ワイヤープランツの増やし方とステキに飾るコツ

熊木健二
このライターの記事一覧

ワイヤープランツと言えば、名前のとおり細く茶色い針金・ワイヤーのような茎のおしゃれなフォルム。そして、小さい葉がもさもさしててかわいいですよね♪
今回は、ワイヤープランツの管理と素敵な飾り方のアイデアを紹介します。
目次
ワイヤープランツの日常の手入れ
生育旺盛で育てやすく、初心者でも無理なく育てられる観葉植物です。
仕立てかた次第でいろいろな形を楽しめますし、また、寄せ植えにも最適です。葉が乾燥に弱いので、霧吹きで葉に水をかけてやりましょう。
また、大変生育旺盛なので、適時切り戻し、形を整えることをおすすめします。春が適期ですが、室内で育てる場合、ほぼ1年中、剪定可能です。
▼毎日の葉水に使える
▼切り戻しに使うならこのハサミ!
ワイヤープランツの簡単な増やし方
株分け、挿し木、種まき、水挿しで増やせます。
適期は5~6月です。
挿し木の場合
10cm弱の長さに切り取って、下の方の葉っぱを取ります。
葉っぱを取り除いた部分を、赤玉土にグラグラしないように挿します。根が出るまで土を乾かさないようにして管理しましょう。
水挿しの場合
10cm弱の長さに切り取って、下の方の葉っぱを取ります。
葉っぱを取り除いた部分を、水につけておくだけ。水は毎日新しいものに取り換えましょう。
▼ワイヤープランツの水挿しにぴったりなサイズ
ワイヤープランツの植え替え
ワイヤープランツの植え替えの適期は4~6月と9~10月です。
根詰まりを避けるため、2年に1度ぐらいのペースで植え替えるといいと思います。植え替えるときは、根を傷めないように優しく行いましょう。
ワイヤープランツの飾り方
可愛いインテリアグリーンとして
どんな風にワイヤープランツを飾ったらいいか参考にしてみてくださいね。
キッチンや水場に
乾燥を嫌うワイヤープランツにとって、良い場所かも知れないですね。水場が近い場合は、葉っぱに水(葉水)をかけやすくて管理がラク。
垂らして飾ろう
ワイヤープランツのつる性の特徴を生かして、垂らして飾るのもお洒落です。
ワイヤープランツを使ったガーデニング
丸い葉っぱ、つる性の針金のような茎。魅力的なワイヤープランツを使った人気のガーデニング。
ワイヤープランツをワイヤーに絡める
ワイヤーで形をつくって絡めていくと、ワイヤープランツの葉っぱが伸びてきて可愛い仕立てに!
ワイヤープランツを寄せ植え!
鉢の周りに垂らしたら、お洒落な雰囲気に。
グランドカバーにして、オシャレな庭
庭にワイヤープランツが這っていたら、オシャレなガーデンになりますね。ワイヤープランツと他のグランドカバープランツで、ミックスしてもいいかも。
ワイヤープランツを育てて、増やして、可愛いインテリアグリーンや素敵なガーデニングを楽しんでくださいね♪
▼ワイヤープランツを底面給水の陶器鉢で楽しめる
▼爽やかなガラスの底面給水鉢
ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛らしい、匍匐性常緑小低木です。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。耐寒性が非常に強く、地域によって差はありますが冬でもグリーンの葉を絶やしません。生育旺盛で、露地植えにするとフェンスやトレリス、他の樹木などに絡まりながらどんどんと広がっていきます。華奢なワイヤーのような茎はツルのように見えますが、ツル性ではありません。
環境が合えば、春から夏にかけて小さな花とその後に種子ができます。とても小さく見つけにくい花と実ですが、光沢のあるグリーンの葉よりも明るい黄緑色の花が咲くので、注意深く観察してみましょう。
ワイヤープランツは寒さで葉が全て落ちてしまっても短く刈り込んでおくと、春の暖かくなったころにまた新芽を出し始めます。また、剪定のときに切った枝は水に挿しておくことで発根するので、水耕栽培で楽しむことが出来ます。