森のサボテン!? 人気上昇中の「リプサリス」に注目!
LOVEGREEN編集部
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最近お店でよく見かけるようになったリプサリス。育てやすいのはもちろん、その垂れ下がるようにして育っていく独特な容姿がおしゃれなインテリアにもぴったり!ありがちな植物ではなくちょっと通っぽく見えるリプサリスは人気急上昇中の植物なんです。リプサリスの基本情報や飾り方、人気の種類をご紹介します。
目次
リプサリスとは
多肉植物のようにぷっくりしたものが多いリプサリスですがサボテン科のリプサリス属で葦サボテンの一種になります。様々な色や形状があり種類も約60種類と豊富です。
サボテンと言えば日光大好き&乾燥した場所を好むイメージがありますが、リプサリスの自生地は熱帯雨林のジャングル。樹木や岩などに着生しているので「森のサボテン」とも呼ばれています。なのでサボテン科なのに直射日光は苦手、乾燥にも強いけど空中湿度が多い環境を好みます。基本的な育て方は直射日光の当たらない明るい室内で土が乾いたらたっぷりのお水やり、あとは霧吹きをまめにすること。まさに室内で育てるインドアグリーンとしてぴったりなんです。
おすすめのリプサリスの種類と飾り方
リプサリス・ケレウスクラ(青柳)
Rhipsalis cereuscula
緑色の米粒のような小さな茎が密に連なり、うっすら毛が生えています。
育てていくと白い花が咲きます。プニプニ見ているだけでも癒されるのでオフィスの机の上やキッチンの窓辺にいかがでしょうか?
リプサリス・カスッサ(アマノカワ:糸葦)
Rhipsalis cassutha
リプサリスの中でも細長い茎が特徴的です。
いくつにも枝分かれしながら垂れ下がるように成長します。マクラメプラントハンガーとの相性もバッチリです。
新芽の色がかわいいですね!
リプサリス・ピロカルパ(フロストシュガー)
Rhipsalis pilocarpa
お砂糖をまぶしたように細かな毛にうっすら覆われています。飾り棚にちょこんと置いてもそのユニークな姿が目をひきますね。
リプサリス・エワルディアナ
Rhipsalis ewaldiana
細い枝が枝分かれし上に伸びていきます。
ある程度の長さになったら垂れ下がってきますので吊りベースなどにも合います。
レピスミウム・ホーレティアナ
Lepismium houlletiana
リプサリスではないのですが、似た見た目をしているレピスミウム・ホーレティアナもおすすめです。ノコギリの様な葉が特徴的。大鉢のハンギングが一鉢あるだけでお部屋の雰囲気が良くなりますね。
リプサリスの増やし方
リプサリスの葉のように見えるのは茎の変化したもので「葉状茎」と呼ばれています。その茎には継ぎ目が沢山あり挿し木で簡単に増やせることが出来ます。リプサリスを扱っていてポキっと折れたりしても大丈夫。その茎をしばらく乾燥させてから土に挿しておくと根が出てきます。水栽培で花瓶に入れるだけでも根っこが出てくる位なので本当に丈夫な植物です。
海外では管理が楽なのでEasy Care Plants(イージーケアプランツ)とも呼ばれているリプサリス。サボテンだけどサボテンとは違うしなやかな容姿でどの種類も個性的。他の植物とはちょっと違う魅力たっぷりのリプサリスのご紹介でした。
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