観葉植物にも、雑草対策にも。おしゃれに見えるマルチング
持永久美子
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最近、室内の植物にもマルチングする方が増えてきました。お部屋に置いてる観葉植物もマルチングで土が見えなくなる事により、ぐっとおしゃれに清潔感ある雰囲気に変わります。
今回はマルチングに使える色々な種類の素材を見ていきましょう。そしてただ単に土を隠す飾りのためだけではなく嬉しい効果もあるのでそのメリットと注意が必要なデメリットも合わせてご紹介します。
目次
マルチングとは
マルチングとは、植物を植えた表面の土をビニールや小石、バークチップ、ワラなどで覆うことです。畑で作物の根元部分をビニールシートやワラ、腐葉土などで覆っているのを見たことある方も多いのではないかと思います。主に屋外で雑草防止や地面の乾燥を防ぐ役割で使われる事が多いです。
屋外ではもちろん、室内の観葉植物に合うマルチング素材は色々と種類がありますのできっとお好みのものがみつかると思います!
マルチング材の種類
主にガーデニングに利用されているマルチング材をご紹介します。
マルチング材|バークチップやウッドチップ
ナチュラルな雰囲気がお好きな方には木のぬくもりを感じられるバークチップはいかがでしょうか?
バークチップは松の樹皮を乾燥させて砕いたもの。インテリアバークとも言われています。
ウッドチップは木材をチップ状に砕いたものでバークチップよりも細かめです。
マルチング材|玉石や化粧石
白や黒の玉石はモダンなインテリアや和室のアクセントにも◎
石ころは多肉植物やサボテンのマルチングにもぴったりです。
自生地のような雰囲気の寄せ植えが出来ます。
ガラスの器に石で表面をマルチングしたら清潔感が出ますね。
色も大きさも形も様々なのでお好みの石を使ってマルチングしてみましょう。
マルチング材|ココヤシファイバー
ヤシの実の繊維から作られています。インテリアショップの大きめの鉢の土部分にはこのココヤシファイバーがよく使われています。
設置も簡単でおしゃれに見えるマルチング材です。
マルチング材|苔・水苔・ドライモス
苔も趣があって素敵です!
多肉植物など乾燥を好む植物のマルチングならドライモスも使えます。
マルチング材|胡桃の殻
クルミの殻をマルチングに使用するのも最近人気なようです。
その他にも通気性の良い軽石やバーミキュライト、ハイドロボールなどもおすすめです!
マルチング材のメリットとデメリット
続いてはマルチング材のメリットとデメリットをご紹介。
マルチング材のメリット
・土表面からの水分の蒸発を抑え乾燥を防ぎます。
・外気温の変化による土の急激な温度変化を暖和します。
・水やりの際などの泥跳ねを防ぐことによって病気の発生を抑制します。
・雑草が生えるのを防ぎます。(主に屋外の場合)
マルチング材のデメリット
・土の状態が見えないのでお水やりのタイミングがわかりづらい事があります。たまにマルチング材の下の土部分の状態などを確認するようにしましょう。
・バークチップなどはそれ自体が水分を吸収するので、通気性が悪い場所での管理や多めの水やりで過湿気味な環境だとカビが生えたり虫が入り込む事があります。風通しの良い場所に置いて水やりの際にはバークチップの乾燥状態も確認する事を心がけましょう。
いかがでしたか?
鉢の表面が変わるだけでも雰囲気が違って見えます。これを機にお家にある土むき出しの観葉植物をマルチングしてみませんか。ちょっとした一手間で見た目も機能性もアップするので是非お試しくださいね。
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