セレウス・ペルビアナス・スピラリスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- セレウス・ペルビアナス・スピラリス
- 学名
Cereus peruvianus f. ‘spiralis’
- 科名
- サボテン科
- 属名
- セレウス属
- 原産地
- ブラジル、ペルー、アルゼンチン
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの特徴
セレウス・ペルビアナス・スピラリスは、サボテン科セレウス属のサボテンで、柱サボテンのセレウス・ペルビアナスの変種です。最大の特徴は、蝋燭のようにらせん状に捻れた稜線で、非常にインパクトのあるビジュアルをしています。稜線の峰には等間隔に刺座があり、鋭いトゲが放射状に生えます。大きく成長する品種で、人の背丈ほどになる場合もあります。比較的丈夫で育てやすい品種ですが、あまり流通していない珍しいサボテンです。大きくなると、夜間にだけ咲く花を持ちます。
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの詳細情報
園芸分類 | サボテン |
---|---|
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや強い |
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの栽培環境
日当たり・置き場所
寒さには比較的強く0℃程度までは耐えるようですが、寒風や霜に当たると痛んでしまうため、基本的には冬は室内で育てるのが良いでしょう。春から秋は屋外でも大丈夫です。風通しがよく、直射日光を避けた日当たりの良い場所を好みます。
温度
暑さ、寒さには比較的強いですが、極端な寒暖には注意します。真夏の室内での高温や冬の寒風、霜は避けましょう。
用土
水はけの良い用土が良いでしょう。ホームセンターや園芸店で購入できるサボテン用の用土で大丈夫です。
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの育て方のポイント
水やり
水の与えすぎに注意し、春秋は土が乾ききる前にたっぷりと水を与えます。生育の止まる真夏と真冬は控えめにします。
肥料
植え替えの際に用土に含まれる栄養分でも問題ないですが、緩効性肥料を少量与えた方がより元気に育ちます。
セレウス・ペルビアナス・スピラリスの詳しい育て方
選び方
しっかりと根が張っていてぐらつかない株を選びましょう。螺旋の具合は個体差がありますので、お好みで選んでいただいても良いかもしれません。
植え替え・鉢替え
根詰まり解消のため、1~2年ごとに植え替えをします。春か秋に行うのが良いでしょう。植え替えの際は前もって数週間断水し土中を乾燥させます。根に付いた土を崩し古い根を除去した後、根ごと日蔭で乾燥させます。その後新しい土に植え、水やりは1週間後から開始します。
冬越し
寒さには比較的強いですが、基本的には室内で冬越しします。水やりは土中が完全に乾いてからやり、株をよく休ませます。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
ある程度成長すると根元に子株ができるので、子株から増やします。子株を切り取り、切り口をよく乾燥させてから新しい用土に植えます。水やりは10日ほど経ってから徐々に与えます。