常緑樹を使って作ろう!クリスマスツリーアレンジメントの作り方
金子三保子
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クリスマスの季節、ひときわ華やかな花屋さんは、どうしても花に目が行きがちですが、クリスマスならではの葉物素材、エバーグリーンが豊富に出回っています。
今回は、クリスマスならではの葉もの、エバーグリーンを使った小さなクリスマスツリーのアレンジメントの作り方と、様々なエバーグリーンをご紹介します。
目次
エバーグリーンとは?
エバーグリーンとは一年中、葉を落とさない常緑樹のことです。常緑樹に対して、秋の紅葉の後に葉を落とす木々のことを落葉樹と言います。
エバーグリーンは四季を通して生き生きとした葉をつけることから、変わらぬ若々しさ、永遠の豊かさ、イエスキリストの永遠の命を表現するために、クリスマスの装飾としてよく使われています。
エバーグリーンで作るクリスマスツリーのアレンジメント
エバーグリーンを使って作るクリスマスツリーのアレンジメントをご紹介します。
玄関の棚のような省スペースを、小さなツリーでクリスマス風に飾り付けてみませんか。アレンジに使うエバーグリーンは、丈が短いグリーンで作ることができるので、クリスマスリースを作ったあとの残りのエバーグリーンを有効に使えます。
クリスマスツリーのアレンジメント・材料
・吸水スポンジ
・器(今回は素焼き鉢)
・エバーグリーン
・グルーガン
・ワイヤー
・飾りつけの実ものやリボン
・はさみ
クリスマスツリーのアレンジメント作り方
1.吸水スポンジを器にセットします。素焼き鉢のような水漏れする器の場合は、セロファンやビニールなどを下に敷いてから吸水スポンジをセットしましょう。吸水スポンジをセットしたら、スポンジの上部分の四隅をナイフなどでカットします。
2.吸水スポンジの上部に、ツリーのトップになるエバーグリーンを挿します。
トップに挿すグリーンは、葉先のきれいなものを選んで使います。次にツリーの下になるグリーンを器の縁に沿うくらいの角度で挿します。
3.残りのグリーンを入れていきます。最初に挿したトップのグリーンと器の縁に挿したグリーンを、ツリーの形に見えるように入れていきます。今回はグリーンは3種類使ってみました。
4.土台のクリスマスツリーが完成です。
クリスマスツリーのアレンジメントの飾りつけ
木の実やリボンで飾りつけをしていきます。
今回は、クリスマスの定番カラー、赤、緑、白と木の実で飾り付けてみました。飾りつけに入る前の下準備として、ワイヤーをかけられるものはワイヤーをかけたり、つまようじをグルーガンで接着するなどの作業を終わらせておくとスムースです。
完成です!
実ものの大きさは、アレンジの仕上がりサイズに合わせた大きさの飾りを選ぶと、見た目がきれいになります。また、下側部分は比較的大きめな飾り、上部分は小さめの飾りを選ぶとアレンジのバランスが綺麗に見えます。
ツリーの周りに色々と飾り付けて楽しい雰囲気にしてはいかがでしょうか。
花屋さんで買えるエバーグリーン!
クリスマスの季節の花屋さんで買えるエバーグリーン(常緑樹)をご紹介します。
ヒムロスギ
クリスマスの季節の花屋さんには必ずと言っていいほどあるグリーンです。葉っぱが密に生えているので、リースやアレンジの土台を隠しやすい素材です。
コニファー
モコモコしているもの、平べったいもの、色が美しいものなど、たくさんの品種があるコニファー。お庭で育てている方は、剪定枝を使ってもいいですね。
ブルーアイス
シルバーグリーンの色や、葉のフォルムが人気!
ボールバード(ブルーバード)
もさもさした葉っぱのコニファーです。リースやアレンジの土台隠しに。
平べったい形のコニファー
ヒバ
ユーカリ
ハーブのユーカリは、シルバーグリーンの葉が美しい人気の葉ものです。最近は、たくさんのユーカリの種類が出回っています。同じユーカリでも、葉のフォルムも様々。ユーカリの香りがするものもあれば、しないものもあります。シックな仕上がりにしたい時にシルバーグリーンの素材は大活躍。
ローズマリー
ハーブのローズマリーもリース、スワッグ、アレンジに入れると、深い緑が素敵です。ローズマリーは、立性とほふく性があるので、リースに使う時は、ほふく性のローズマリーの方がリースの土台にはわせやすいです。
クリスマスならではのエバーグリーン。今回のクリスマスツリーのアレンジメントの他、リースやスワッグに大活躍する花材です。針葉樹やハーブならではの香りもするので、ぜひ花屋さんで見つけてみてください。
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