スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の育て方・栽培|植物図鑑

植物名
スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)
学名

Brassica oleracea var. italica

別名・流通名
スティック・セニョール
科名
アブラナ科
属名
アブラナ属
原産地
地中海沿岸地域

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の特徴

スティックブロッコリーは、アブラナ科のケールの仲間です。そのため、ケールやその仲間であるカリフラワーなどと、幼苗の形がよく似ています。このケールから突然変異や品種改良を経て、花の蕾を食用に改良したのがブロッコリーやスティックブロッコリー、カリフラワーになります。「茎ブロッコリー」「スティック・セニョール」とも呼ばれています。

スティックブロッコリーは、ブロッコリー同様、野菜でもありますが、花蕾を食べるため「エディブルフラワー」という表現をすることもできます。

ブロッコリーは直径15cmほどの頂花蕾を収穫しますが、スティックブロッコリーは500円玉ほどの大きさになった頂花蕾を収穫した後、次々と伸びる側花蕾を収穫します。

その後、20cmくらいの長さまで生長した側花蕾を収穫します。

スティックブロッコリーは花のつぼみを食します。収穫が遅れ、そのまま花を咲かせると、アブラナ科特有の黄色い菜の花を咲かせます。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 80cm
耐寒性 やや強い
耐暑性 やや弱い
耐陰性 やや強い
花色 黄色

スティックブロッコリーの栄養

花茎が長く伸び、先端に小型の花蕾を着けるタイプのブロッコリー。茎はやわらかく甘味があり、ブロッコリーとはひと味違う風味です。

ビタミンCやβカロチンを豊富に含みます。ビタミンCは水溶性の栄養分のため、茹でるときは短時間に茹でましょう。

新鮮な状態で食べたほうが、栄養もあり、美味しく食べられます。蕾(つぼみ)が開いてしまうと、品質も悪くなるので、収穫したら早めに食べましょう。

スティックブロッコリーの調理方法

さっと茹でてサラダに入れたり、炒め物の仕上げ段階で彩に入れるときれいです。スープやシチューなどに使う時は火を入れる時間を短めにして、やわらかくなりすぎないようにしましょう。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の栽培環境

日当たり・置き場所

スティックブロッコリーは日当たりの良い場所を好みます。風通しの良い場所で育てましょう。

温度

スティックブロッコリーの生育適温は18~20℃です。ブロッコリーよりも耐暑性に優れています。

用土

プランター栽培のスティックブロッコリーは、野菜用の培養土で育てましょう。

畑栽培のスティックブロッコリーは、植え付け前に土を耕す準備が必要です。まず植え付けの2週間前位には石灰を入れ耕しましょう。その1週間後に堆肥と元肥を入れ土になじませます。

窒素分を含む肥料は、石灰と合わさることで窒素分がアンモニアガスとなって消失してしまうため、同時に使用してはいけません。そのため、石灰と肥料を合わせて使用する際は最低でも1~2週間ほど日数をあけて投入しましょう。

なお、この場合の石灰とは「消石灰」や「苦土石灰」をさします。牡蠣殻などの「有機石灰」ではそのような化学反応は起きないので、どうしても堆肥と石灰を使用するために必要な日数がない場合は「有機石灰」の使用をおすすめします。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の育て方のポイント

水やり

土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えましょう。湿度に弱い性質がありますので水の与えすぎは禁物です。

肥料

本葉が7枚くらい出て来たら追肥をして土寄せをします。その後花蕾が出来たころから2週間に1度は追肥をしましょう。

多肥性の野菜ですので、肥料は切らさないように気を付けましょう。

病害虫

ハスモンヨウトウ、アオムシ、コナガ、ヨトウムシなどに注意しましょう。
ヨトウムシは目につきにくく大きな被害をうむので早期発見を心がけ殺虫剤を散布します。成虫は蛾なので、飛来し葉裏に産卵します。葉の裏もこまめにチェックしましょう。

病気は軟腐病や黒腐病などがあります。 黒腐病は水が貯まると病気になりやすいので、鉢の場合は底に石を敷いて排水できるようにしましょう。

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)の詳しい育て方

選び方

本葉が4~6枚あり、濃い緑色をしていて茎が太く元気があり、葉の裏などに害虫や卵がついていないものを選びましょう。

種まき

深めの箱に畑の土を入れ10cmの間隔の筋を作って種をまきます。2日くらいで発芽するので本葉が2枚になったら小ポットに入れて育てます。

植え付け

本葉が5枚くらいになったら40cmの間隔をあけて1本ずつ畑に植えます。連作障害が起こるので以前アブラナ科の植物を植えた場合はその場所は避けて植えましょう。

秋冬野菜は、植え付けの時期が1週間遅れると収穫は1か月遅れるといわれるほど差が出てきます。9月の上旬には植え付けを終わらせると、順調に生育出来るでしょう。

剪定・切り戻し

500円玉程の小さな頂花蕾を収穫した後、次々と出てくる側花蕾を収穫します。

スティックブロッコリーは開花させると品質が落ちるため、蕾が開く前に収穫します。しかし、開花してもアブラナ科特有の黄色い花を咲かせるため、菜の花として食べることができます。

収穫

頂花蕾が500円玉程の大きさになったら、頂花蕾の部分を収穫します。切り取る際頂花蕾を真っすぐ切ると、その部分に雨が溜まり、腐りやすくなります。太陽の当たる方向に向かって斜めに切ると、切り口が乾きやすくなります。

その後出てくる側花蕾が15~20cm程度になったら、順次収穫しましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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