戸外で楽しむシクラメン/ガーデンシクラメンの寄せ植え
Botapii編集部
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秋から春にかけて花を咲かせるシクラメンを、寒さに強く改良した品種をガーデンシクラメンといいます。花持ちが良く、長く楽しめるので初心者の寄せ植え作りにも最適です。今回はガーデンシクラメンを使った寄せ植えを、ガーデンセンターさにべるの間室みどりさんに教えてもらいました。
目次
- ガーデンシクラメンの寄せ植えにおすすめな植物5種
- ガーデンシクラメンの寄せ植えを教えてくれた間室みどりさん
- ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方
- ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方のポイント
- ガーデンシクラメンの寄せ植えの管理のポイント
ガーデンシクラメンの寄せ植えにおすすめな植物5種
ガーデンシクラメンを主役に、ワインレッドの花たちを引き立て、柔らかい雰囲気になるよう植物を選びました。
ガーデンシクラメン~サクラソウ科 半耐寒性球根~
斑入り葉キンギョソウ~ゴマノハグサ科 耐寒性多年草~
コロキア~ミズキ科 耐寒性低木~
ポリゴナム(ヒメツルソバ)~タデ科 耐寒性多年草~
アジュガ~シソ科 耐寒性多年草~
ガーデンシクラメンの寄せ植えを教えてくれた間室みどりさん
間室みどりさんプロフィール
園芸家、㈲サニベルグリーンハウス主任。グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、パーソナルカラリスト。寄せ植えやハンギングバスケットの講座を開催したり、出張の講習会、テレビや雑誌の撮影、執筆などで活躍しています。
▼間室みどりさんにインタビューした記事はこちら
ガーデンシクラメンの寄せ植えの作り方
深みのある赤色のガーデンシクラメンとキンギョソウの花に合わせて、今回はシックで落ち着いた色の鉢を使いました。先生が正面をこちら側に向けて作る工程を教えてくれたので、ぜひ、自分で作っているイメージでご覧になってみてください。
今回準備したものはこちら。左上から時計回りに紹介します。鉢(直径約24㎝)、草花用培養土、土入れ、鉢底用ネット、草花用肥料、崩した土やごみを入れる器です。
鉢に鉢底用ネットを敷いて土を入れた後に、花つきをよくするためリン酸が入った草花用肥料を3つまみ入れてまんべんなく混ぜます。
メインのガーデンシクラメンをポットから抜き、株元の枯葉などを取り除きます。
ガーデンシクラメンは球根なので、土の部分は崩さずにそのまま植えていきます。植わっていたポットの形にもよりますが、底の土がデコボコしてしまっている場合は優しく平らにならしましょう。
ガーデンシクラメンを2株、斜めにずらして配置します。寄せ植え全体のまとまり感を出すため、同じ色を選んでいます。
コロキアをポットから抜き、株元のコケや枯葉を取り除いて根を崩していきます。
コロキアの枝が密集している場合は、枝を少し広げて植えましょう。
コロキアをガーデンシクラメンの背景になるように配置します。
斑入り葉キンギョソウは、根を軽く崩してガーデンシクラメンとコロキアの間に植えます。
アジュガとポリゴナムは真正面を向きすぎると動きがなくなるので、コロキアとポリゴナムが上下対照的な位置関係になるように配置しましょう。
蒸れ防止のため、他の植物と比べてガーデンシクラメンの株を少し浮かせるイメージで高めに植えます。隙間にしっかりと土を入れて完成です。長い棒を使って隙間をつっついていくと、土が入っていない場所がわかるのでおすすめです。太めの菜箸を使ってもいいそうですよ。
次は、間室みどりさんに教わった作り方の細かいポイントと長く楽しむための管理方法を紹介します!
\作り方のもっと詳しいポイントと管理方法を紹介します!/
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