ドライフラワーのガーランドの作り方|クリスマスローズを使って
山田智美
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お気に入りのお花を吊るして飾りながら、ドライフラワーを作りませんか。飾りながらそのままドライフラワーに出来るお花のガーランドの作り方をご紹介します。作り方もとっても簡単、飾って可愛い、さらにそのままドライフラワーになってしまうガーランドです。
天井からお花を吊るすだけで、ロマンティックなボヘミアンスタイルのインテリアが出来上がります。きっとお客様にもびっくりされますよ。
目次
- ガーランドとは?
- ドライフラワーに出来るお花のガーランドの材料
- ドライフラワーに出来るお花のガーランドの作り方
- ドライフラワーに出来るお花のガーランドの飾り方
- クリスマスローズのドライフラワーの出来上がり
ガーランドとは?
「ガーランド」は「garland」という綴り(つづり)の名詞で、直訳すると「花輪」です。昔は植物で作った冠や首飾りなどを指す言葉でした。
現在では紐やワイヤーに植物やオーナメントを繋いで、輪になっていればリース、輪にせずに帯状になっているものをガーランドと区別するようになっています。ガーランドはインテリアやエクステリアのアクセサリーとして愛されているアイテムです。
ドライフラワーのガーランドの材料
ドライフラワーのガーランドの材料です。
お花はすべてフレッシュのものを用意してください。
- ブプレリウム
- ナズナ
- ステルンクーゲル
- クリスマスローズ
- デザイナーズワイヤー<資材>
タコ糸や麻ひもでももちろん問題なく作れます。デザイナーズワイヤーを選んだ理由は、とても細いのでしっかりと植物の茎を括ることが出来るということと、軽いので吊るしやすいからです。さらに飾って絵になるという利点もあります。
ドライフラワーに出来るお花のガーランドの作り方
ワイヤーの端を10~15㎝残して花を留めていきます。茎にくるっとワイヤーを巻きつけて、折れない程度にきゅっと締めます。これを2回繰り返します。
2回巻きつけたら、ワイヤーをきゅっとねじるようにして留めます。ドライフラワーになって水分がなくなっていくと茎が細くなり、ワイヤーから抜け落ちてしまいます。折れない程度にしっかりとワイヤーを締めます。力が強いと茎が折れてしまいます。もっと力が強いとワイヤーが切れてしまうことがあります。何事もさじ加減が大切です。
3~7㎝程度間隔を取りながら、同じ作業を繰り返します。お花とお花の間隔はランダムに。規則的にきっちり間隔をとるよりも不規則であったほうが自然な雰囲気が楽しめます。
もう十分だな、という長さまで出来たらワイヤーを10~15㎝残してカットします。両端とも10~15㎝程度残すのは、ガーランドを飾るときに吊るしやすくするためです。
ドライフラワーのガーランドの完成です!
ドライフラワーのガーランドの飾り方
気候にもよりますが、吊るして3~4日でドライフラワーになってきます。ちょっとアンティークカラーに変化したアンニュイな雰囲気が素敵です。
ドライフラワーのガーランドの飾り方にはちょっとしたコツがあります。
- 直射日光とエアコンの風の当たらない場所を選びましょう。
直射日光は色褪せの原因になります。エアコンの風が当たり続ける場所も色褪せや劣化の原因となります。 - 風通しの良い場所を選んでください。
ドライフラワーは湿気でカビが生えてしまいます。湿気が多い場所は避けてください。 - 壁やカーテンにくっつけないように飾りましょう。
壁にくっつけた状態で長く置くと、壁へ色移りしてしまう心配があります。壁から離して飾ってください。
クリスマスローズのドライフラワー
ガーランドを吊るしてから3日、すっかりカリカリのドライフラワーになりました。クリスマスローズのドライフラワーはあまり聞いたことがないかもしれません。出来ないと思っている方も多いのではないでしょうか。
クリスマスローズもこんなにきれいなアンティークカラーのドライフラワーになります。咲いているときと同じように花が開いた状態ではありませんが、恥じらうように花びらを閉じている姿が可愛らしいように思えます。
飾りながらドライフラワーに出来て、そのまま飾り続けられるドライフラワーのガーランド。ぜひ試してみてください。作り方も簡単だし、何より純粋に可愛い!遊びに来たお客様にもびっくりされますよ。
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