切り戻した枝を活用しよう!オレガノケントビューティーの飾り方

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持永久美子

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透明感のあるグリーンの葉から先端にむけてピンクに色づく優しい色合いのグラデーション。

小さな紫色の花と爽やかな香り。

beautyの名前の通り、美しい植物「オレガノケントビューティー」をご紹介します。

 

目次

オレガノケントビューティーとは?

オレガノケントビューティーの管理方法

オレガノケントビューティーの飾り方

 

オレガノケントビューティーとは?

 

*学名 Origanum ‘Kent Beauty
*別名 花オレガノ、ラウンドリーブドオレガノ

オレガノはシソ科のハーブです。

オレガノと言えばハーブティーやお料理に使えるイメージですが本種は同じオレガノの中でも花の美しい 観賞用品種になります。なので一般的にお料理などには使いませんが、その見た目の美しさとほのかに良い香りがするので観賞用ハーブとして流通しています。

比較的、生育はゆっくりで草姿はコンパクトに育ちます。繊細で優しい色合いの苞(ホウ)が重なり合い、その隙間から小さな花をのぞかせる姿は愛らしくファンの多い植物です。

 

花のように見えるポップのような部分は苞で、はじめは緑色ですが次第にピンク色に色付きます。花は苞の隙間から出てくる小さな紫色のものです。

 

オレガノケントビューティーの管理方法は?

オレガノは丈夫で育てやすく環境が合えばすくすく育つ人気のハーブです。

水やり

土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾燥には強く、多湿には弱いので水のやりすぎには注意します。冬場は土が乾いてから数日後に水やりするなど乾燥気味に管理しましょう。

耐寒性

寒さには強く霜が当たらなければ戸外で越冬可能です。霜が当たる地域では室内に取り込んだり軒下などに移動しましょう。

耐暑性

高温多湿が大の苦手です。特に梅雨から夏にかけての蒸れやすい時期は注意が必要です。この時期は出来るだけ風通しが良く、直接雨の当たらない所に置くなど工夫しましょう。

肥料

肥料をあまり必要としませんが与えるなら生育期に液肥を薄めたものを与えます。

植え替え

根の張りが早いので定期的に植え替えをしないと根詰まりをおこします。鉢底から根が出始めたら一回り大きい鉢に植え替えましょう。

用土

用土は市販の「ハーブの土」「花と野菜の土」、水はけのよい「山野草の土」など。

 

管理ポイント

花がら摘み

花が咲き終わるとしおれてくるのでこまめに花がら摘みしましょう。

 

切り戻し

蒸れに弱いので春から夏の間に茂った葉は梅雨の時期に半分から1/3位に切り戻しをすると風通しが良くなります。下の写真は切り戻してしばらく経ったものです。

 

根元から沢山新芽が出てきています。

 

日当たりの良い所で!

光不足になると苞のピンク部分が薄くなりグリーンになります。出来るだけ日当たりの良い所に置いて綺麗な葉色を楽しみたいですね。

 

飾って楽しみましょう!

切り花として

切り戻した枝は切り花としてフラワーベースに飾りましょう♪優しい色合いにお部屋がパッと明るくなりますよ。

 

ドライフラワーにも

退色しづらくドライフラワーにもおすすめなんです!

 

丸くリースにして飾ってもかわいい!

 

ピンクに色付く前も素敵な色合いなので切り戻した枝はぜひお部屋に飾ってみてくださいね。

 

いかがでしたか?何とも言えない優しい色合いでおすすめの植物「オレガノケントビューティー」のご紹介でした。ドライフラワーにもなるのでお部屋でも長く楽しめますよ。気になった方は是非お店で探してみてくださいね。

 

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持永久美子

平田ナーセリーで園芸店勤務後、P2&Associates Inc.にてインドアプランツ専門店Plants・Plantsのマネージャーとして新店舗立ち上げ・接客・販売・在庫管理等の業務に従事。植物だけでなく、動物や雑貨も大好きです。結婚を機に東京に移り、子供と一緒に植物のある生活を楽しんでいます。LOVEGREENでは、観葉植物のおしゃれな飾り方や実践したくなるライフスタイル提案、実際に自宅で育てている植物の写真を使った記事を配信。

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