春の花から初夏の花へ移行中です~garden note
金子三保子
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4月もあとわずか。もうすぐ初夏ですね。
ハナニラの開花とともに一気に華やかになった花壇。ハナニラの勢いが少し鈍くなってくると、次は初夏に咲く球根花や1年草、宿根草の季節です。この季節は、植物の1日の成長スピードがはやいので、毎日少しずつ花壇の色合いが変わります。
ハナニラ
ハナニラは多花性で次々と花が開花するので、球根花の中では花の期間が長い球根植物です。
日当たりのよい場所のハナニラは花が終わりましたが、花壇は半日くらいしか日が当たらないので開花が遅いこともあり、ピークは過ぎましたが今年は5月前半くらいまでは開花していそうです。
▼ネモフィラ ハナニラの勢いが衰えてくると、ネモフィラの茎が伸びてきたのが目立ってきました。
シラー
ハナニラとバトンタッチするように花茎が伸びてくるのがシラー(球根植物)です。
つり鐘状の花を4月後半から5月くらいに咲かせます。
色は、白、ピンク、ブルー(薄紫)の3色あって、うちでは3色を植えています。
こちらの球根もハナニラ同様、植えっぱなしで大丈夫な植物です。
ハナニラのように増えないし、たくさんの花は咲きませんが、ひっそりと咲く花姿が好きで植えています。
興味のある方は、夏~秋に球根が出回りますので探してみてください!
名前は「シラー・カンパニュラータ」で出回っていることが多いです。
アネモネ
花を生ける職業のせいか、切り花のイメージが強くて花壇に使ったことはなかったアネモネ、園芸素材としても優秀でした。
年明けあたりから出回るので、5月くらいまで咲くとすると、早春から初夏まで長い間咲いているのでおすすめです。
今年、私が育てたアネモネは2品種。
ポルト
▼4月27日現在
まだつぼみが株元にあります。
八重咲きアネモネ凛々花
グリーンの八重咲きに魅かれて植えてみた品種。
4月27日現在、株元に複数のつぼみがあるので5月半ばくらいまでは楽しめそうです。
蛍光色のようなグリーン色で華やかな緑色でした。
1年草
オンファロデスや矢車草、ボリジなど、初夏に咲く1年草の季節が始まりました。
▼オンファロデス
初夏に咲く1年草。地植えにすると30センチ~40センチくらいになります。
シルバーグリーン色の葉っぱがシックで、ブルー系の花とも相性がいいです。
▼矢車草
▼白花ボリジ 今年は種がこぼれました♪
▼シレネ 種がこぼれたシレネ。ひと株でこんなに広がる多花性です。
宿根草
ゲラニウム
ゲラニウム向きの環境ではないので、他の植物に負けて数年でいなくなってしまうことが多いのですが、それでも懲りずに植えています。
▼黒花フウロ
ゲウム
冬に植えたゲウム。地植えにするといなくなりそうな予感がするので、とりあえずコンテナに植えてみました。
初夏は、暑すぎず、寒すぎず、そしてまだガーデニングの天敵、蚊もいないので、ガーデニングには最適な季節ですね。
1週間で風景ががらりと変わるこの季節、春の植物もそろそろ終盤戦です。
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