夏の花期の長いおすすめ草花!~garden note
金子三保子
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梅雨もそろそろ後半。今年の梅雨は、前半は空梅雨気味でしたが、7月に入ったとたん、雨もそこそこ降っている東京です。雨が多くなってくると、植物の成長のスピードは加速を増すので、雑草の勢いもすごいこと!雑草もすごいですが、花壇やコンテナの草花も初夏から夏仕様にチェンジしてカラフルな夏らしい彩りになってきました。ただいまの花壇の草花をご紹介します。
目次
トレリスの植物
花壇は、お隣との境界の塀沿いにトレリスを設置しています。そのため、植物にとっては日当たり、風通しとも、あまりよいとは言えない環境です。
ただ、塀の高さを超すと、日当たり、風通しともよくなるので、ツルや茎が塀の高さを超すまでが一番の山場。6月後半に入って、トレリスの丈まで植物が伸びたので、ほっと一安心です。
ミニトマト
やっと塀の高さを超えたとたん、茎がしっかりとしてきました。
ブラックベリー
だいぶ赤くなってきました。食べごろは、実が真っ黒に色づいたころです。
リーフチコリ
ものすごい勢いで成長して、今では丈がトレリスを超え、2メートル以上になってしまいました。6月の嵐で結構な本数が折れてしまったのですが、致命的なことにはならず、6月後半、一番花が咲きました。
チコリの花は、1日花よりもっと短い半日花。お昼頃になると閉じてしまいます。茎はツル性ではないですが、直立できるほどしっかりとしていなくて、しなりやすいので、本軸をトレリスに寄りかからせて、茎をトレリスに這わせることにしました。午前中だけですが、澄んだブルーがとてもきれいです。
チコリもリーフチコリも直根性の植物です。一度植え付け後、成長後の植え替えは難しい植物です。
夏の花期の長いおすすめ草花
花壇やコンテナに植えた、春から初夏の草花で終わりを迎えたものを抜いて、夏の草花にチェンジしています。
今回は、花の期間の長い草花で、色や咲き方が豊富な草花をご紹介します。
エキナセア
初夏から秋までの花の期間が長い多年草です。最近は、高性種から矮性種など花丈も様々、色も赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、グリーン、アプリコット・・・と色幅が豊富です。東京のような高温多湿エリアだと、真夏に少し花が休みますが、秋になると復活して、たくさんの花を晩秋まで咲かせます。
最近は、夏の生花としても出回るようになったエキナセア。写真は咲き始めですが、中心部分がこんもりと丸くなってきて、花びらが落ちてもかわいくて、実もののようなので、花びらが落ちた状態でも生花として出回っています。中心部分は、ドライフラワーにもなります。
こちらは2株でなく1株。同じ株でもこんなに違う色が咲きました。
これからどんな色になるのか楽しみです。
ガイラルディア
ガイラルディアもエキナセア同様、花期の長い多年草です。
最近、新しい品種がどんどん出てきて、色鮮やかな花色で、夏の強い日差しや深い緑に負けない鮮やかな彩りです。
平面的な花ですが、個人的に横顔の表情も好きです。
小さな花の集合体みたいでかわいい草花です。
ジニア
初夏から晩秋までと開花期間が長い1年草です。
ジニアは、苗の他、切り花としても、たくさんの品種が出回るようになりました。
色幅が豊富で、一重、八重、八重の中でもダリアのような咲き方やカクタス咲きなど、咲き方も豊富でおすすめの草花です。
こちらは春に種を蒔いたジニア。一番花が開花中です。
ひとつの花の開花期間が長いのもおすすめです。
カラフルなオレンジ
シックな色も素敵です。複色カラーもたくさん!
いかがでしたか?今回ご紹介した草花は、ただいまたくさんの品種が出回り中です。秋までずっと花が咲きますので、気に入った品種を探してみてください!
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