サフィニアの寄せ植え~花芽を増やすためのピンチ作業と生長の様子
とまつあつこ
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前回は、サフィニアだけで作る寄せ植えの作り方を紹介しましたが、今回はそのサフィニアの寄せ植えが生長した様子と、花芽を増やすためのピンチ作業の様子、サフィニアを春から秋まで、できるだけ長く美しく楽しむためのポイントを紹介します。
目次
- サフィニアの寄せ植え~作成後の生長の様子
- サフィニアの寄せ植え~最初のピンチ作業(枝先摘み)
- サフィニアの寄せ植え~最初のピンチ後に満開の様子
- サフィニアの寄せ植え~今後の作業
- サフィニアの花をピンチしたら部屋に飾ろう!
- サフィニアの花がベタベタする理由
サフィニアの寄せ植え~作成後の生長の様子
4月12日、サフィニアの9㎝ポットを4つ使って寄せ植えを作成しました。
▼サフィニアの寄せ植えの作り方はこちら
その一週間後の様子です。うすいブルーのサフィニア「ヘブンリーブルー」が咲き始めました。
さらに数日後の様子です。白いサフィニア「ピュアホワイト」も咲き出しました。
4月末の様子です。ラベンダー色のサフィニア「ラベンダーレース」と、濃いブルーのサフィニア「ベルベットブルー」も咲き、4色咲きそろいました。
5月初めの様子です。寄せ植え作成から約3週間が経過しました。4色のサフィニアが鉢の外側にまで咲き広がり、葉も隙間なく育っています。花芽を増やすため、最初のピンチ(枝先摘み)を行いたいと思います。
サフィニアの寄せ植え~最初のピンチ作業(枝先摘み)
鉢の外にのびた枝を、鉢のまわりに沿って刈り込みます。この作業をすることによって分枝が促進されて枝の数が増え、将来花芽をたくさん付けることになります。のびやかに美しく咲いていてもったいないような気がしますが、思いきって切ります。
鉢の外側に伸びていた枝はすべてカットしました。風通しも良くなって株の育ちが良くなります。カット後に適量追肥すると新芽の成長が促されます。
サフィニアの寄せ植え~最初のピンチ後に満開の様子
6月初めの様子です。ピンチ後再び満開になりました!梅雨入り前に2回目のピンチ作業を行い、追肥して長雨のあたらない軒下で育てます。梅雨の長雨にあたると、うどんこ病などの病気が発生することがあるので注意しましょう。順調に育つと夏に再び満開になる予定です。
サフィニアの寄せ植え~今後の作業
ここからは予定です。
梅雨入り前に2回目のピンチを行ったその後、8月中旬に再び満開になります。花がらを取りながら秋まで花を楽しみ、いよいよ花が終わったら刈り込み、水やりを続け、霜にあたらないよう軒下で冬越しさせて来年も楽しみましょう。基本的には1年草扱いなので、寒くなったらパンジー・ビオラなどに植え替えても良いですね。
サフィニアの花をピンチしたら部屋に飾ろう!
カットしたサフィニアの花は、お部屋に飾ると華やかでとてもきれいです。花は甘い香りがします。水に浸かる下の方の葉っぱは腐りやすいので、取って茎だけの状態で水に挿しましょう。
サフィニアの花がベタベタする理由
サフィニアの枝先摘みの作業をしていると、手がべたべたしてきます。このべたつきは正常で、サフィニアやペチュニアの特徴です。茎や葉に粘液を出す線毛があり、このべト付きはアリに登られないようにサフィニアが進化したものと考えられているそうです。
べた付きが気になる方は、使い捨てのビニール手袋を着用したり、さっと枝先摘みをしてさっと花を水に挿して作業を終えましょう。
今後は梅雨の長雨に気を付けて、日当たりと風通しの良い場所に置いてよく観察し、水やり&肥料やリと病害虫チェックをしていきます。夏から秋に爽やかに咲き誇るブルーのサフィニアが楽しみです。
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