秋の花壇に取り入れたい!おすすめカラーリーフ6選
金子三保子
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「カラーリーフ」とは、斑入り、シルバーグリーン、黒葉、チョコレート色、黄色や青い葉・・・など、カラフルな葉っぱを持つ植物すべての総称です。花が咲くものもありますが、花よりむしろ葉っぱの方が目立つものも多いカラーリーフプランツ。色はもちろん、葉の形も素敵な植物が多いので、寄せ植えや花壇に使うと、色合わせの素敵な空間を作ることができます。今回は、秋におすすめのシックな葉をもつカラーリーフプランツをご紹介します。
目次
1.へミグラフィス
観葉植物として分類されているヘミグラフィス。耐暑性に富み、夏~秋は外の花壇や寄せ植え、グランドカバー、ハンギングバスケットにも使うことができます。たくさんの品種があって、写真のような細葉以外にも、楕円系の形など、色々あります。色も黒っぽい色、緑~紫色、黄色っぽい斑が入ったものなど多様です。
育て方は、暑い地域が原産なので、とにかく太陽が大好きな植物です。よく日光に当てると、葉がきれいな色になります。日の当て方次第で、葉の色が変わってきます。暑いのは大好きですが、寒さは5度くらいまでしか耐えられないので、冬は室内で育てることになるので、日本では一年草として扱われることもあります。
ヘミグラフィス・レパンダ
地を這うように生長します。
白い小花が茎先に次々と咲き続けます。
今回買ったプランツタグには「空気をきれいにします」とありました。空気清浄効果もあるようです。
2.コリウス
初夏から秋のカラーリーフプランツの代表と言えば、コリウス。とにかく品種が豊富です。性質が強くて、暑さにもとても強いです。本来は多年草ですが、寒さには弱いので日本では一年草として扱われています。お日様が大好きなので、よく日光に当てると葉がきれいな色になります。頻繁に切り戻した方が、きれいな株姿を保ちます。
コリウスは、種から育てる種子系と挿し木で増やす栄養系があって、種子系は小ぶりで花が咲きますが、栄養系は花がつきにくいかわりに、切り戻しを繰り返すと、こんもりと大株に育ちます。初夏から花壇に植える場合は、株と株の間をあけて植えた方がよいです。
種子系
種子系
種子系 コリウスの花
栄養系コリウス
3.観賞用トウガラシ
6月~12月までが観賞期間の観賞用トウガラシです。年々品種が増えていますが、今回は秋色に合う、シックな品種をご紹介します。
葉っぱの色が紫色~グリーン色の観賞用トウガラシ。
ほぼ、黒に近い葉っぱの観賞用トウガラシ。花は小さくてかわいい紫色です。
4.アルテルナンテラ
品種が豊富で、葉の色もたくさんの色があります。本来は多年草ですが、寒さには弱いので日本では一年草として扱われています。お日様が大好きなので、よく日光に当てると葉がきれいな色になります。初夏から植えると、夏場の色と秋になってからの葉の色に変化があるので、変化を見るのも楽しみのひとつです。品種によって、這うように広がるほふく性から木立性のものまであるので、用途によって品種を選びます。
アルテルナンテラ・レッドフラッシュ
秋の紅葉がとても美しい品種です。
5.イレシネ
たくさんの品種があるイレシネ。葉っぱの色、形も豊富で、秋の寄せ植えや花壇に合うカラーリーフです。暑さに強く、性質がも強いので育てやすいですが、寒さには弱いので冬場は室内で管理するか、一年草として扱うことが多いです。お日様が大好きで、日に当てないときれいに発色しないので、日当たりのよい場所で育てるのがポイントです。
イレシネ
葉裏が赤いイレシネ
丸っこい葉がかわいらしいイレシネ
6.ペラルゴニウム・シドイデス
たくさんの品種があるペラルゴニウムですが、今回は秋の色合わせにあう品種をご紹介します。
ペラルゴニウム・シドイデス
シルバーグリーン色が、秋のシックな色合わせに引き立つ色です。
花は小さめ。写真は気温が高い時期に撮影しているので赤みがましていますが、気温が低くなると深い紫色になります。
カラーリーフを上手に取り入れると、花がなくても見栄えのする空間ができます。素敵な秋色花壇を作ってみませんか?
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