ヨウシュヤマゴボウの季節!花や実の魅力やヤマゴボウとの違いまで

山田智美

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ヨウシュヤマゴボウってどんな植物でしょう?実は身近なところに生えているかもしれません。ヨウシュヤマゴボウについて、花や実の季節、特徴、魅力、ヤマゴボウとの違い、遊び方、生け方、毒性など、詳しく紹介します。ヨウシュヤマゴボウの英語の名前や由来もわかります。

目次

ヨウシュヤマゴボウとは?ヨウシュヤマゴボウ基本情報

学名:Phytolacca americana 科名、属名:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 分類:多年草 ヨウシュヤマゴボウの特徴 ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物です。山野や街中、庭や花壇の植え込み、アスファルトの割れ目まで、あらゆるところで力強く生息しています。  ゴボウの仲間ではありませんが、根がゴボウのように長いことから、この名前がつきました。  ヨウシュヤマゴボウは根元から枝分かれし、横幅のある大きな株になります。草丈も高く、放っておくと人間の伸長を超すほどです。  夏になると濃いピンク色の枝の先に、小さな花穂を咲かせます。夏に咲いたヨウシュヤマゴボウの花は、秋にブドウのような房状の果実をつけ、熟すと黒くなります。  この黒い果実を潰すと、赤紫の果汁が出てきます。ヨウシュヤマゴボウの赤紫の果汁は服に付着すると通常の洗濯では取れない頑固なシミとなって残ります。ヨウシュヤマゴボウの実を触るときは淡い色合いの服は着用しないのが賢明です。

  • 学名:Phytolacca americana
  • 科名、属名:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
  • 分類:多年草

ヨウシュヤマゴボウの特徴

ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物です。山野や街中、庭や花壇の植え込み、アスファルトの割れ目まで、あらゆるところで力強く生息しています。

ゴボウの仲間ではありませんが、根がゴボウのように長いことから、この名前がつきました。

ヨウシュヤマゴボウは根元から枝分かれし、横幅のある大きな株になります。草丈も高く、放っておくと人間の伸長を超すほどです。

夏になると濃いピンク色の枝の先に、小さな花穂を咲かせます。夏に咲いたヨウシュヤマゴボウの花は、秋にブドウのような房状の果実をつけ、熟すと黒くなります。

この黒い果実を潰すと、赤紫の果汁が出てきます。ヨウシュヤマゴボウの赤紫の果汁は服に付着すると通常の洗濯では取れない頑固なシミとなって残ります。ヨウシュヤマゴボウの実を触るときは淡い色合いの服は着用しないのが賢明です。

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

  • ヨウシュヤマゴボウは北米原産の大型多年草で、草丈1~2mほどになり、公園や住宅地などで見かけることが出来ます。夏~秋にかけて白い花を咲かせ、紫色のブルーベリーのような実を総生りにつけます。日本に古くから自生して食用にもされているヤマゴボウと違い、ヨウシュヤマゴボウは全草に毒性があり、特に根の誤食と種子を口にしないよう注意が必要です。

 

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ヨウシュヤマゴボウの花を見てみよう

ヨウシュヤマゴボウというと、あの黒ずんだブドウのような実ばかりが印象に残っていて、花は記憶にないという方も多いのではないでしょうか。あるいは花だと気づいていないかもしれません。

ヨウシュヤマゴボウというと、あの黒ずんだブドウのような実ばかりが印象に残っていて、花は記憶にないという方も多いのではないでしょうか。あるいは花だと気づいていないかもしれません。

 

ヨウシュヤマゴボウの花は夏、関東では早いと5月くらいから咲き始め、秋まで咲き続けます。ピンク色の茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、グリーンがかった白色をしています。  9月頃には一つのヨウシュヤマゴボウの株の中で、黒く熟した実、未熟なグリーンの実、白い花と、すべてが見られるようになります。

ヨウシュヤマゴボウの花は夏、関東では早いと5月くらいから咲き始め、秋まで咲き続けます。茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、グリーンがかった白色をしています。

