと水やりをします。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。

肥料

多肥を好みません。肥料が多すぎると葉の色が悪くなるので気を付けてください。

花つきが悪くなってきたら適宜緩効性肥料を施します。

病害虫

目立った病害虫の被害はありません。

百両(カラタチバナ)の詳しい育て方

選び方

主幹がしっかりとしていて、葉の色つやの良い株を選びましょう。

赤い実のほか、白実、黄色い実の品種があります。

植え付け

百両(カラタチバナ)の植え付けは、根鉢を崩さないようにやや高めに植え付けます。植え付け後はたっぷりと水やりをします。

植え替え・鉢替え

鉢植えの百両(カラタチバナ)は、1~2年に1度は植え替えを行います。一回りから二回り大きな鉢に根鉢を崩さないように植え替えてください。

百両(カラタチバナ)の花は、7月頃に白く小さな花を俯くように咲かせます。

夏越し

百両(カラタチバナ)は夏の直射日光が苦手です。夏は日陰~半日陰になるような場所で管理してください。

冬越し

百両(カラタチバナ)は常緑です。屋外でも越冬可能ですが、霜が心配な地域では霜除けを行いましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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