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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

レンゲツツジ(蓮華躑躅)

  • レンゲツツジはツツジ科の落葉低木で、初夏に朱橙色の花を咲かせます。名前の由来は、輪状に並ぶ花を蓮華にたとえたことにちなみます。山地や高原に群生し、ツツジの中では最も花が大きく、一枝から複数の花が咲くため、初夏の開花時は新緑とともに華やかにあたりを彩ります。 なお、レンゲツツジの花や葉、根には毒があり、誤って摂取するとおう吐やけいれんなどの症状を引き起こします。旅先などで見かけても、蜜を吸うようなことはしないようにしましょう。

キブシ(木五倍子)

  • キブシ(木五倍子)は、日本の山野や雑木林、林縁などに自生する雌雄異株の落葉低木です。木五倍子という名前の由来は、果実が染料に使われていたフシ(五倍子)の代用品とされたことに由来します。 桜の開花より少し早い時期に長さ5~10cm程度の房状の花を、枝からぶら下がるように咲かせる姿が特徴的です。淡いクリーム色の花は地味ですが、山野の趣があり、茶花としても使用されます。

アマナ

  • アマナは日当たりの良い里山、野原、林縁、土手などに生えるユリ科の多年草。早春に開花し、夏は地下で休眠するスプリングエフェメラルのひとつです。以前はチューリップ属でしたが、現在はアマナ属に分類が変更されています。日本、中国、朝鮮などに自生し、日本では東北南部から九州に分布しています。 早春に原種チューリップに似た白い花が開花し、白い花弁の裏側は暗紫色の筋が入っています。花弁は太陽に反応して開き、曇りや雨の日は閉じる性質があります。地際付近で咲く愛らしい姿は、晴れた日も雨や曇りの日もそれぞれ美しく、春の到来を知らせてくれる存在です。 甘菜の名は、若葉や鱗茎にほのかに甘味があり、食用になることにちなみます。学名edulisは「食用になる」を意味します。ただし、近年は数が減少し、自生地各地で絶滅危惧種とされていることが多い現状です。苗で購入したもの以外は掘り起こさないようにしましょう。

イチジク(無花果)

  • イチジク(無花果)は樹高2~5mになる落葉低木の果樹で、独特の熟した甘みと食感が魅力の果物です。収穫時期や味、形などが異なる200品種以上の種類があります。 イチジク(無花果)は受粉の作業が必要なく栽培が簡単で、順調にいけば植え付け後2年目からと早い時期から収穫できるため、家庭で育てる果樹として適しています。 イチジク(無花果)の実は、一度にすべての実が熟すわけではありません。毎日少しずつ熟すため、長期間収穫できるのが特徴です。生食の他、ジャムなどの加工用やドライフルーツとしても美味しくいただけます。

クランベリー(ツルコケモモ)

  • クランベリーは、初夏にうつむきがちに白い花が咲いたあと、秋に丸くてつややかな可愛らしい赤い果実を実らせる常緑のほふく性低木です。自家結実性があるので1本だけでも結実します。 和名では、ツルコケモモやオオミノツルコケモモと呼ばれています。どちらもほふく性常緑低木ですが、オオミノツルコケモモの方が果実が大きく、園芸用の苗や鉢ものとして流通するほとんどはオオミノツルコケモモです。 クランベリーの果実は酸味が強く生食には向かず、ジャム、ケーキ、シャーベット、果実酒、料理のソースなどに加工して利用されます。北米や北欧の野菜や果物が不足しがちな長く寒い冬に、大切な栄養源として食卓を賑わせてきました。また、古くから食用だけでなく、傷薬や解毒剤、胃や肝臓の働きを整える薬として用いられてきました。冷涼な気候の湿地や沼地に自生し、高温多湿の気候を嫌います。加工用に使うには大量の実が必要なため、果樹としてよりは実の鑑賞目的での栽培が多いようです。 同じツツジ科のコケモモ(リンゴンベリー)と混同されがちですが、別種です。見分け方は花の形です。コケモモの花はブルーベリーやドウダンツツジのような釣鐘型、クランベリーの花は花びらが後ろに反り返ったように咲くので見分けることができます。

オダマキ(西洋オダマキ)

  • オダマキ属は、北半球の温帯に分布する宿根草です。日本にも数種自生し、春から初夏に独特の形の花が俯くように開花します。 日本に昔から自生するミヤマオダマキは、本州中部の高山地帯から北部に分布し、直径3cmほどの青紫色で花弁の先が白色を帯びた花をつけます。同じく日本在来種のヤマオダマキは、北海道から九州の山野に自生します。 西洋オダマキと呼ばれている種類は、主に北米やヨーロッパ原産のオダマキで、紫のほか、ピンク、白、黄色、赤、複色など、花色が多種多様です。咲き方も一重咲きから八重咲き、茎の先に複数輪花を咲かせるタイプまでバリエーション豊富です。交配が盛んで多くの園芸品種が存在し、小輪から大輪種まであり、草丈も矮性から高性まで様々。高性種は切り花としても流通しています。 こちらの図鑑では、流通が多い園芸品種の西洋オダマキの育て方を中心にご紹介します。

アジアンタム

  • アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属(アジアンタム属)に分類されるシダ植物の総称です。世界の温帯~亜熱帯に分布し、その数は200種を超えます。日本の温暖な地域にもアジアンタムの仲間が自生しています。 アジアンタムの特徴は、繊細でシャワシャワとした薄くて小さい葉で、おしゃれな観葉植物としても大変人気があります。基本的に乾燥と寒さに弱い性質ですが、耐乾燥性と耐寒性は品種によって異なり、日本に自生しているアジアンタムの仲間(ホウライシダ)は0℃程度まで耐えることができます。一般的に観葉植物として流通しているアジアンタムは寒さに弱いため、冬場は室内の明るい場所で管理しましょう。

ブルンネラ

  • ブルンネラは、春にワスレナグサに似た花が咲くムラサキ科の宿根草。園芸店で流通するのはBrunnera macrophyllaです。美しい花とともにスペード型の葉も美しく、斑の入り方に特徴がある品種が複数流通しています。 半日陰から明るめの日陰程度の環境を好み、美しい観賞価値のある葉は、シェードガーデンのカラーリーフとしても利用されています。同じ様な環境を好むギボウシなどのリーフプランツと組み合わせて、葉のフォルムやグリーンの色合わせを楽しむのもよいでしょう。

ゲウム・リバレ

  • ゲウム・リバレは、ゲウムの中でも矮性の品種です。一般的なゲウムの花の形とは違い、うつむくように咲く花の形から風鈴ダイコンソウの別名もあります。 ゲウム・リバレの花色はアプリコット色や白があり、ガクが赤みをおびたチョコレート色をしていて、花びらよりガクの方が目立ちます。小さくて素朴な花は、和風、洋風の庭のどちらにもなじみ、目立つ花ではありませんが雰囲気のある宿根草です。

ギリア・トリコロール

  • ギリア・トリコロールは、秋に種をまいて春に花が咲くハナシノブ科の一年草。ギリアは種類によって花の雰囲気が違います。 トリコロールは、そのなかでは草丈が低めで愛らしい花の形をしたギリアです。その花の見た目から英名ではBird’s eyesと呼ばれています。 細かくて繊細な葉を持ち、春に枝分かれした茎から多くの花が開花します。繊細そうですが、環境に合えばこぼれ種でも増えるほど性質は丈夫です。主張が強くないので同じ時期に咲く草花と混植すると、春の庭が彩り豊かになります。

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