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初心者におすすめのUSB DACアンプで音楽を楽しむ

コロナ禍になってからパソコンで音楽や映画を視聴するのが習慣になった、という方もいらっしゃるかと思います。そうなってくるとどうせならもう少し良い音質で楽しみたいな……と思ってくるもの。そこでご紹介したいのが、USB DACアンプとヘッドホンです。

目次

DAC(ダック)とは

DACはデジタル信号をアナログ信号に変換する機器のことです。なんのこっちゃ、という感じですが、実は皆さんが普段使っているスピーカーやイヤホンから音を出すには、CDやダウンロードした音源(デジタル信号)をアナログ信号に変換しないといけないのです。

この変換をしているのがDACというもので、スマホやTVなどには既に内蔵されています。

内蔵されているならわざわざ使わなくてもいいのでは……? と思いますよね。実はこのデジタル信号からアナログ信号に変換する際に、どうしてもデータの劣化というものが発生してしまいます。この劣化を少しでも防いで、より高音質で音を出せるようにするために外付けのDACを使用します。簡単に言えば内蔵のDACよりも高性能なDACを使おうね、ということです。

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DACアンプとは

このDACというものは、あくまでデジタル信号をアナログ信号に変換するだけの機器なので、アンプを通してスピーカーやイヤホンと接続して音量調節できるようにしないといけません。DACとアンプを別々に用意してもいいのですが、2つをまとめて一体型にしちゃえ! というのがDACアンプです。USB DACアンプであれば、パソコンとUSB接続をして使用するDACアンプということになります。

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ZEN Air DACが入門用としておすすめ

iFi audio が発売しているZEN Air DACは普段聞いている音楽の音質を少しでも良く聴きたい、という方におすすめのUSB DACアンプです。数々のハイエンドなオーディオシステムを手がけているiFi audio の製品なだけあり、エントリーモデルとは思えない良質な音を出してくれます。

それもそのはずで、実はZen Air DACは上位シリーズのZen DACの回路をそのままに、ボディの材質やバランス接続などオプション的な機能をできるだけ削ぎ落して、価格を抑えつつ本当に必要な機能だけを残した製品となっています。

もちろんZen DACと完全に同じ音ではありません。ただそこはニュアンスのような部分であって、サウンドクオリティという部分では遜色ない仕上がりとなっています。むしろZEN Air DACの方が音に丸みがあり、好みという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

見た目も上位機種のZEN DACはアルミのボディですが、ZEN Air DACはプラスチックになっており、いい意味でおもちゃ感があって個人的に好きな雰囲気になっています。軽くなっているのもありがたいですね。

使い方は簡単で、付属のUSBケーブルをパソコンに接続してパソコンの出力先をZEN Air DACにするだけです。

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実際に使用してみた

実際に使用してみたところ、パソコンに直挿しするよりも明らかに音質が良くなっています。端的に言えば聴こえる音の数が増えている……! バスドラの低音も、ボーカルの中音域も、ストリングスの高音もすべての音域で今まで聴こえていなかった音まで聴こえるようになっています。

音の分離感が細かくなっており、空間も広くなっているためより立体的に音を捉えることができます。一度この体験をしてしまうと、もう直挿しには戻れませんね。

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XBass+モードがすごい

低音域を増幅してくれるXBass+モードを使用するとバスドラの音圧が上がりライブ会場のような迫力に。いつもと違った音を楽しみたい!という時に使用すると楽しいです。

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せっかくならヘッドホンで楽しもう

高クオリティなサウンドを楽しめるZEN Air DACですが、肝心な出力先であるイヤホン・ヘッドホンの性能がイマイチだと十分に楽しむことができません。むしろDACアンプはイヤホン・ヘッドホンの本来の性能を引き出す機器でもあるので、やはりそれなりのものは用意したいところです。

ヘッドホンの種類

ヘッドホンには大きく分けて密閉型と開放型の2タイプがあり、さらに細かく分けるとアラウンドイヤーとオンイヤーに分けられます。音、という面で見ればアラウンドイヤーとオンイヤーの違い(耳を覆うタイプか、耳の上に乗せるタイプか)よりも、密閉型と開放型の違いの方が影響が大きいので、ここでは割愛させて頂きます。

密閉型と開放型の違いは音を出すドライバー(スピーカー部分)の裏側のハウジングと呼ばれる部分が完全に覆われている=密閉されているか、メッシュなどで隙間がある=開放されているかの違いです。

密閉型と開放型の音の違い

密閉型はハウジング部分で音が反響するため、低音が強調されやすくなっています。開放型は音抜けが良いため、空間表現と高音の抜けがよくなっています。臨場感を味わいたいときは開放型がおすすめです。ただし開放型はその性質上、音漏れが激しく雑音もダイレクトに入ってきてしまうため、屋外の使用には向いていません。

低音~高音までフラットに聴こえるモニターヘッドホンです。プロのレコーディングやDTMなどに使用されているだけあり、音の高解像度・高分解能に優れています。モニターヘッドホンらしいドライな音触りですが、逆に言えば生の音源に近い音を出しているとも言えます。一本は持っていて損はないヘッドホンでしょう。

開放感溢れる唯一無二のサウンドで熱狂的なファンを抱えるアメリカのオーディオメーカーGRADOのヘッドホンです。325eはスパッと抜けるような高音に暖かみのあるボーカル、開放型なのにしっかりと鳴っている低音域と、まさに音楽を楽しむためのヘッドホンであると言えるでしょう。やはりロックとの相性が抜群ですが、アニソンやクラシックも十分楽しめるかと思います。

DACアンプとヘッドホンに手を出してしまったあなた、もうすでに底なしのオーディオ沼にハマっています…… ぜひお気に入りのDACアンプとヘッドホンの組み合わせを見つけてみてくださいね。

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