9月頃には一つのヨウシュヤマゴボウの株の中で、黒く熟した実、未熟なグリーンの実、白い花と、すべてが見られるようになります。

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ヨウシュヤマゴボウの実の魅力

ヨウシュヤマゴボウの実の魅力は何と言っても、ブドウを小さくしたようなフォルムにあります。濃いピンク色の茎の先に、ブドウのような黒い実を付ける様子はとても可愛らしく、ちょっと切って花瓶に生ければ、それだけで絵になります。  ヨウシュヤマゴボウの実は、熟すと水分の多い果実となります。この実を潰して水に溶かすと赤ワインのような色になるので、おままごとに最適です。

ヨウシュヤマゴボウの実の魅力は何と言っても、ブドウを小さくしたようなフォルムにあります。濃いピンク色の茎の先に、ブドウのような黒い実を付ける様子はとても可愛らしく、ちょっと切って花瓶に生ければ、それだけで絵になります。

ヨウシュヤマゴボウの実は、熟すと水分の多い果実となります。この実を潰して水に溶かすと赤ワインのような色になるので、おままごとに最適です。

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気を付けたいヨウシュヤマゴボウの毒性

ヨウシュヤマゴボウは根や葉など全草に毒を含む有毒植物です。誤食による中毒症状の報告例もあるくらいですから、間違っても口に入れることのないように気をつけましょう。  ヨウシュヤマゴボウ全草のなかでも果実は毒性が少ないらしく、鳥の食料となっています。このヨウシュヤマゴボウの実を食べた鳥が種をフンとして撒くので、そこらじゅうで繁殖するという仕組みです。  鳥の食べ物ではありますが、人間が食べてもおいしいものではなく、有毒成分が含まれているので、好奇心で食べないようにしてください。

ヨウシュヤマゴボウは根や葉など全草に毒を含む有毒植物です。誤食による中毒症状の報告例もあるくらいですから、間違っても口に入れることのないように気をつけましょう。

ヨウシュヤマゴボウ全草のなかでも果実は毒性が少ないらしく、鳥の食料となっています。このヨウシュヤマゴボウの実を食べた鳥が種をフンとして撒くので、そこらじゅうで繁殖するという仕組みです。

鳥の食べ物ではありますが、人間が食べてもおいしいものではなく、有毒成分が含まれているので、好奇心で食べないようにしてください。

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ヨウシュヤマゴボウとヤマゴボウの違い

ヨウシュヤマゴボウは名前にヨウシュ(洋種)と付くように、北アメリカ原産の帰化植物です。古くから日本に自生する植物にヤマゴボウというものがあります。

ヨウシュヤマゴボウ(Phytolacca americana)とヤマゴボウ(Phytolacca acinosa)はどちらもヤマゴボウ科の有毒植物です。ヤマゴボウの方が葉の先が丸みを帯びていて、草丈は小ぶりです。

ヤマゴボウは主に山野に自生している植物で、街中では見かけません。身近なところで見かけるのはヨウシュヤマゴボウです。

ヨウシュヤマゴボウとお漬物のヤマゴボウの違いは?

食料品売り場などで見かけるお漬物のヤマゴボウは、キク科のモリアザミなどの根であり、ヨウシュヤマゴボウとはまったく無縁の植物です。

ヨウシュヤマゴボウは根にも毒を含みます。繰り返しますが、誤って食べることのないように注意してください。

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ヨウシュヤマゴボウの英語の名前

ヨウシュヤマゴボウの英語の名前を紹介します。  ink berry(インクベリー) pokeweed(ポークウィード) ink berryという英名は、ヨウシュヤマゴボウの果汁がインクのようだからだとか、昔は果汁をインクの代わりに使用したからなど諸説あります。いずれにしても果汁の色の濃さや、付くとなかなか落ちない特性に由来しているようです。

ヨウシュヤマゴボウの英語の名前を紹介します。

  • ink berry(インクベリー)
  • pokeweed(ポークウィード)

ink berryという英名は、ヨウシュヤマゴボウの果汁がインクのようだからだとか、昔は果汁をインクの代わりに使用したからなど諸説あります。いずれにしても果汁の色の濃さや、付くとなかなか落ちない特性に由来しているようです。

