前田有紀の一“花”言vol.43「秋の花の一輪挿し」

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日中でもだいぶ過ごしやすい気候になり、街はすっかり秋模様。そんなときこそ、季節を感じられる花を飾ってみてはいかがでしょうか? 今回は一輪挿しでも可愛い秋の花を前田有紀さんに聞いてみました。

風情のある秋のお花を一輪挿し

「秋のお花って、どれも風情があって個人的に大好きなんです。なかでも、一番のお気に入りはキク。

キクといえば、仏壇にお供えするイメージがありますよね? ただ、みなさんもご存知のダリアだってキク科のお花なんです。花持ちが良く、デコラティブに咲く姿は、見ているだけで温かい気持ちになります」(前田さん)

キクを切るポイント

キクは金属に弱いため、高さを調整するときはハサミを使わず、手で折るように切るようにするのがポイント。

「生けるときのポイントは、水に浸かる部分の葉をすべて取ることが大切になります。また、金属に弱いため、高さを調整するときはハサミを使用するのではなく、手で茎を折るようにして切りましょう。空き瓶やなんてことのないコップに一輪で飾っても可愛いのでおすすめです」(前田さん)

前田さんおすすめの秋の花6選

おすすめしたい秋の花はほかにもあります。ミシマサイコやコスモス、パニカムなども、一輪で生けるだけで様になるものばかり。ここからは、一輪挿しにぴったりな秋の花をご紹介します。

キク

キク

秋の代表的な花。現在では和菊から洋菊まで、品種も豊富に展開されています。キクは生花としては通年出まわりますが、本来は秋の花。インパクトのある八重咲きなら、一輪で飾っても存在感を発揮します。

 

ミシマサイコ

ミシマサイコ

セリ科の多年草。1枝に複数の小花を咲かせるので、上品かつ華やかなムードを演出してくれます。

 

ワレモコウ

ワレモコウ

バラ科の多年草。華奢で風にそよぐ草姿は風情があり、茶花にも使われています。花のように見える部分は、花びらのない1~2cm程度の小さな花穂。この花穂の色合いが、秋の雰囲気をかもし出してくれます。

 

コスモス

コスモス

「秋桜」と漢字で書くように、コスモスは秋の季語にもなっています。発色の良い色合いの花が特徴で、風にそよぐ姿がとても美しい草花です。

 

ワイルドオーツ

グリーンスケール(ワイルドオーツ)

黄褐色に熟した小穂の形を小判や米俵に見えるため、別名・宿根コバンソウとも呼ばれています。たくさんの穂を下垂させる姿が風情豊かな印象に。秋になると穂が茶色く変わり、季節感も満喫できそう。

 

パニカム

パニカム

直立した茎の先に円錐状の花序をつけ、枝分かれした花序に小さな花穂をまばらにつけます。イネに似た細長い葉を持つのが特徴。

 

「今では欲しいと思ったお花が年中手に入るようになりましたが、やっぱり季節のお花を意識して手に取ってほしい。お花に思い出を重ねることで、季節とともに生きているという実感が持てるはずです」(前田さん)

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引き続き月に2回、前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。

フラワースタイリスト 前田有紀  2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。

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前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワーアーティストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。

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