プレゼントにおすすめ!色から選ぶガーベラの花束
清水ヨシミ
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ガーベラは、明るくかわいらしい見た目、知名度や人気の高さ、お祝いなどに向くポジティブな花言葉を持つなど、プレゼントにおすすめの花です。たくさんの色があるので、贈る相手に合ったイメージで花束を作ってみませんか?色ごとの花言葉や色のイメージもご紹介いたします!
目次
ガーベラとは?
ガーベラの基本情報
学名…Gerbera
別名…和名「花車」
科、属名…キク科、ガーベラ属
分類…草花
原産地…南アフリカ
開花期…4~6月、10~11月
花色…赤、ピンク、白、緑、黄、オレンジ、紫、複色など
花言葉…「希望」「前進」
▼詳しいガーベラの情報、育て方
ガーベラの日
4月18日はガーベラ記念日として日本記念日協会に登録されています。これは4月がガーベラの最盛期であること、4月18日が語呂合わせで「よいはな」と読めることから制定されました。
ガーベラの咲き方
ガーベラは、よく見かける直径5センチ程のミニガーベラだけではなく、八重咲き、スパイダー咲きといわれる細い花弁のもの、10センチ以上もある大輪、パスタのようにウェーブがかかった花弁をもつパスタシリーズなど、様々な形があります。その中からいくつかご紹介いたします。
こちらが一番イメージされることの多い、一重咲きのガーベラです。
八重咲きのガーベラ。モコモコとした咲き方がかわいらしいですね。
こちらの写真のガーベラは、一重咲きと八重咲きの間くらいの咲き方です。
ガーベラの花の中心にある芯は、淡い黄緑やクリーム色のものと、黒いものがあることにお気づきでしょうか?淡いものはかわいくて、明るいイメージに、黒いものは主張が強くはっきりとしたイメージになります。
▼スパイダー咲きや変わり咲きなどはこちら
ガーベラの色ごとの花言葉と色が持つイメージ
ガーベラの色ごとの花言葉
ガーベラは、ビビッドカラーから深みのある色まで発色の良い色が豊富で、色ごとにも花言葉があります。
黄色のガーベラの花言葉は「究極美」「究極愛」。
ピンクのガーベラの花言葉は「感謝」「崇高美」。
赤のガーベラの花言葉は「神秘」「燃える神秘の愛」。
オレンジのガーベラの花言葉は「神秘」「冒険心」。
白のガーベラの花言葉は「希望」「律儀」。
▼ガーベラーの花言葉についてはこちらをご覧ください
色が持つイメージ
ピンク
ピンクといっても、白に近い淡いピンクからショッキングピンクなどの濃いピンクまで、様々な色があります。色の淡いものはかわいらしい、濃いものは華やかなイメージです。
淡いピンクと濃いピンクの同系色を組み合わせてグラデーションを作るのもおすすめです。淡いピンク、濃いピンクの割合でイメージがかわいい~華やかになります。
黄色
黄色は明るく軽やかなイメージを持ちます。中世的な色なので男性へのプレゼントにも使いやすい色です。黄色い花は、オレンジの花と組み合わせてビビッドで明るいイメージに、水色や白い花と組み合わせて爽やかなイメージに、など組み合わせを楽しめる色でもあります。
オレンジ
オレンジは、明るくはっきりとした元気なイメージです。
黄色やオレンジのガーベラは、明るいグリーンの葉と組み合わせるとビタミンカラーが引き立ちます。
紫
紫は、大人っぽいイメージや個性的なイメージを演出したいときにおすすめです。赤やピンクと合わせると艶やかなイメージになりますし、黄色と合わせてコントラストを強調させると個性的なイメージに、白や水色と組み合わせると爽やかなイメージにもなります。合わせる色によってイメージが変るので、いろいろな色の組み合わせを楽しんでみましょう。
ガーベラは、他にも赤や白、複色のものなど様々な色があります。
ガーベラの花束を作る時、組み合わせにおすすめの花の特徴
ガーベラは切り花で売られている時には葉がなく茎の先端に花が開いているため、茎部分が寂しく見えてしまう場合があります。また、横に広がる咲き方のため、花束にすると花弁が折れてしまったり重なりすぎてしまう場合があります。それを防いで花束を作りやすくする花材や、組み合わせに相性のいい花材の特徴をご紹介します。
大きくて丸みのある形の花
写真のトルコキキョウや、バラ、カーネーションなど大きくて丸みのある形の花をガーベラの隣に添えて、ガーベラの花弁を上に乗せるようにすると、ガーベラの花弁が折れるのを防ぐことができます。
先で分かれている花、スプレー咲きの小花など
写真のアルストロメリアのように、先で分かれているものは花と花の間にガーベラを入れ込むようにしたり、花の上にガーベラを重ねるように花を組んでいくと作りやすいです。
縦に連なって咲く花
写真のモカラやほかのラン類など縦に連なって咲く花をガーベラの茎に沿わせるように組み合わせると、葉がなくて寂しくなりがちなガーベラの茎の方を華やかにすることができます。
葉物
葉の上にガーベラの花を重ねたり、茎の部分の隙間を埋めるために使用します。グリーンは花を引き立てたりボリュームをアップさせる役割もあります。
ガーベラの花束の例
花束1
紫、黄色、複色のガーベラ(計5本)に、青紫のトルコキキョウ、ピンクのアルストロメリア、ユーカリの葉を組み合わせました。全体的にビビッドカラーの花でまとめて、メリハリのある華やかなイメージにしました。
お花屋さんや使用する品種、時期により差はありますが、駅ビルなどにある一般的なお花屋さんでは、2~3000円で写真ほどの大きさの花束を作ることができます。
ブーケのような短い花束は、ラッピングを外し、輪ゴムを取らずに花瓶の縁に引っ掛けるように生けるとブーケのままのイメージを保てます。
花束2
ガーベラ2本、モカラ、ユーカリの葉。シンプルに同系色でまとめた縦に長めの花束です。こちらも条件により差はありますが、1000円程で作ることができます。
口が狭い花瓶に生けると、輪ゴムを外してもバラバラにならずに生けることができます。
1輪だけでも絵になる
ガーベラ1輪にラッピングをしてプレゼントするのも素敵ですよね。生ける時は茎のスッとしたラインを見せるのがおすすめです。今回は花束2を作る際に取り除いたモカラを添えましたが、ラッピングに使われていたリボンなどを結んでもかわいいです。
ガーベラの生け方と管理
ガーベラは茎が柔らかいので、生けた時に茎先が潰れないように花バサミで茎に対して直角にまっすぐカットしましょう。
水についた部分は腐りやすくなるため、茎が2~3センチ浸かる程度の浅めの水に生けて、こまめに水換えをしましょう。水換えの際は、茎を1センチほど切り戻すと、切り口が新しくなり、水の吸い上げが良くなります。
▼家に帰ってきた時にしんなりしてしまっていたら「水揚げ(みずあげ)」をしましょう。
▼水揚げでも元気にならない場合は「湯揚げ(ゆあげ)」をします。
明るく色が豊富で、プレゼントにおすすめのガーベラ。次に花束を作る時は、色から選んで作ってみませんか?
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