アンティークカラーのプリムラの育て方と楽しみ方
とまつあつこ
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アンティークカラーのおしゃれなプリムラを見たことがありますか?はっきりした明るい色合いのプリムラも魅力的ですが、シックなアンティークカラーのプリムラの魅力を知ると、そのシャビーな雰囲気にはまる方も多いですよ。そんなアンティークカラーのプリムラの魅力や育て方をたっぷりご紹介します。
目次
- アンティークカラーのプリムラってどんなプリムラ?
- アンティークカラーのプリムラの魅力
- アンティークカラーのプリムラの育て方
- アンティークカラーのプリムラの楽しみ方
- アンティークカラーのプリムラを楽しもう!
アンティークカラーのプリムラってどんなプリムラ?
アンティークカラーのプリムラは、シックなトーンの青、赤、黄、紫、茶、灰色などの花色をしていて、花弁に美しいストライプが入ったり、渋いシャビーな雰囲気を出していたりする、「大人可愛い」「大人かっこいい」雰囲気を感じるプリムラのことです。様々な色の調和から生まれるアンティークな色合いのプリムラを寄せ植えやリース、お庭作りに使うと、センスアップした空間を作ることができるのでおすすめです。
今回紹介するアンティークカラーのプリムラは、プリムラ・ジュリアンや、プリムラ・ポリアンサのアンティークカラーです。ジュリアンもポリアンサも花色や花の形が豊富ですが、ジュリアンは、ポリアンサに比べコンパクトで、ポリアンサの方が花が大きく、花弁に厚みがあります。最近は、ジュリアンとポリアンサの中間種が増えているそうです。
同じストライプタイプのプリムラでも、この写真のように、茎が長く立つタイプのものと、コンパクトに咲くタイプが混ざっていたりするので面白いです。
アンティークカラーのプリムラの魅力
アンティークカラーのプリムラは、シャビーな雰囲気が好きな方や渋好みの方にとても人気があります。
例えばこれは、イエローテイストのアンティークカラーのプリムラです。クリーム系の黄色い花弁にうすいグレーのストライプ模様が入っています。はっきりとした黄色がお好みの方には一見受け入れ難いかなとも思うのですが、渋好みには、このシャビー感がたまらなく美しく可愛く思える色合いでもあります。
淡いブルーに濃いブルーのストライプ柄が入っているタイプもあります。
くすみを生かした渋めのパープル系も。
濃い黒茶色のシャビーテイストのカラーもあります。
同じストライプ柄や同じシャビータイプでも、一つ一つ苗ごとに色や形の微妙な個性の違いがあり、どれを選ぶかわくわくしてしまいます。
アンティークカラーのプリムラの育て方
プリムラ・ジュリアンや、プリムラ・ポリアンサはサクラソウ科の耐寒性多年草で、花期は11月から4月頃です。
日なたと水はけのよい用土を好みます。室内よりも屋外を好む花です。
関東以西では、霜にあたらなければ屋外で越冬できます。夏が苦手です。風通しのよい明るい日陰で水を切らさずに管理できると夏越しできます。
アンティークカラーのプリムラを買ってきたら、なるべく早くひと回り大きい器に植え替えましょう。
表面の土が乾いたらたっぷりお水をあげます。プリムラはどちらかというと水切れしやすい植物なので、日々状態をよく見て育てましょう。水をあげる時は、花や葉に水がかからないように、根元にしっかりあげます。
花が終わったら、手かはさみで根元から切り取ります。
終わってしまった花を取ることで、新しい花を次々に咲かせることができます。
今咲いている花の下には、たくさんの蕾が次に咲く準備をしています。日が良くあたる風通しの良い場所で育てましょう。
病気や害虫を防ぐため、下の方の黄色くなった葉も取り除きます。株元の風通しがよくなります。
▼プリムラ・ジュリアンのもっと詳しい育て方はこちら。
アンティークカラーのプリムラの楽しみ方
1ポットずつ鉢に植え替えて大切に育てると、とっても愛着がわきます。屋外が好きな植物ですが、たまには室内の窓辺や明るい場所に連れてきて愛でるのもいいですね。
アンティークカラーのプリムラの鉢をいくつか並べて飾っても可愛いです。
アンティークカラーのプリムラは、他の花とも合わせやすいです。フリフリのパンジーとの相性も良いですよ。
アンティークカラーのプリムラは、カラーリーフとの相性もとっても良いです。
アンティークカラーのプリムラを使って寄せ植えやリースを作ったり、庭植えとして同色でコーディネートして楽しんでもいいですね。
アンティークカラーのプリムラと合わせて3ポットあれば、簡単に寄せ植えも作れます。玄関やベランダにひとつ置くだけで大人可愛い、大人かっこいい雰囲気づくりができます。
アンティークカラーのプリムラを楽しもう!
アンティークカラーのプリムラはとっても個性的。一鉢でも、並べて飾っても可愛いし、寄せ植えしても、庭植えでも楽しめます。雰囲気のあるアンティークカラーのプリムラを見つけたら、ぜひ育ててみてください。
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