編集部のこぼれ種#22「小田原梅まつりに行ってきました♪」

LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
公開日 :

植物と一緒に暮らしているLOVEGREEN編集部の、何気ない出来事や発見、雑談などなど……日々の一部をふらっとのぞいてみてください。今回は、曽我別所梅林の小田原梅まつりに行ってきたお話です。
曽我別所梅林は、神奈川県小田原市にある食用の梅の産地であり、観梅の名所です。あちこちに梅畑が広がり、十郎梅、紅梅、南高梅、杉田梅、白加賀、枝垂れ梅など様々な梅の花を見て楽しむことができます。
青空の下で梅が美しく咲き誇り、甘い香りをただよわせていました。梅を見ながらお弁当を広げている方もいて、とても気持ちが良さそうでした。
ところどころ、梅の木に俳句が飾られていたり、ミカンやキウイフルーツ、野菜などの無人売店があったり、とても穏やかで優しい町の雰囲気を感じました。
見晴台にも上ってみました。富士山は雲に隠れていて残念でしたが、箱根連山と梅林の景色を堪能できました。
見晴台に向かう道沿いにも梅が咲いていて、キラキラ輝く美しい相模湾も見えました。
帰りに寄った小田原城址公園の梅もきれいに咲いていて、幹に着生しているノキシノブと思われる植物もイキイキしていました。
まだ寒い日もありますが、蝋梅の花は終わりかけ、梅が咲き誇り、春がそこまで来ている気配がしますね。それにしても、春の訪れを知られてくれる植物たちには毎年パワーをもらい、感動してワクワクが止まりません。
(編集:T)
▼以前の「編集部のこぼれ種」はこちら
▼梅の育て方はこちら
- 梅(ウメ)は、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木です。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅(ウメ)の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 梅(ウメ)の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。梅(ウメ)は品種によって開花期に違いがあります。性質上、野梅性・緋梅性・豊後性・杏性の4系統に分けられますが園芸上は花を観賞する梅と果実の収穫を目的とする梅に分けられます。 果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、梅(ウメ)は花もの盆栽の代表格です。
▼梅の関連記事はこちら