冬の家庭菜園のアイテム「マルチ」徹底活用! | エディブルガーデン11月
古幡真恵
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マルチでおしゃれなベランダ菜園作り
バークチップやクルミの殻など、ナチュラルな素材のマルチをプランターの土の上に敷き詰めるだけで、おしゃれな家庭菜園の空間に早変わり!ベランダの印象もガラリと変わります。
バークチップの使用例
バーク堆肥と名前が似ている「バークチップ」は、松の樹皮を乾燥させて砕いたもので、角に丸みのある木片です。
土だけと違って、敷き詰めるだけでインテリア感が増します。
バークチップを使ってみた感想
さまざまな作物をプランターで育てていますが、バークチップを全てのプランターに敷き詰めることで統一感が生まれました。
暑いときも寒いときにも根を保護してくれるので、温度や水分の急激な変化から苗を守ってもらっている安心感があります。
また、泥はねが防げるので、マルチをしていないときに比べて病気の発生が抑えられたように思います。
しかし、ナメクジはこのバークチップの環境が好きらしく、ときどき発生しています。たまにビールでおびき寄せて、ナメクジの駆除が必要になります。
▼ナメクジをビールで駆除する方法ならこちらをご覧ください。
クルミの使用例
見た目にかわいいおしゃれマルチ。クルミの殻なので固く、腐りづらいのが特徴です。
※まれに中にクルミの実が入っているときがある。腐れやすいので、実は取り除いて使用。
クルミの殻を使ってみた感想
かわいい家庭菜園の空間を演出してくれるアイテムです。用意する量は、クルミの殻の方がバークチップよりも多く必要です。
使用感はバークチップとほとんど同じですが、ナメクジの発生は少なめです。
▼おしゃれなバークチップやクルミ使いについてはこちらもご覧ください。
畑もマルチ栽培!お手入れ要らずの最強畝を手に入れよう!!
初めて畑でキュウリを育てたとき、雨が降らない日が続いて「曲がりキュウリ」になってしまったことがありました。
▼曲がりキュウリのことならこちらをご覧ください。
畑で水やり要らず?のマルチシート
水不足が原因の「曲がりキュウリ」を防ぐ対策として使用したのが、畑に張る「マルチシート」でした。
作物の根の周りの水分が乾燥しないようにするだけでなく、土の温度も保ってくれるので暑さ寒さ対策にもおすすめです。
初めてマルチシートを使う方は、一般的な黒マルチシートを畑の畝に張ってみましょう。
▼畑のマルチの張り方についてはこちらをご覧ください。
家庭菜園用そのほかのマルチ
家庭菜園で一般的に使用されているマルチシートは黒が多いですが、そのほかにも白やシルバーなど色の異なるものが数種類あります。
マルチの色によって光の透過率や反射率が違うため、得意とする効果も異なります。
マルチの色 | 黒 | 透明 | シルバー | 白 |
雑草防止 | ◎ | ✖ | ◎ | ◎ |
地温を上げる | ▲ | ◎ | ✖ | ✖ |
地温の上昇を抑える | ▲ | ✖ | ◎ | ◎ |
害虫忌避 | ✖ | ✖ | ◎ | ✖ |
マルチと防草シートで楽チン家庭菜園
同じ家庭菜園といっても、プランター栽培と畑栽培では管理の仕方や頻度に差が出ます。
畑栽培は水やりなどの管理が楽チン
例えば、水やりや追肥など日頃の管理を比べてみると、畑栽培の方が断然楽です。
水やりは雨でまかなえますし、そんなに追肥を与えなくても大地から必要な養分を吸収することができます。
しかし、プランター栽培では、真夏なら毎日のように水を与えなければならないし、追肥もコンスタントに与えなければなりません。
畑栽培で一番苦労する草むしり
畑栽培で一番苦労する作業はなんといっても「草むしり」です。特に梅雨時期から夏にかけて、2〜3日で雑草がびっくりするほど伸びていることがあります。
マルチと一緒に防草シートのダブル使いがおすすめ!
忙しい毎日でなかなか畑に草むしりに行けなかったり、また暑さや寒さのせいで外に出たくないというときに、マルチと一緒におすすめしたいアイテムが「防草シート」です。
畝にはマルチ、通路には防草シートを張るおかげで、雑草取りからずいぶんと解放されます。
作業が楽になると気持ちも楽になるので、もっと家庭菜園が大好きになりますよ。
▼防草シートのことならこちらもご覧ください。
\続いては冬の間の水やり、追肥のコツを伝授!/
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