前田有紀の一“花”言vol.44「スワッグ作りのポイント」

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日照時間が短くなり、家で過ごすことが多くなる季節がやってきました。そんなときこそ、部屋に花を飾ってみてはいかがでしょう。今回はフラワーアレンジの初心者の方でも気軽にチャレンジできるスワッグの作り方をご紹介します。

スワッグならビギナーでも気軽にチャレンジできる

お気に入りの草花を束ねて作ったスワッグは、生花にくらべて長い期間楽しめるというメリットがあります。一見、作るのが難しいと思われがちですが、ポイントさえ押さえれば意外と簡単にできるのも魅力のひとつ。

「秋冬になると市場ではネイティブフラワーという、ドライにして飾りやすいお花が増えてきます。今回はオーストラリアから届いた花材を使って、スワッグ作りをしてみます。同じような手順を行えば、別の花材でもスワッグが作れるので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください」(前田さん)

スワッグの花材

左からバーゼリア、スターチス、キビ、フィリカ、リューカデンドロン、ドライアンドラ。

4つのポイントでスワッグは作れる

スワッグを作るためには、4つのポイントをきちんと押さえておくことが大切。これさえ理解しておけば、失敗のリスクもぐんと減るはずです。

1.メインの花を選ぶ

メインの花材を選ぶ

まずは、メインにしたい花を選びます。今回は一輪でも存在感のあるドライアンドラをチョイス。

2.段差をつけて束ねる

段差をつけて束ねる

面積の大きい花材をさきに取りながら束ねていきます。このとき、花びらが重ならないように長短をつけて段差を出すよう心がけましょう。

3.逆さにしてバランスを見る

逆さにしてバランスをみる

スワッグとして飾るときは、逆さにします。そのため、ある程度花を束ねたら逆さにして、長短いのバランスがきちんとついているか確認しましょう。

4.麻ひもで縛る

麻ひもで縛る

バランスよく束ねることができたら、麻ひもで縛ります。このとき、できるだけきつく縛っておかないと、ドライになったときに抜けてしまうので要注意。

完成

スワッグの完成

麻ひもで縛るときに、輪っかを作っておくと、壁にかけるときに便利です。

「できあがったスワッグを壁にかけるだけで、お部屋全体が温かなムードに包まれます。飾りはじめてからドライになるまでの経年変化も楽しめるので、今年の冬はぜひスワッグ作りをしてみてはいかがでしょう」(前田さん)

gui×Botapii・LOVEGEENのワークショップ開催決定!

前田有紀さんが代表を務める移動花屋「gui」と、ボタニカルライフメディア「Botapii」「LOVEGREEN」のコラボイベントの開催が決定。小さなリースをベースに、カラフルなドライフラワーをあしらっていくワークショップです。それぞれ好きな色を選んで、自分好みのリースを作ることができます。

ワークショップ詳細

■開催日時:2019/12/5(木)11:00~12:30
■会場:gui東京オフィス(東京都渋谷区神宮前3-5-10 テラス小森302号室)
■定員:6名
■参加費:¥4,400(税込)
■主催:gui、株式会社ストロボライト

応募はこちらから!

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引き続き月に2回、前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信。

前田有紀さんのプロフィール写真

フラワーアーティスト
前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワーアーティストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。

Facebook/前田有紀『一日一花』
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