空き缶リメイク! 簡単リアルな「サビ風」ペイントをしてみよう。
菊池レイコ
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ジャンクガーデンや多肉植物の寄せ植えなどで見かけるリメイクした空き缶。実は簡単に作ることができますよ。お料理の時に使ったトマト缶やデザート作りに使ったフルーツ缶など、その缶捨てるのはちょっと待って! 絵具は2色あればOK! 身近なものでできるリメ缶ペイントのやり方をご紹介します。ちょっとジャンクな感じのリメ缶を作ってみませんか。
目次
材料と道具
どれも家にあるものや、100円ショップで揃えることができます。
材料
・空き缶
・アクリル絵具
アクリル絵具は自宅にあったものを使用。(東急ハンズなどで購入)アクリル絵具は100円ショップでも取り扱いがあることも。
道具
・ハケや筆
・スポンジ
・油性マジック
・くぎ
・ハンマー
・スポンジ
・筆洗いのバケツ
トマト缶の空き缶です。空き缶はよく洗って汚れを落としてから乾かしておきます。
洗う時に缶の切り口で怪我をしないように気をつけましょう。広い範囲を塗るのにハケで塗る方が早くさっと塗れるので便利です。筆は細かいところをペイントする時に使います。
スポンジは今回は家にあったメラミンスポンジをカットして使います。スポンジならメイク用のなどでもOK。
空き缶をサビ缶にリメイクしよう!
①空き缶の下準備をします
空き缶の蓋を切った縁の部分を怪我しないように処理します。ペンチで縁を内側につぶしていきます。
右がつぶした後。左が左上だけつぶしている状態。縁がなくなっているのがわかります。
②鉢底穴を開けます。
油性マジックで円を描き、直径1cmくらいの穴を底に開けます。
描いた円に沿ってくぎで穴を開けます。
ペンチを使ってでくり抜きます。
大きく穴を開けるのが手間な場合は、くぎで5.6か所穴を開けるでもよいでしょう。水が抜ける穴が開いていればOKです。これで穴あけ完了。
③ベースカラーをペイントします
今回は黒と白の2カラーのペイントをします。ベースカラーを塗ります。この時アクリル絵具に水が多いと塗りにくい場合があります。ハケを使ってアクリル絵具を全体に塗ります。上の縁もお忘れなく。塗り終えたら乾かします。
④サビ風にペイントしていきます
茶色のアクリル絵具を使います。
アクリル絵具が乾かないように、少量だけ出した方が無駄なく使えます。縁を筆を使ってトントンと茶色を重ね塗り。ちょっと濃いめにつけてもよいです。
乾く前にスポンジでポンポンとなじませていきます。
下の部分も上同じように塗っていき、上の方が下よりもサビ部分を濃いめにするとサビた感じがはっきりとして、ジャンク感がアップ!
白の場合
黒より茶色が目立ちやすいこともあり、ちょっとひと工夫が大事。黒と同様に茶色をトントンと重ねていきます。
こんな感じです。サビ感出てきてます。
継ぎ目の部分と縁に茶色を塗ります。ちょっとアバウトにでOK。
左はアバウトに茶色を足したもの。乾いてから、右のように白をスポンジでポンポンと重ねていきます。
白を重ねることで茶色が馴染みます。擦れてサビてきている感じに。これを縁など全体に行います。
完成しました。
2色ともそれっぽく作るポイントは、このふたつ。
・上の縁は茶色を濃くしてサビ多めに
・継ぎ目のラインもうっすらサビ感を
全体をサビ風にするコツ
サビ多めにしたい場合は、茶色を全体にたくさんペイントしましょう。
スポンジでポンポンと馴染ませるようにのせていきます。この時、少し黒を混ぜたこげ茶色のアクリル絵具を上からトントンと足したりすると、なおサビ感アップ。
こちらも縁部分を濃くすることでよりリアルに。縁部分にこげ茶を足しても。
早速、植物をリメ缶に植えよう
黒には多肉植物を。寄せ植えにもよさそう。ドライフラワーなどとも相性バツグン。
▼多肉植物の植え替え方法はこちら
白には観葉植物を。シラフカズラを合わせて。シャビーシックなスタイルによく合いそう。
空き缶の表面がガタガタしていないものは、英字を書いたりしても良さそう。ガタガタの場合はデコパージュなどで好みのペーパーを貼っても。いろいろな缶で試してみてくださいね。
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