世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 –スペイン最大級の植物・園芸展示会【後編】

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前回に続きイベルフローラ2019(IBERFLORA)からの情報をお届けしたい。

目次

小型の植物の展示

このエリアは今回のイベルフローラのコンセプトを表現した中央ステージを中心に、バレンシア州以外の地方自治体が小型の園芸植物を共同出展しているのを多く見かけた。

まずは小型の園芸植物を出展しているところを見ていただく。

 

小型の樹木やグラス類など色々なナーセリーが特徴のあるガーデン用の小型植物を多く出展していた。

 

賛否両論あるが、カラフルに染められたサボテンもあった。

 

その他にシクラメンやアジサイ、椿なども見かけるが、この辺は日本の生産者の作品の方が1枚も2枚も上に感じた。しかしパッケージやプライスカードは良く目立ちおしゃれなものも多くあるので見ていて何だか楽しくなってくる。

また、いつもであればもう少し柑橘系の素敵な出展があるが、今回はいつもより少しさびしさを感じるような気がした。作柄の問題であろうか?

 

今回素敵な柑橘の写真がないため以前の写真を引用させてもらうが、この地域の柑橘の仕立ては秀逸でオレンジやレモンなどの実付きの良さや、コンパクトな仕立てはかなりキュートである。日本ではこのような仕上がりを見かけることができない。そのため、見かける度に日本に輸入したくなってしまう。

ただ残念ながら柑橘類やぶどうなどは、全く方法がないわけではないが、日本に上陸すると深刻な被害を引き起こす可能性があるチチュウカイミバエなどの侵入をさせないため、かなり厳しい検査が行われ、その後も日本の指定場所においての隔離栽培を行わなければならない。その他にもクリアしなければならない条件があり、それらに要する手間と数年という年月、さらにその後も無事認可を受けられるかわからないリスクを考えればほぼ輸入することは不可能といってもいいであろう。そのため私はいつも展示会で眺めるだけになってしまう。

その他にも色々なナーセリーが出展されていた。中には日本に輸出をしているところもある。

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展示ブース

また展示ブースでは、今回のテーマである「SAVE THE PLANET」に沿ったディスプレイがなされ、報道陣や関係者でにぎわいを見せていた。

 

やはりどの国でも今は地球環境に関する取り組みは最優先事項である。特にその中でみどり・植物が持つ役割は重大であることが広く認識されてきているので関心の高まりを実感することができる。

 

それらを表現したメインステージは写真スポットにもなっており多くの人でにぎわいを見せていた。

 

その隣では、木に写真をぶら下げられるものなど、メッセージ性を深く感じる素敵な設えも用意されていた。

 

また果物や野菜を使ったデザインなどカラフルな色彩を表現方法で観る人を楽しませてくれるものもある。

 

その一方では緑でできた住居?などもあり、とても面白く見させていただくこともできる。

 

また病害虫への取り組みの発表などもされており、学ばせていただくことができた。

 

滝を模したガーデンファニチャー。

もう一つのエリアではガーデン関連商品ファニチャーなども多く展示されている。

 

石の目隠しフェンス。

また園芸店を支援するブースやエコ関連提案をするブースなど多岐にわたっていた。

 

その中でも、周りと違った空気間で少し気になったのがこのカラフルな動物たち。

 

何とも表現がしにくいユニークなものである。ネコや動物などカラフルな仕上がりは興味がわく。ただ綺麗とも言えるが、怖いとも……。見る人によって賛否両論かと思うが、目を引くことは確かである。少し話を伺うと、以前から展開しているがこの展示会への出展は初めてのこと。もしよければ日本でいかがでしょうか?とも声掛けをいただけた。

 

その他にも木製プランターや植木鉢などの販売資材から、棚などの販売補助アイテムや運搬用車両など多く展示されていて、園芸に関するもの一通りを見ることができた。

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講演なども開催

また各エリアでは講演などのセッションや時間帯によればデザイナーによるデモンストレーションも行われており、1日かけて楽しんでいただくことができるのではないだろうか。

ちなみに飲食施設もありランチにはビュッフェもある。私は招待していただいたので食事券をいただけたが、普通に参加しても利用が可能。料金は確か20ユーロ。フリーフード、フリードリンクである。デザートもついている。ワインやビールも無料である。しかしコーヒーだけが何故だけが別料金である。アルコールを飲まないコーヒー好きの私にとってはここだけが少し不満であったが、きっと利用者の長期滞在を防ぐものであろうから仕方はない。

 

今回、イベルフローラを通じてスペインの植物を大雑把であるが触れていただけたと思う。花き園芸に関わる人であれば近隣での開催であれば是非行く価値があると言える。ただアジアなどから長い時間と費用をかけて観に行くのであれば、イベルフローラ以外に、近隣のナーセリー視察か、それとも観光を兼ねての訪問であった方が良いのではと思う。

この他にもドイツ・エッセンでは1月末から2月にかけてIPMという大きな園芸の展示会がある。ここには世界中から出展者が集まり、かなり大規模である。また機会があればご紹介させていただきたいと思う。

次回はもう少しスペインの素敵な植物を掘り下げてご案内させていただきたいと思っています。楽しみにしておいてくださいね。ではチャオ‼

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