3月後半、一番花の季節～garden note

３月もあと数日。東京は桜の季節となりました。

うちで唯一の高木、あんず。桜より少し早く開花して、あんずの花が散り始める頃になると、桜が見頃になるので、私にとっては桜の見ごろを教えてくれる木です。

 今年の開花は３月２０日でした。

3月後半のgarden note

３月後半の花壇は、まだまだ葉っぱがほとんどで、花盛りなのは冬の間に植えこんだ開花苗ばかりです。

花壇

ワスレナグサの白

ネモフィラ。青い苗を買ったのですが、白のつぼみが！

どうやら同じ株に白い品種も植わっていたようです。

ラナンキュラス

最初に咲いていた３輪は、１か月以上も長持ちしました。

冬場の草花は冷凍保存のようなものなので、花は少ないですが一輪がとても長持ちするのがいいところです。

今は、２番花、３番花・・・。まだまだつぼみがいっぱいありますが、少しずつ花のサイズが小さくなってきました。それはそれで可愛らしいサイズです。

クリスマスローズ

まだまだたくさんの花が咲き続けています。

花弁だけになったら部屋に飾って楽しめます。

ガクだけになってからは、非常に花持ちのよい花材なので、園芸用の他、生花としてもおすすめです。

何年間か花が咲かなかった株。

株分けしないとダメかなと思っていたら、数年前から突如復活して今年はたくさんの花！

ルピナス・ピクシィデライト

どんどん花が色づいてきました。まだまだ花茎が短く、伸びてくるのはこれからです。

オダマキとシノグロッサム

この季節は園芸店に行くと、手ぶらでは帰れない時期です・・・。

水色の花は、シノグロッサム。今年はこぼれ種が発芽しなかったので、苗を植えました。

アプリコット～黄色の花はオダマキ。新しい品種がどんどん出てきて、色幅が豊富です。

どちらもただいま苗が出回り中ですよ！

一番花の季節

まだまだ葉っぱがほとんどの風景ですが、3月後半になると、ぽつぽつと色がさすようになってきます。

その年はじめの一番花を見つけた時は、毎年のことながら嬉しい瞬間です。

シレネ、ボリジ、ワスレナグサは、こぼれ種で開花しました。

毎年同じ環境で育てていても、年によって種がこぼれたり、こぼれなかったり・・・面白いものです。

シレネ

ボリジ（ハーブ）

ワスレナグサ

宿根草類

ゲウム

初夏に咲く系統のクレマチス。ここ数日で茎がニョキニョキと伸びてきました。

セルバチコ

ゴマの風味のルッコラに似ている、多年草のセルバチコ。

無事越冬して新しい葉っぱが続々出てきました。

多年草なので、一度植えると毎年収穫できます。

ルッコラが好きな方にはおすすめです。

ルッコラそっくり！ゴマの風味の多年草「セルバチコ」

いかがでしたか？

いよいよ春本番、庭仕事が忙しい季節が始まります。

【季節の庭仕事】レモングラスの冬越し対策や使い方。

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フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。