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5月に咲くハーブ「ボリジ」の魅力と育て方

金子三保子

金子三保子

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初夏はハーブの花の季節。ハーブの花は華やかさはありませんが小さくて控えで、かわいい花がたくさんあります。今回は青い星形の花、ボリジをご紹介します。深く澄んだ青い花色がとても美しいので、青い花好きな方は育ててみてはいかがでしょうか。

目次

ボリジとは?

ボリジの花

ボリジの育て方

ボリジとは?

科・属  ムラサキ科 ボラゴ属
和名  ルリヂシャ
英名  Borage
学名  Borago officinalis
形態 1年草
開花期  5月~7月

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ボリジは花のかわいらしさの見た目とは裏腹に性質は強健。これで1株です。ちなみに下の写真のボリジは、通路沿いにこぼれ種で発芽してしまったもの。1シーズンでいくつの花を咲かせるんでしょう?1株で無数の花をつけます。

この株サイズになると、主軸の茎は五百円玉サイズくらいの太さになります。茎が太い割には空洞で弱いので、伸びてきたら支柱などで補強する必要があります。茎や葉っぱが産毛のようなトゲトゲがあるので、触るとちょっと痛いです。深く澄んだ青い花色がとても美しいので、青い花好きな方は育ててみてはいかがでしょうか。

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ボリジの花

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うつむいて咲く花姿はかわいい!が、撮影するのは、ちょっと大変。地べたに這いつくばっての撮影です・・・。

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白花のボリジもあります。
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ボリジの育て方

種まき

ボリジの種まきは東京だと9月~10月、寒冷地だと春まきが一般的です。ボリジの種は、大きくて発芽しやすいので、種まき初心者にも簡単に発芽させることができます。ボリジはかなり大きく生長するので、隣の草花との株間は余裕をもって50cm程度明けたほうが、風通しよく、蒸れずに育てることができます。

苗の購入や植え付け

東京だと年明けあたりから園芸店やハーブショップで見かけます。苗を選ぶポイントは、下葉だけで茎が出る前の若い苗がおすすめ。葉っぱが青々としてしっかりした株を選びましょう。

植える環境

ボリジは太陽が大好きな草花です。風通しがよく、日当たりのよい所で育てます。また蒸れにとても弱いので、水はけのよい土に植えるのが大切です。

植え付け

ボリジは直根性です。移植を嫌う植物なので、ポット苗から植え付ける場合は、根を触らないようにして植え付けます。また、ボリジはかなり大きく生長するので、隣の草花との株間は余裕をもって50cm程度明けたほうが、風通しよく、蒸れずに育てることができます。ボリジは直根性なので、株が大きくなってからの移植、植え替えは向かないハーブです。

直根性とは

根っこが地中深く枝分かれすることなく、まっすぐに伸びていく性質のことをいいます。 地中深く伸びた後に分岐するものもありますが、基本的には太い根が下に伸びていく性質をいいます。そのため直根性の植物は、太い根を少しでも痛めてしまうと植物のダメージが大きく、うまく根付きません。このことから植え替えの時に注意が必要な植物と言えます。

植え付けは、霜が降りない地域にお住いの方は、すぐに植えこんでも大丈夫です。植えてすぐに霜が降りたりすると、根がやられてしまいますのでご注意ください。

水やり

ボリジは高温多湿に弱いハーブです。乾燥気味に育てましょう。プランターで育てる方は、土が乾いたら鉢底から水が出るまでたっぷりと水をあげましょう。

肥料

ボリジはさほど肥料がなくても育つハーブです。肥料を多く与えすぎると草ばかりが茂って、花が付かなくなったり、アブラムシが付きやすくなるので気をつけましょう。

ボリジはこぼれ種でどんどん増える!

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ボリジは植え付けて環境が気に入ると、こぼれ種でも発芽するほど強いハーブです。我が家でも一度植え付けてからというもの、毎年こぼれ種が発芽し、株によっては真夏に開花したり、秋から初冬に開花してみたりと、1年のほとんどの月に花が咲いているという年もあるほど。

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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