植えっぱなしで毎年開花する球根の花、タマスダレ【夏から秋のガーデニング】

金子三保子

金子三保子

このライターの記事一覧

公開日 :

タマスダレ

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「タマスダレ」。

タマスダレは夏から秋に純白の花が空を向いて咲く、常緑の球根の花。

一度球根を植えると、植えっぱなしで毎年開花し、環境に合えば分球とこぼれ種で増えていくこともあります。タマスダレ(玉簾)の名は、純白の花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。

タマスダレ

それぞれの花は3日くらいで終わりますが、夏から秋にかけて何回か花茎が上がって咲くため、球根の花の中では開花期間の長い部類です。

 

タマスダレ

別名 「レインリリー」は、土が乾燥している状態でまとまった雨が降った後に一斉に花を咲かせる性質から付けられたそう。

近所の通り沿いにタマスダレが群生している場所があるのですが、夏に咲いた花が終わったなと思っていたら、先日の雨台風の後に再びたくさんの花が咲きだし、「やっぱりレインリリーだわ」と実感しました。

 

タマスダレ

日本の気候にも合い、丈夫でよく分球して増えるため、半野生化しているのも見かけます。寒冷地では冬に葉が枯れますが、温暖地では常緑のまま越冬します。

球根の植え付け時期は春。最近は芽出し球根として苗が販売されているのも見かけます。タマスダレの名前の他、「ゼフィランサス・カンジタ」、「ゼフィランサス・カンディダ」という学名でも出回っています。

一度植え付ければ植えっぱなしにできるタマスダレ。植えっぱなしの植物をお探しの方におすすめです。

▼植えっぱなし球根をお探しの方は原種チューリップやムスカリがおすすめ!▼

LOVEGREEN STOREセレクトの秋植え球根をチェック>>

▼タマスダレの育て方

タマスダレ(玉簾)

  • タマスダレ(玉簾)は細長い葉と、真っ白な6枚の花びらが上を向いて一斉に咲く姿が美しい、夏から秋にかけて開花する常緑の球根植物です。一度植えると何年も植えっぱなしで開花し、環境に合うと分球とこぼれ種で増えていくこともあります。 花は3日くらいで終わりますが、何回か花茎が上がって咲くため長期間楽しむことができます。群生して咲く姿が美しく、花壇や芝生の縁取りなどにまとめて植えられています。強健で日本の気候にも合い、よく分球して増えるため半野生化している場所も多くあります。寒冷地では冬に葉が枯れますが、温暖地では常緑のまま越冬し毎年花を咲かせます。 タマスダレ(玉簾)の別名 「レインリリー」は、土が乾燥している状態でまとまった雨が降った後に一斉に花を咲かせることから付けられた名前です。和名は、純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。 タマスダレ(玉簾)の学名の「ゼフィランサス(Zephyranthes candida)」は、タマスダレ(玉簾)が西側のアメリカ大陸からヨーロッパへ渡来したことから、「西風が運んできた花」とされ、ギリシャ語で西風という意味の「zephyros」と、花という意味の「anthos」を合わせて付けられたそうです。 candidaは純白のという意味があります。 なお、タマスダレ(玉簾)はヒガンバナ科の植物なので植物全体に毒性があります。葉はニラに、球根はラッキョウやノビルなどに似ているので、球根を植え付ける場所は、草姿が似ている食用の植物とは離れた場所に植えるようにしましょう。 タマスダレ(玉簾)を含めたゼフィランサスは他にも種類があり、ピンク色の花を咲かせるサフランモドキ(花径6㎝ほど)、サフランモドキよりやや濃いピンク色の花を咲かせるロゼア、黄色の花のキトリナなどがあり、それぞれ草丈や耐寒性、開花時期などに違いがあります。タマスダレ(玉簾)はゼフィランサスの中でも最も耐寒性があります。モモイロタマスダレと呼ばれているのはブラジル原産の種類で、この園芸品種として春に咲く「紅玉」や、夏咲きで大輪、濃いピンク色の「桃の里」があります。 タマスダレ(玉簾)の葉は細くてツンツンしていますが、他の種はやや幅があり柔らかめです。

 

▼タマスダレの花言葉

 

▼編集部のおすすめ

 

 

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「植えっぱなしで毎年開花する球根の花、タマスダレ【夏から秋のガーデニング】」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

このライターの記事一覧

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

ミドラス