こんなに楽しめる! お庭やベランダで収穫したレモンの活用法
LOVEGREEN編集部
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突然ですがレモンの旬がいつかご存じですか? 輸入もののレモンは通年出回っているのを見かけますが、じつは国産レモンの旬は秋~冬。今がいちばん新鮮なレモンが手に入る時期なのです。
今回は無農薬だからこそ楽しみたいレモンの活用方法を一挙にご紹介。おうちで育てた無農薬のレモンは、皮まで調理でき、口にするのも安心。みなさんもレモンを育てて、ご家庭で大活躍させましょう!
目次
レモンの基礎知識
レモンは、ミカン科ミカン属のインド原産の常緑低木。木があまり高くならないので、ベランダでも育てやすい果実のひとつ。病害虫も比較的つきにくいためご家庭でも育てやすいです。温暖な気候でよく育ちますが、柑橘類の中で寒さにそんなに強くはないため、鉢植えで管理のほうが育てやすい場合も。それでも、-3℃以下から枝が枯れ始めますので真冬の管理は気を付けましょう。香りがよく白くてかわいらしい花を咲かせます。
▼レモンの育て方はこちら!
レモンの活用法| 無農薬レモンの調味料
せっかくおうちで育てたレモンだから、やっぱりレモンそのものの風味を堪能したいですよね。また皮ごと使えるのは無農薬レモンだからこそ。無農薬レモンを調味料として使う方法をご紹介します。
塩レモン
レモンを塩に漬けて熟成させた調味料で、モロッコではよく使われているそうです。
塩レモンの作り方
1.保存ビンをつくる。ビンとフタを煮沸消毒し、清潔なふきんの上で自然乾燥させておく。
2.レモンはよく洗い、好みの大きさに切る(今回はうす切りで作ります)。塩はレモンの10~20%用意する。塩分は高いほうが保存がきく。
3.保存ビンにまず塩を敷き、その上にレモン、塩、レモン……と重ねる。
4.全部詰めたら、レモンの果汁が上がってくるまで数日冷暗所で保存する。1日1回、ビンを振る。
5.1週間ほどしたら冷蔵庫で保存する。
塩レモンの活用方法
・お肉や魚のソテーに乗せて
・サラダのドレッシングやトッピング
・意外ですが、ご飯に混ぜておにぎりにしても相性抜群です
レモンペッパーソルト
お肉料理の下味や仕上げにぴったりのレモンペッパーソルトを、自分で作ってみましょう!
レモンペッパーの作り方
1.レモン1個の皮をおろし器でおろす。
2.あらびきコショウ適量・塩適量とまぜて広げ、100℃に予熱したオーブンに入れる(加熱はしない)。ローズマリーなど、お好みのハーブを混ぜて作ってもいい香り。出来上がったあとは冷蔵庫で保存。
レモン漬けオリーブオイル
レモンの風味を閉じ込めたオリーブオイルです。フレッシュな香りでサラダのドレッシングに最適!
レモン漬けオリーブオイルの作り方
1.レモンの皮1個分を刻み、1時間ほど乾燥させる。乾いたら、保存ビンにレモンの皮とたっぷりのオリーブオイルを入れる。
2.冷暗所で2週間ほど香りを移す。よい香りのオイルができたらレモンの皮は引き上げる。
レモンバター
トーストやパスタに使うと、たまらないおいしさです。
レモンバターの作り方
1.無塩バター200gは常温に戻しておく。塩レモン大さじ1を刻み、柔らかくなったバターによく混ぜる。
2.ビンに詰めて冷蔵庫で保存する。ラップで円筒状に丸めて保存しても。
レモンの活用法|皮や風味を楽しむ保存食
塩レモンピクルス
野菜のピクルスを作るとき、いつものピクルス液に塩レモンを足せばとてもよい香りのピクルスを楽しむことができますよ。
塩レモンピクルスの作り方
1.野菜を切る。根菜類のピクルスを作るときは、さっと塩ゆでしておく。
2.酢1カップ、水1カップ、塩小さじ3分の2、砂糖大さじ3、タネを抜いたとうがらし1本を中火にかける。ひと煮立ちしたら火を止め、塩レモン適量を加える。
3.保存ビンに1の野菜を詰め、2が熱いうちに注ぐ。あら熱が取れたら冷蔵庫で保存する。翌日から食べられる。
いい風味で、さまざまな料理に活用できるレモン。じつは柑橘類のなかでは比較的育てやすい果樹です。まだ育てたことのない方も、ぜひチャレンジしてみたいですね。
▼レモンの管理の仕方はこちら!
▼柚子(ゆず)の活用法もご覧ください!
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