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ヨウシュヤマゴボウの楽しみ方、遊び方

ヨウシュヤマゴボウで遊ぶなら、一番はおままごとです。ヨウシュヤマゴボウはそのブドウのような見た目から、おままごとではフルーツとして大活躍します。さらに果汁を絞って水で割ると、まるで赤ワインのような見た目になります。ヨウシュヤマゴボウがあれば、おままごとの飲み物からデザートまでまかなえます。  大人がヨウシュヤマゴボウで遊ぶなら、インクの代わりに使用するのも楽しいでしょう。ヨウシュヤマゴボウの果汁を絞って綿棒や割り箸の先につけて絵や文字を書くこともできます。  ちょっと高度な楽しみ方としては、ヨウシュヤマゴボウの果汁で布や糸を染める草木染という方法もあります。 ヨウシュヤマゴボウの実は茎ごと吊るしてドライフラワーにすることもできます。ドライフラワーになったヨウシュヤマゴボウは風情があって、吊るしておくだけで楽しめます。  ヨウシュヤマゴボウの果汁で遊ぶ際は服などに飛ばないように、くれぐれも注意してください。シミになるとなかなか取れません。

ヨウシュヤマゴボウで遊ぶなら、一番はおままごとです。ヨウシュヤマゴボウはそのブドウのような見た目から、おままごとではフルーツとして大活躍します。さらに果汁を絞って水で割ると、まるで赤ワインのような見た目になります。ヨウシュヤマゴボウがあれば、おままごとの飲み物からデザートまでまかなえます。

大人がヨウシュヤマゴボウで遊ぶなら、インクの代わりに使用するのも楽しいでしょう。ヨウシュヤマゴボウの果汁を絞って綿棒や割り箸の先につけて絵や文字を書くこともできます。

ちょっと高度な楽しみ方としては、ヨウシュヤマゴボウの果汁で布や糸を染める草木染という方法もあります。

ヨウシュヤマゴボウの実は茎ごと吊るしてドライフラワーにすることもできます。ドライフラワーになったヨウシュヤマゴボウは風情があって、吊るしておくだけで楽しめます。

ヨウシュヤマゴボウの果汁で遊ぶ際は服などに飛ばないように、くれぐれも注意してください。シミになるとなかなか取れません。

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ヨウシュヤマゴボウの生け方、飾り方のコツ

ヨウシュヤマゴボウは切り花としても流通しています。ヨウシュヤマゴボウの実のちょっと変わったフォルムは、アレンジメントなどに入れるとアクセントになり、全体の雰囲気を引き締めてくれたり、またはナチュラルな雰囲気を演出してくれたりします。  もちろんヨウシュヤマゴボウは1本だけで生けても絵になります。ヨウシュヤマゴボウを花瓶に生ける際の注意点は、最初に葉を取ってしまうことです。ヨウシュヤマゴボウは切ってしまうと葉から萎れてきます。先に葉を取ってしまえば、花と果実を長く楽しめるようになります。  お庭の思わぬところからヨウシュヤマゴボウが生えてきてしまったという時は、刈り取る前に花瓶に生けて飾って楽しむことをおすすめします。

ヨウシュヤマゴボウは切り花としても流通しています。ヨウシュヤマゴボウの実のちょっと変わったフォルムは、アレンジメントなどに入れるとアクセントになり、全体の雰囲気を引き締めてくれたり、またはナチュラルな雰囲気を演出してくれたりします。

もちろんヨウシュヤマゴボウは1本だけで生けても絵になります。ヨウシュヤマゴボウを花瓶に生ける際の注意点は、最初に葉を取ってしまうことです。ヨウシュヤマゴボウは切ってしまうと葉から萎れてきます。先に葉を取ってしまえば、花と果実を長く楽しめるようになります。

お庭の思わぬところからヨウシュヤマゴボウが生えてきてしまったという時は、刈り取る前に花瓶に生けて飾って楽しむことをおすすめします。

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ヨウシュヤマゴボウは生長すると大きくなるので厄介な雑草だと敬遠されがちですが、よく見ると可愛らしい植物です。草木染にしたり、生けたり、ドライフラワーにしたりと、ヨウシュヤマゴボウでもっともっと遊んでみませんか。

 

 

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山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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