ポインセチア|色鮮やかなクリスマスフラワーの特徴や魅力
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クリスマスフラワーという別名を持つポインセチア。花が少なくなるクリスマスシーズンに、大きく色鮮やかな苞(ほう)と濃いグリーンの葉で存在感を発揮します。
ポインセチアの特徴やクリスマスフラワーと呼ばれるようになった理由、1年中楽しめる育て方、切り花で楽しむコツや贈り物に添える花言葉を紹介します。
目次
ポインセチアの特徴や魅力

ポインセチアの英名は「Christmas flower(クリスマスフラワー) 」、日本でもそのまま別名として親しまれているほど、クリスマスには欠かせない存在です。寒い冬に鮮やかなグリーンの葉と真っ赤な苞でクリスマスムードを盛り上げてくれます。でも、実際は南米メキシコ原産のトウダイグサ科の常緑樹で、寒さが苦手。寒いクリスマスの時期に咲くような植物ではありません。
ポインセチアがクリスマスフラワーと呼ばれる理由
どうして南米原産のポインセチアがクリスマスフラワーとなったのかについては、イエスキリスト誕生にまつわるとても興味深い理由があります。詳しくは、こちらの記事をご一読ください。思わず「なるほど!」と膝を打つようなお話です。
ポインセチアの特徴

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ポインセチアは、南米に自生している原種は樹高2~5mにもなる高木ですが、日本で流通しているのは低木の園芸種たちです。1825年に駐メキシコ大使になったポインセット氏によってアメリカに紹介され、その後たくさんの園芸品種が作出されました。今では白やアイボリー、ピンク、複色など、赤だけでなく多くの花色が楽しめます。また、私たちがポインセチアの花だと思って眺めている部分は、実は苞といって、葉に相当します。正確な花は、その中心にある黄色の部分です。他にも、クリスマスの頃に色づかせるには、短日処理というテクニックが必要。知れば知るほど興味がわくポインセチアの特徴について、こちらの記事で詳しく紹介しています。

さらに、サントリーフラワーズにより、日本で作出されたプリンセチアという園芸品種もあります。名前の由来は、プリンセスのような華やかな印象のポインセチアだからだそうです。プリンセチアの特徴や種類、育て方についてはこちらからどうぞ。
ポインセチアの育て方

クリスマスが近づくと、花屋さんの店頭からスーパーマーケット、ホームセンターなど、あらゆる場所でポインセチアの鉢植えを見かけるようになります。贈り物でいただくこともあるでしょう。クリスマスシーズンが過ぎると季節外れのように思えてしまう鉢植えを、どうしたらよいか悩んだことはありませんか。実は、ポインセチアは1年中育てることができる観葉植物。こちらで翌年のクリスマスシーズンに再びきれいに色づかせるための短日処理や、剪定方法など、育て方について詳しく紹介しています。自宅で観葉植物として、育てて楽しんでみませんか。
ポインセチアの楽しみ方

切り花で楽しむ
鉢植えの印象が強いポインセチアですが、切り花でも流通があります。切り花は鉢植えで育てるよりも手間が少なく、純粋に花だけを楽しめるのが魅力。今年はポインセチアを花器に生けて飾ってみませんか。
ポインセチアの生け方にはちょっとしたコツがあります。このコツさえ押さえれば、長くきれいな花を楽しめます。ポインセチアの生け方のコツを紹介しています。
クリスマスの贈り物に
クリスマスに大切な人やお世話になった方に、ポインセチアを贈りましょう。季節を感じる花の贈り物は、贈る人も受け取る人も笑顔にしてくれます。きれいにラッピングを施して、育て方や花言葉を添えて贈ると、先方にも喜んでいただけるでしょう。
花言葉
ポインセチアの花言葉は「聖夜」「祝福」。色別の花言葉も紹介しています。花言葉を添えて、贈り物にしてみてはいかがでしょうか。
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