大島桜(オオシマザクラ)|いろんな桜を楽しもう
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トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「大島桜(オオシマザクラ)」
桜は、大きく分けると「野生の桜」と「里桜と呼ばれる園芸品種」に二分され、大島桜(オオシマザクラ)は野生の桜の一種です。
多くの園芸品種のお母さん(母種)にも使われています。桜と言えば「染井吉野(ソメイヨシノ)」をイメージする方が多いと思いますが、染井吉野(ソメイヨシノ)は、江戸彼岸と大島桜(オオシマザクラ)の交雑種と言われています。
花色は白、花は3~4cmと大きめで、染井吉野(ソメイヨシノ)と同じころが開花時期です。
花と葉が同時に出てくるため、花のあとに葉が出る染井吉野(ソメイヨシノ)とは満開時の趣きが違います。花、葉ともに香りがあり、桜餅の葉として使われることでも有名です。
木によってはピンクを帯びた花を見かけることがあります。
晴れた日の白×若緑×青の色合いは、それはそれは美しく、花と新緑を一気に楽しめます。桜の木の下だとなんだか幸せな気分になるのはなぜでしょう。
今年も染井吉野(ソメイヨシノ)が咲き始めました。
1年のうち、ほんの一瞬の花の時期。いつもよりみんなの目線が上向きになりますね。今年は染井吉野(ソメイヨシノ)だけでなく、いろんな桜に注目して、お気に入りの桜を見つけてみませんか。