バロータとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- バロータ
- 学名
Ballota pseudodictamnus
- 科名
- シソ科
- 属名
- バロータ属
- 原産地
- トルコ他
バロータの特徴
バロータは、ふわふわした質感のシルバーリーフが美しい多年草。暑さ寒さに強く、冬も葉を落とさないため一年中葉を観賞することができます。見た目も触った感じもまるでフェルトのようで可愛らしく、どんな植物とも合わせやすいバロータは、寄せ植えや花壇のアクセントになるためとても重宝します。初夏に小さな花が咲きますが、それほど目立ちません。
バロータの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 15~50cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 薄紫色 |
開花時期 | 初夏 |
バロータの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
肥料 |
バロータの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通し、水はけの良い場所を好みます。高温多湿を嫌うため、過湿に注意して乾燥気味に育てましょう。長雨に当たらない方が葉の状態が良く育ちます。真夏は直射日光が厳しい場所は避け、半日陰で管理します。
温度
耐寒温度は-5℃くらいです。
用土
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
地植えの場合は、事前に植える場所を耕して腐葉土や緩効性肥料などを混ぜ込んでおきましょう。
バロータの育て方のポイント
水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
地植えの場合は、根付いた後はそれほど水やりする必要はありません。雨が降らない日が長く続くときは水やりしましょう。
肥料
肥料はそれほど必要としません。与える場合は、春と秋に緩効性肥料を控え目に施しましょう。
病害虫
特に病害虫の心配はありません。
バロータの詳しい育て方
選び方
葉がぷっくりと美しく、しっかりとした株を選びます。下葉が枯れていたり、徒長していたり、株元がぐらついているような苗はおすすめしません。
植え付け
植え付け適期は春か秋ですが、根を大きく崩さなければ周年植え付け可能です。
剪定・切り戻し
草丈は50cmくらいまで生長します。草姿が乱れてきたら、全体の高さの半分くらいまで切り戻して、風通しを良くしましょう。冬のうちに剪定しておくと、春に新芽が出てこんもりと茂ります。
植え替え・鉢替え
地植えの場合は、特に植え替える必要はありません。
鉢植えの場合は、根が窮屈になってきたら一回り大きな鉢に新しい土を使って植え替えましょう。
花
初夏に小さな薄紫色の花が咲きます。
夏越し
夏は、強い直射日光が当たらない半日陰くらいの場所で管理すると葉色が美しく保てます。
冬越し
寒さには-5℃くらいまで耐えますが、厳寒地では敷き藁などを使ってマルチングするなどの冬越し対策が必要です。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
バロータは、株分けか挿し木で増やすことができます。