岡井路子先生に教わる!お茶にもなるオリーブの収穫後の葉や実の楽しみ方
とまつあつこ
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先日、プロトリーフガーデンアイランド玉川店のオリーブセミナーに参加し、ガーデニングカウンセラーの岡井路子先生にオリーブの上手な育て方と収穫後の楽しみ方を習いました。今回は、第2週目に教わった「収穫後の楽しみ方」をご紹介します。
目次
■オリーブセミナー ~収穫後の楽しみ方を学ぼう
・新漬け
・メープルシロップ漬け
・オリーブの種まき
オリーブセミナー ~収穫後の楽しみ方を学ぼう
第2週目は、収穫後の楽しみ方を学びました。
新漬け
岡井先生お手製の新漬けを試食させていただきました。
まだ青くみずみずしい実で作るのが、オリーブの新漬けです。オリーブの山地である小豆島など限られた場所でしか作られていないので、新漬けを自分で育てたオリーブの実で作ることができたら嬉しいですね。苛性ソーダで渋を抜く作業などにちょっと手間がかかりますが、一度作って美味しさを実感したらやみつきになりそうです。
コリコリした食感で、さっぱりした中にオリーブの果汁である油分と奥深い味があります。美味しくて体に良いオリーブなのでパクパク食べたくなってしまいますが、貴重なオリーブの実です。しっかり味わいたいと思い直しました。
詳しいレシピは、岡井路子先生の著書「決定版育てて楽しむオリーブの本」の中で詳しく紹介されています。
メープルシロップ漬け
完熟したオリーブの実をメープルシロップに漬けると、ほろ苦さと甘みが絶妙なデザートになるそうです。小さな瓶で少量作ることもできるので、数粒の実を美味しく食べるのに最適とおっしゃっていました。
レシピは簡単!黒く完熟した実の種を抜き、空気に触れないようにひたひたのメープルシロップに漬けて密閉し、冷暗所で保存するだけだそうです。
オリーブの種まき
完熟したオリーブの実の中から種を取り出し、外殻に少し切れ目を入れてから土に植えて欠かさずにお水をあげると、1、2年して忘れたころに芽が出るそうです。
種が硬いため発芽率があまり良くないですし、成長するにもとても時間がかかりますが、種をまいて成長を見守る楽しみは格別だそうです。オリーブを小さく楽しむ方法を教えていただきました。
番外編~オリーブ茶の作り方
オリーブ茶は体に良いといわれ、とても人気がありますね。無農薬で育てたオリーブの葉は、お茶にして楽しめるそうです。セミナーの中で先生に教わった方法でさっそく試してみました。
葉を良く洗います。
剪定などでたくさん葉がとれた時は、葉を良く洗って広げてカラカラになるまで乾かし、保存することもできます。
フレッシュな葉も、乾燥させた葉も、それぞれ3分くらい茹でて煮出しました。
編集部で飲み比べをしたところ、フレッシュな葉の方が爽やかな味わいで、乾燥させた葉の方が深みを感じました。
嫌味のない良い味で、体に良いということもとても気に入りました。剪定のたびに作りたいです。
オリーブの楽しみ方のまとめ
今回、プロトリーフガーデンアイランド玉川店のオリーブセミナーに参加して、岡井路子先生からオリーブの魅力をたくさん教わることができました。
オリーブは、見た目はけっして華やかな木ではありませんが、一緒に暮らせば暮らすほど、その良さを感じる事ができる樹木なのだと思いました。平和のシンボルであるオリーブを育てて成長を楽しみながら、日々を大切に暮らせたら素敵ですね。
皆様もぜひ、オリーブとともに暮らす生活をお楽しみください。
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