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塩害とは?塩害にも強い植物があるの?

使い方次第!海水が美味しい野菜作りに一役買ってる!?

さてここで、国内で海水を利用して育てられている作物の例を見てみましょう。

国内生産されている海水を利用した作物

塩トマト 熊本県

沿岸部の干拓地で栽培されたトマト。土壌の残留塩分濃度が高いため、水分を十分に吸い上げることができないトマトは大きなトマトにはならなかったのですが、うまみが凝縮したトマトができました。元祖フルーツトマトとして人気です。

塩たまねぎ 熊本県

塩トマトにヒントを得て、塩やにがりをたまねぎの葉に散布しているんだそうです。「梨のように甘い」んだとか!

汐菜キャベツ 茨城県

秋に種をまいて春に収穫するタイプのキャベツで、海水を散布して栽培されています。甘さ、みずみずしさが特徴で、生食がおすすめだそうです。JAしおさい。

海っこネギ 千葉県

九十九里のJA山武郡市のブランドネギ。平成14年の台風被害の後、ネギだけは生育に影響かなく、また収穫後食べてみたらいつもより美味しかったことから、研究・栽培されるようにったそうです。海水を散布します。

これらは一部ですが、海水を用いることで甘味が増したり、野菜の生育に良い効果をもたらしているんだそうです。海水を希釈して散布したり、株元に塩を振りかけたりと試行錯誤しながら栽培されているようです。

アイスプラント

またアイスプラントなどもそうです。アイスプラントは葉の表面に塩分を隔離するため塩水の水滴を蓄えている野菜です。新しい野菜で国内の流通数はまだ少ないですが、そのまま食べるとほんのり塩味がします。おひたしにしたり、炒めてもおいしいそうです。

またアイスプラントなどもそうです。アイスプラントは葉の表面に塩分を隔離するため塩水の水滴を蓄えている野菜です。新しい野菜で国内の流通数はまだ少ないですが、そのまま食べるとほんのり塩味がします。おひたしにしたり、炒めてもおいしいそうです。

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世界の乾燥地帯では作物を育てるために必要な真水(淡水)が不足している現状があります。もしも海水を使った作物を安定的に育てることができれば、食糧難問題の有効な対抗策として考えられますよね。

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