ひまわり(向日葵)を育てよう♪種まき・植え替え・種類・花言葉

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とまつあつこ

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ひまわり(向日葵)は、「笑顔」「ポジティブ」などの明るいイメージがあり、夏を代表する花ですよね。春に種をまいておくと、夏に太陽のような大輪の花を咲かせてくれます。種から育てることが簡単で華やかな花が楽しめるひまわり(向日葵)は、初心者の方にもおすすめ。ぜひ、ひまわり(向日葵)の種をまいてみませんか。今回は種まきと植え替え(移植)の方法、種類や花言葉について紹介します!

目次

ひまわり(向日葵)の特徴

ひまわり(向日葵)育て方 種まき 植え替え 移植 種類 花言葉

ひまわり(向日葵)は北アメリカ原産のキク科の一年草で、7月~9月頃にすくっと立ち上がった茎から太陽のように明るく華やかな花を咲かせます。

太陽が大好きなので、日当たりと風通しの良い場所で育てます。風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなるので注意しましょう。特に土質を選ばなくても育つ丈夫な花で、土地が肥えていれば肥料がなくても育ちます。

太陽に向かって咲くことから、ひまわり(向日葵)という名が付きました。英名では「Sunflower(太陽の花)」と呼ばれています。青空の下、群植したひまわり(向日葵)が一斉に太陽に向かって咲く姿はとても見応えがあり、観光スポットにもなっています。

 

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ひまわり(向日葵)は明るくて存在感たっぷりなので、花束やアレンジメントに使う切り花としても人気があります。子どもから大人まで誰にでも好かれる親しみのある花で、もらって嬉しい花の1つだと思います。

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ひまわり(向日葵)の花言葉

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ひまわり(向日葵)の花言葉は、「憧れ」「あなただけを見つめる」「情熱」。

「憧れ」「あなただけを見つめる」は、まるで太陽に憧れているように太陽に向かって花を咲かせる姿からイメージして付けられたそうです。「情熱」は、暑い夏に元気よく咲く花姿が由来とされています。

また、本数別の花言葉もあり、一途な気持ちや愛情が込められています。

1本「一目惚れ」、3本「愛の告白」、7本「密かな愛」、11本「最愛」、99本「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」、108本「結婚しよう」、999本「何度生まれ変わってもあなたを愛す」

▼ひまわり(向日葵)の詳しい花言葉はこちら

 

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ひまわり(向日葵)の種まき

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ひまわり(向日葵)の種まきの適期は、4月~6月頃。発芽適温が20℃~25℃と高めなので、4月下旬以降に種まきすると芽が出やすいです。ひまわり(向日葵)の種は光が当たると発芽しない性質(嫌光性)があるため、種をまいた後は必ず土をかぶせることが大切なポイントです。

直まきする場合は、深さ1~2cmくらいの穴をあけて種を2~3粒まきます。株と株の間は高性種(背が高くなるタイプ)は50cmくらい、普通種は20cmくらいあけましょう。水やりを続けて本葉がよく展開したら、1つの穴に2~3粒まいた中から元気のよい苗を1本だけ残して間引きます。

鉢植えでも育てられますが、高性種の場合はしっかり根が張れるように深さのある鉢を選びます。風で倒れないように、ある程度の重さがある鉢だと安心です。

▼ひまわり(向日葵)の詳しい育て方はこちら

 

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ひまわり(向日葵)の植え替え・移植

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ひまわり(向日葵)は、根が地中で枝分かれすることなく真っすぐに伸びていく直根性の性質があるため、植え替えなどで根を傷めてしまうと上手く育たずに枯れてしまいます。ポット苗を植え替える際も、土を崩さずに根をなるべくいじらないようにして植えるのが基本です。つまり、移植は本来NGなのです。

 

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あまりおすすめはできないのですが、ここからは「間引き苗の植え替えに挑戦した時の様子」を紹介していきますね。

 

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植え替える鉢の底に、草花用の培養土を入れておきます。土を水で湿らせておくと、植え替え後に水切れしにくいです。

 

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スコップを使って、根を傷つけないように茎のまわりの土をなるべく広く深く掘り上げるようにすくいます。素早く新しい鉢に植え付けてたっぷり水やりし、数日は日陰で養生しましょう。

 

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株元の隙間があき、風通しが良くなりました。その後、植え替えた株の葉先が少しだけ茶色くなることがありましたが、根付くとぐんぐん生長しました。

 

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夏には可愛い花が咲きました。自宅用に育てるひまわり(向日葵)であれば、本来は間引きするものもいちかばちか植え替えて楽しむのもいいかなと思います。

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ひまわり(向日葵)の種類

ひまわり(向日葵)は草丈が高いイメージがありますが、品種改良された草丈10cmほどの鉢植え向きのものや、八重咲き品種などもあります。1本立ちで咲くタイプ、分枝して咲くタイプなど、生長の仕方も様々です。

ビンセント

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丸い花弁の花が上を向いて咲くひまわり(向日葵)。ビンセントシリーズは、ひまわり(向日葵)に魅せられた画家、ビンセント・ヴァン・ゴッホの名前にちなんで名付けられました。発芽が良く、生育がそろいます。日の長さに左右されない特徴があります。

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東北八重

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繊細な花びらが花の中心部まで重なり合うように咲きます。華やかさと上品さを兼ね備えた花姿が人気です。生育の時期や育て方は一般的なひまわり(向日葵)と同じです。

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ヘリオプシス(ヒメヒマワリ)

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ヘリオプシスは「ヒメヒマワリ」の名で親しまれ、ひまわり(向日葵)を小さくしたような可愛らしい花を咲かせるキク科の多年草。暑さ寒さに強く、花壇植えや切り花として広く用いられています。

一重咲き、半八重咲き、八重咲きがあり、色は黄色の一色ですが鮮やかなものから淡いものまで、濃淡はさまざまです。

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サンビリーバブル

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初夏から晩秋まで咲き続ける新しいタイプのひまわり(向日葵)。上手に育てると1株でワンシーズン1000輪以上の花が咲くと言われています。「分枝性に優れ多花性であること」「種をつけず連続して開花し続け、開花期間が長いこと」「無花粉なので作業中に手や服が花粉で汚れることがないこと」が大きな特徴です。

 

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真夏でも花がたくさん咲き、花がら摘みなどの作業も最小限ですむため、夏の庭や花壇によく用いられます。大きめの鉢を使えば鉢植えで育てることもできます。

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ひまわり(向日葵)を育てよう!

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ひまわり(向日葵)は、園芸初心者でも種から育てやすい花。小学生の時に学校で育てたことがある方も多いと思います。最近は色々な品種が出回っているので、好みの色や咲き方のものを育ててみるのもいいですね。ひまわり(向日葵)ははじける笑顔が似合う明るい花。咲いている姿を見ると、ポジティブで元気な気持ちになれます。ぜひ、春から初夏に種をまいてみてくださいね。

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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