6月21日の誕生花|マツヨイグサ(待宵草)
LOVEGREEN編集部
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6月21日の誕生花は「マツヨイグサ(待宵草)」です。「マツヨイグサ(待宵草)」について、花言葉や基本情報、特徴や花言葉の由来、文学作品など気になる情報をご紹介!
6月21日の誕生花
6月21日の誕生花は「マツヨイグサ(待宵草)」
マツヨイグサ(待宵草)の花言葉は「ほのかな恋」「移り気」
マツヨイグサ(待宵草)について|基本情報
科・属 | アカバナ科・マツヨイグサ属 |
和名 | 待宵草 |
英名 | Evening Primrose |
学名 | Oenothera odorata |
原産地 | 南アメリカ |
開花期 | 5月~8月 |
マツヨイグサ(待宵草)とは|特徴や花言葉の由来、文学作品
マツヨイグサ(待宵草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。宵(日が暮れてから)を待って開花するので「待宵草」というのが和名の由来です。夜に明るい黄色の花を咲かせ、翌朝にはオレンジ色に色を変えて萎れていく一日花です。
マツヨイグサ(待宵草)の特徴は、草丈30cm~1m程度、花径は3~4cm、色は黄色、花びらは4枚です。南アメリカ原産で、江戸時代に日本に渡来し、各地で自生するようになった帰化植物です。他に近縁種のオオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサなども自生しています。
マツヨイグサ(待宵草)の英名は Evening primrose 。Evening は夕方や夜を意味し、primrose はサクラソウ(桜草)を意味します。マツヨイグサ(待宵草)が夜に咲くこと、サクラソウに似ていることに由来します。
マツヨイグサ(待宵草)の花言葉の由来
マツヨイグサ(待宵草)が宵闇の中でひっそりと咲く姿から「ほのかな恋」「移り気」という花言葉がつけられたと言われています。
マツヨイグサ(待宵草)が登場する文学作品
マツヨイグサ(待宵草)は、別名として「月見草」と呼ばれることもあります。
文豪太宰治の「富嶽百景」に「富士には月見草がよく似合ふ」という一節があります。ただし、その後に「黄金色の月見草の花ひとつ」と書いてあることから、この月見草はマツヨイグサ(待宵草)のことだったのではないかと推測できます。
また、竹久夢二の「宵待草」という詩は、宵待草という植物は存在しないため、マツヨイグサ(待宵草)のことだったのではないかと言われています。
マツヨイグサ(待宵草)の種類
オオマツヨイグサ(大待宵草)
- 学名:Oenothera glazioviana
大きな葉を広げ、6~8cm程の大きな黄色い花を咲かせます。6月~9月頃。
メマツヨイグサ(雌待宵草)
- 学名:Oenothera biennis
オオマツヨイグサに似た先端の尖った葉を茂らせ、2~4cmほどの小さめの黄色い花を咲かせます。花期は6月~10月頃。
ユウゲショウ(夕化粧)
- 学名:Oenothera rosea
淡紅色の花を咲かせます。花期は5月~9月頃。
ツキミソウ(月見草)
- 学名:Oenothera tetraptera
夕方から白い花を咲かせ、朝には花びらのふちから段々とピンク色に変わっていきます。花期は5月~9月頃。
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)
- 学名:Oenothera speciosa
名前の通り、昼間でも花が咲いているツキミソウ(月見草)です。花期は5月~7月頃。
▼マツヨイグサ(待宵草)の詳しい育て方はこちら
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