挿し木とは?挿し木でお気に入りの植物を増やそう[PR]
LOVEGREEN編集部
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お気に入りの植物が増やせる! 「挿し木」って?
挿し木(挿し芽)とは、増やしたい植物の一部(枝・茎・葉・新芽など)を切り取って植物を増やす方法です。挿し木が成功すれば種から育てるよりも早く生長します。
挿し木に適した時期はいつ?
一般的に、挿し木は寒い冬の時期に行うよりも、暖かい季節におこなった方が成功率が高まります。
地域ごとに挿し木に適した時期
東北地方北部~北海道
寒冷地である東北地方北部~北海道では平均気温が15℃以上になった時期から8月中旬ごろが挿し木の適期です。
東北地方南部~沖縄
夏に気温が高くなる東北地方南部~沖縄は真夏を避けて、平均気温が15℃以上になった時期~梅雨時と、9月中旬ごろが挿し木の適期です。
挿し木で増やせる植物たち
挿し木で増やせる代表的な植物をご紹介します。
挿し木で増やせる草花
- ゼラニウム
- ベゴニア
- クレマチス
- カランコエ
- バジル
挿し木で増やせる花木
- バラ
- アジサイ
- ハイビスカス
- ラベンダー
- クチナシ
挿し木で増やせる観葉植物
- ドラセナ
- ポトス
- アイビー
- ゴムの木
- サンスベリア
実践! ミントの挿し木にチャレンジ!
挿し木の強力な助っ人「メネデール」
実際にミントを使って挿し木のやり方をご紹介します。まず最初に、今回の挿し木の強力な助っ人はこちら!
植物活力素の「メネデール」。
メネデールは根の生長や水分・養分の吸収を助け、植物を元気に育ててくれる大定番の活力剤です。肥料や農薬ではなく、化学合成成分を一切含まないので安心安全で、挿し木だけでなく、種まき、植付け、植え替え、弱った植物の元気回復など、植物のあらゆる場面で使える優秀アイテム!
挿し木のやり方
1.挿し木に使う茎を切り取る
挿し木用に元気なミントの茎を3~4節分ハサミで切り取ります。
2.挿し穂を作る
葉を3~4枚程度残して、水に浸かる下の葉を取り除きます。葉を取り除き終わったら、写真-①のようにカッターやナイフなどで斜めに茎を切り、写真-②のように、すぐにメネデール100倍液に30分程度浸けます。(草本性:30分程度、木本性:1~3時間程度)
※メネデール100倍液:メネデールを水で100倍に希釈したもの
茎をハサミで切ると断面の細胞を潰してしまうので、カッターなど鋭利なもので切りましょう。斜めに切る事で断面積が大きくなり、根が出る箇所も多くなります。また、メネデールに浸けることにより根が出やすくなるので挿し木の成功率アップ!
3.挿し床を準備する
ミントの茎をメネデール100倍液に浸けている間に、茎を挿すための挿し床を準備します。挿し床は鉢に鉢底石を少し入れ、挿し木・種まき用の土を入れれば完成です。挿し木・種まき用の土がない場合は、赤玉土の細粒など水はけのいい土でも大丈夫です。
4.挿し木をする
挿し穂を作ったら挿し床に割り箸や棒などを使って穴をあけ、そこに優しく挿して、挿し穂が倒れないように周りの土を押さえます。大体3cm程度ミントの茎が土に埋まっていれば大丈夫です。
挿し木後、発根までの管理や、植え替え・定植
- 発根までの管理
挿し木直後は根が無いため、水切れを起こしやすいです。そのため、受け皿などに水を少量張って、発根するまで腰水で管理すると良いでしょう。また、日当たりが良すぎると乾燥しやすくなるので、明るい日陰程度の場所が好ましいです。2~3日ごとにメネデール100倍液を水やり代わりに与えると根の生育が早くなります。 - 植え替え・定植について
植え替えや定植を行う場合はミントが十分に発根したのを確認してから行いましょう。
挿し木の利点
挿し木であれば、種が手に入れにくい観葉植物などを自分の手で増やすことができます。また、草花などは種で増やそうとすると元の花とは違ったものが咲いたりすることがありますが、挿し木であれば親木と同じ姿形の花が咲きます。
買ってきた植物をただ育てるだけでなく、お気に入りの植物を増やしながら育てていくと、より一層植物に対して愛着が深まりそうですね!
▼メネデールはヒヤシンスの水耕栽培にもおすすめ!
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