植物を育てる上で、「風通し」が大切な理由
熊木健二
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植物を育てるとき”風通しをよくすること”とよく育て方に書いてあったりします。なぜ、風通しを良くしないといけないのでしょうか。
今回は植物を育てる上で、風通しを良くする利点について紹介します。
目次
1.水やりのあと換気が大事
室内に置いてある植物に水をあげたら換気が大事です。
風通しをよくしないと、湿った土が中々乾きません。土がずっと湿った状態が続くと、根腐れしてしまう可能性があります。
だんだんと気温が高くなる時期は、部屋の窓を閉めて出かける方が多いと思いますが、密封された暑い部屋で、土が乾かないと根腐れしてしまう可能性があります。
水やりをしたら、土が乾くように風通しを良くしましょう。
平日でかけてしまう方は、休みの日の朝に水やりをする、帰ってきたら水やりをして換気をするなど気をつけたいところです。
2.病気やカビ対策
密封された部屋に置いてある植物は、葉っぱが黄色くなり病気になってしまったり、水やりをしてそのまま乾かないと、土の上からカビやキノコが生えてくることもあります。
濡れた洗濯物をそのままにしておくと菌が繁殖して、カビ臭くなってしまいますよね。
それと同じで、土の中で菌が繁殖します。なので窓を開けて、よく換気しましょう。風通しをよくすることが、病気やカビの対策になると思います。
3.こもった空気を外に出す
どんよりこもった空気は、植物にとって良くないです。
室内の植物も、もともと原産地では外の風を浴びて暮らしています。やわらかい自然の風に当ててあげましょう。
サーキュレーターを、まわしている方も!
部屋にあまりいることがなく、窓を開けられない。そんな方は小型のサーキュレーターを上手く使って、室内の植物に風が行くようにしています。
こもった部屋で暮らす植物と、風が流れている部屋にいる植物とでは、状態が違います。
なるべく風に当ててあげましょう。直接当てずに部屋の中の空気の流れをつくることが大切です。
4.風通しが良いと生育も早くなる?
風通しが良い部屋だと、植物の成長が少し早いような気がします。
梅雨場は、湿気が多いので除湿するなり、晴れた日は窓をよく開けて換気するなり工夫が必要です。
夏場は、特に蒸れるので風通しを良くしましょう。
エアコンを入れる場合は、直接エアコンの風が当たらないようにしましょう。ストレスになり、植物の負荷になってしまいます。
5.新鮮な空気の通る部屋に
新鮮な空気は、人も植物も生き生きできますよね。
風通しの良い新鮮な空気の部屋は健やかな気持ちを保ってくれます。
風通しをよくして、良い運気も取り入れましょう。窓を開けて新鮮な空気を取り入れて生活しましょう。
きっと植物も喜んで成長してくれるはずです。
いかがでしたでしょうか。
これを機にちょっと風通しを気にする癖をつけてみませんか。
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