キバナカタクリ|植えっぱなしで毎年開花する球根の花
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トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「キバナカタクリ」
キバナカタクリは、北米原産のユリ科の多年草(球根植物)。日本に自生するカタクリとの違いは、開花時期。カタクリは早春が開花時期ですが、キバナカタクリは3月後半から4月の桜が咲く春本番に見ごろを迎えます。
見た目の違いは大きさ。日本カタクリより大型で、花、葉とも大ぶりです。
カタクリ
性質はカタクリより暑さに強く、ガーデニングでも使われているのを見かけます。夏は休眠し、地上部分から姿を消します。暑い夏は株元が木陰になるような落葉樹の株元のような環境に植えるのが適しています。
うつむきがちに咲く花は、咲き進むとくるんと反り返り、日ごとに表情が変わります。環境に合えば植えっぱなしで次第に広がり、開花時期は地面が優しい色合いの黄色で染まり、うっとりする光景になります。
球根や苗は、キバナカタクリの名のほか、「西洋カタクリ」、学名の「エリスロニウム」、園芸品種の「エリスロニウム・パゴダ」などの名で出回っています。